2025年12月18日 日本国内ニュースまとめ：スマホ新法施行と激動の司法・スポーツ界

2025年12月18日、日本の産業・社会構造を揺るがす大きな転換点を迎えました。まず注目すべきは、巨大IT企業の独占を打破するために制定された「スマホ新法」の全面施行です[4][18][67]。AppleやGoogleに対し、アプリストアの開放や外部決済の容認を義務付けるこの新法は、手数料負担の軽減や消費者の選択肢拡大が期待される一方、セキュリティ確保という新たな課題を突きつけています[18][67]。

司法・政治の面では、戦後史に刻まれる大きな動きがありました。安倍元首相銃撃事件の山上徹被告に対し、奈良地裁は無期懲役の判決を言い渡しました[22]。社会的影響は甚大ながらも、死刑基準に照らし合わせた苦渋の司法判断といえます。また、高市総理は臨時国会閉会後の会見で物価高対策を最優先とする方針を表明[19]。その一方で、前橋市の小川晶前市長が不倫疑惑による辞職からわずか2カ月で次期市長選への出馬を表明し、市民から厳しい目が向けられるなど、地方政治でも波乱が続いています[68]。

自動車業界では、トヨタが主力SUV「RAV4」を12年ぶりにフルモデルチェンジし、全車ハイブリッド化を鮮明に打ち出しました[9][15][51][60][73]。対照的に、ホンダは半導体不足の影響で四輪事業が赤字転落の危機にあり、日産も過去最大の赤字を背景に2万人の人員削減を含む再建計画「Re:Nissan」を本格化させるなど、明暗が分かれています[13][45]。また、日産は新型セレナのマイナーチェンジモデルを2026年2月に発売すると発表し、Google搭載の最新システムで巻き返しを図ります[7][26]。さらに、政府が2026年度から2年間、自動車の「環境性能割」を停止する方針を固めたことも、業界に大きな影響を与えそうです[38]。

スポーツ界では、ボクシングの堤聖也選手がレジェンドのノニト・ドネア選手を判定で破り、WBA世界バンタム級王座の2度目の防衛と統一王座獲得に成功しました[16][61][76]。43歳のドネア選手の健闘も光りましたが、若き王者が新時代の到来を証明しました。また、2026年WBCのチケット販売も過熱しており、47万人待ちという異例の事態や、176万円という過去最高額の席が話題となっています[11][53]。一方で、日本バレーボール協会の川合俊一会長には週刊誌による金銭疑惑が浮上し、本人が「事実無根」と全面否定する騒動も起きています[17][74]。

交通インフラでは、九州自動車道で8台が絡む大規模な多重事故が発生し、物流の大動脈が分断される事態となりました[1][37]。冬特有の「ブラックアイス」現象への注意が呼びかけられています。また、首都高の山手トンネルでも車両火災が発生し、都市交通に深刻な麻痺をもたらしました[28]。さらに、四日市市では豪雨で甚大な被害を受けた駐車場の運営会社が破産するなど、災害の爪痕が地域経済に影を落としています[34]。

エンターテインメント界では、町田啓太さんと竹内涼真さんがW主演を務めるNetflix映画『10DANCE』が世界配信を開始[12][40]。アニメ関連では『ちびまる子ちゃん』が放送35周年を迎え、Adoさんによる新テーマ曲が始動します[6][43]。また、人気ゲーム『ブループロトコル：スターレゾナンス』の正式サービス開始や[36]、『信長の野望 真戦』のリリース[46]、『パルワールド』のPvP導入など[62]、ゲーム業界も活況を呈しています。

最後に、2025年3月からパスポートの手数料が改定されることが発表されました[3][41]。オンライン申請であれば400円お得になるなど、行政のデジタル化が身近なところでも進み始めています。