元アマ横綱・花田秀虎氏がWWEと契約 角界入り断念しNXTから世界の舞台へ
ニュース要約: 元アマチュア横綱の花田秀虎氏(24)が米プロレス団体WWE傘下のNXTと契約。アマ横綱からNFL挑戦、角界入り断念を経た経緯やパフォーマンスセンターでの新たな挑戦、SNSの反応をまとめた。世界デビューへの注目が集まっている。
元アマチュア横綱の花田秀虎氏(24)が、米国の世界最大のプロレス団体WWEと契約を結んだことが27日(日本時間28日)、米プロレス専門メディア「PWインサイダー」など複数のメディアの報道で分かった。花田氏はWWE傘下の登竜門ブランド「NXT」と契約したとされ、今後は米フロリダ州オーランドにあるWWEパフォーマンスセンターで、プロレスラーとしての準備を進めることになる。 花田氏は和歌山商業高校時代の2018年と2019年に、世界ジュニア相撲選手権大会の無差別級で連覇を達成。日本体育大学へ進学すると、大学1年生だった2020年に全日本相撲選手権大会を制し、1984年以来36年ぶり2人目となる大学1年生でのアマチュア横綱に輝いた。 2023年にはアメリカンフットボールのNFL入りを目指してコロラド州立大学に留学。同大でアメフト選手としてプレーする傍ら相撲も続け、2025年1月にはWWEの伝統行事であるプレミアム・ライブイベント「ロイヤル・ランブル」大会(米インディアナポリス)に招待された。大会後には、WWEの熱狂について「これまで経験したことのないもの」と語り、規模の大きさに感銘を受けたと伝えられている。同年2月には、大学アスリートが名前や肖像の利用で収益を得られるNIL(選手肖像権)契約をWWEと締結していた。 ただ、NFL入りは実現せず、今年1月に帰国。今夏の大相撲入りもささやかれたが実現しなかった。新弟子検査は一定の実績がある場合も満25歳未満という年齢制限があり、10月30日に25歳を迎える花田氏にとっては秋場所での初土俵が角界入りの条件とされていたが、申し込みは行われなかった。 プロレス経験のない日本人がNXTと契約する異例のケースについて、SNSでは「相撲とアメフトで培ったパワーでトップレスラーになってほしい」「しっかりトレーニングを積めばそれなりの形には仕上げてくれると思う」といった期待の声が寄せられる一方、「角界入りしないのは残念」との声も目立った。また、名前が元横綱・若乃花の花田虎上氏と似ていることから「若乃花のご子息かと思ったら縁もゆかりもなかった」と驚く書き込みも複数見られた。 NXTはWWEの主力ブランド「RAW」や「SmackDown」に対する若手育成の登竜門と位置づけられている。相撲とアメフトという異色の経歴を持つ花田氏が世界的な舞台でデビューを果たせるか、今後の動向が注目される。
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