長谷川唯が日本人史上最高の11位 女子バロンドールでなでしこ3選手表彰
ニュース要約: バロンドール2026の女子部門で長谷川唯が日本人史上最高の11位、松窪真心22位、谷川萌々子23位に入り話題。受賞はプテジャス。長谷川の今季成績や授賞式での姿、上位入りへの課題を整理する。
サッカーのバロンドール2026の授賞式が26日、イギリス・ロンドンで行われ、女子部門に名を連ねたなでしこジャパン(サッカー日本女子代表)の3選手が表彰式に参加した。マンチェスター・シティWFCのMF長谷川唯(29)が日本人選手史上最高となる11位にランクイン。チェルシーのFW松窪真心(22)が22位、バイエルン・ミュンヘンのMF谷川萌々子(21)が23位に選ばれ、日本女子代表の存在感を世界の舞台で示す結果となった。 長谷川の11位は日本人最高順位を更新する快挙だが、トップ10入りは逃した。バロンドールの公式サイトによると、長谷川は2025-26シーズンに43試合で6ゴール7アシストを記録。なでしこジャパンのアジアカップ優勝に貢献し、所属クラブでは10季ぶりのリーグ優勝と女子FAカップ制覇を経験した。公式の寸評では、中盤の舵取り役として冷静さ、ビジョン、戦術的な規律を備え、小柄ながらパスコースを読む能力とポジショニングでのリカバーに秀でていると評価されている。ただ、トップ10入りした選手はゴールかアシストで2桁の数字を残しているだけに、受賞へはUEFA女子チャンピオンズリーグや来年のFIFA女子ワールドカップでのタイトルと、目に見える数字の両面が課題との分析もある。 女子部門の受賞は、スペイン代表MFアレクシア・プテジャスが4年ぶり3度目の受賞を果たした。26得点15アシストを記録し、ネーションズリーグ、UWCL、リーガFなど計5つのタイトル獲得に貢献した実績が評価された形だ。なお男子部門では、バイエルンのハリー・ケインが初受賞を果たしている。 授賞式では日本勢の装いも話題となった。長谷川は28日、自身のインスタグラムで授賞式のオフショットを公開。黒の正装に黒ぶちのめがねをかけた姿に「眼鏡姿も素敵」「凜々しい」といった声が寄せられた。松窪、谷川とのスリーショットもアップされ、3人がそろって世界最高峰の舞台に立ったことがSNSで反響を呼んでいる。 バロンドールはフランス・フットボールが選定する年間最優秀選手賞だ。女子部門で日本から3選手が入賞したのは、女子サッカーにおける日本の国際競争力の高まりを映す結果といえる。来年はFIFA女子ワールドカップが開催され、アジアカップ優勝を経験した長谷川らなでしこジャパンは世界の頂点を目指す。個人賞の上位入りはその目標への指針となるだけに、数字とタイトルの両面で成長を続ける日本人選手がさらに上位に名を刻めるか、今後の活躍に注目が集まる。
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