山東航空の機内食が240万回表示の話題に 地域の食文化映す定食とANAの機内食プロモーション
ニュース要約: 山東航空ビジネスクラスの機内食写真がSNSで240万回以上表示され話題に。巨大パンなど小麦粉料理が並ぶ独自の定食が注目を集める一方、ANAもHANA起用のプロモーションで専属シェフ監修の機内食を旅の体験価値として打ち出し、機内食への関心が高まっている。
中国・山東省済南市を拠点とする山東航空のビジネスクラスの機内食を写した写真が、X(旧Twitter)で240万回以上表示され、約1万6000件の「いいね」を集めるなど、機内食をめぐる話題がインターネット上で広がっている。投稿したのは、旅行系YouTubeチャンネルを運営する42歳のYouTuberで、関西国際空港から中国・山東省の済南を経由して重慶へ向かう便で出された軽食について「日本出発したばっかりなのに日本食が恋しくなった」「マジで何だこの定食は」とつづった。まいどなニュースが報じたところによると、写真でひときわ目を引いたのは財布のような大きさの巨大なパン。投稿者によると、食べてみると中には薄いハムのようなものがはさまっており、見た目に反してごく普通のパンだったという。コメントでは、名物のデニッシュハムブレッド「山航バーガー(山航汉堡)」ではないかとの指摘も寄せられた。定食のようなスタイルでありながらパンや饅頭など小麦粉を使った料理ばかりが並んでいたことについて、投稿者は「一般的な機内食にあるようなおかずらしいものがほとんどなく、こういった組み合わせの機内食は初めて見た」と語り、山東省が小麦を使った食文化が盛んな地域であることを踏まえ、地域の食文化が機内食に反映されているのかもしれないと振り返った。見た目から想像していた味と違う料理に出会うなど、日本を出発した直後に日本食が恋しくなるという珍しい経験になったという。一方、国内では機内食を「旅の楽しみ」として捉える動きもみられる。全日本空輸(ANA)は10月22日、7人組ガールズグループ・HANAが初出演する新プロモーション「私らしいって、楽しいぞ。」を公開。この中では、ANA専属シェフが上空の気圧や湿度の変化にも配慮した機内食でグルメ旅を楽しむ様子が描かれ、「おいしいグルメそらたび篇」ではメンバーが事前予約した有料機内食や通常の機内食、空を見ながらのコーヒーを味わう姿が紹介された。機内での時間を目的地までの移動ではなく旅の思い出の一部に位置付ける内容で、機内食が単なる機内のサービスではなく、空の旅の体験価値を左右する要素として注目を集めている。SNSでの機内食写真の拡散は珍しくないが、今回のようにビジネスクラスの軽食が数十万回規模で話題になるケースは、日本と海外の食文化の違いへの関心の高さを映し出しているといえそうだ。
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