2025年12月28日、今年も残すところあとわずかとなりました。慌ただしい師走の空気が流れるなか、日本国内ではスポーツからエンターテインメント、経済まで、一年の締めくくりにふさわしい大きなニュースが相次いでいます。本日の主要な出来事を振り返ります。

競馬界の熱狂：レガレイラが有馬記念連覇の金字塔

本日、中山競馬場で開催された第70回有馬記念（G1）は、歴史的な結末を迎えました。ファン投票1位に支持されたレガレイラが、戸崎圭太騎手とのコンビで見事に連覇を達成[3][7]。2着には10番人気のシャフリヤールが食い込み、3連複は万馬券となる波乱の展開で競馬ファンを沸かせました[3][17][24]。

この年末の熱狂を支えたのは、日本最大級の競馬サイト「netkeiba」などの高度な情報インフラです。AI予想ツール「Aiエスケープ」などが的中率5割を超える精度を見せるなど、データ競馬の進化が鮮明となっています[1]。中山競馬場は新春の「中山金杯」に向けて早くも準備に入っており、さらなる熱戦が期待されます[6][36]。

スポーツ界の歓喜と苦闘：若き才能の飛躍

バスケットボールの「ウィンターカップ2025」女子準決勝では、大阪薫英女学院が3連覇を狙った京都精華学園を破る金星を挙げ、初の決勝進出を決めました。決勝では、4年ぶりの頂点を狙う女王・桜花学園と激突します[2]。また、本日開幕した全国高校サッカー選手権では、青森山田など強豪48校が国立競技場から頂点を目指す戦いをスタートさせました[37]。

氷上では、全日本フィギュアスケート選手権で鍵山優真選手が連覇を果たし、2026年ミラノ・コルティナ五輪への代表内定を確実にしました[11]。一方で、スキージャンプのレジェンド高梨沙羅選手は、今季の不振を糧に五輪での悲願の金メダルへ向けて試行錯誤を続けています[23]。

海外に目を向けると、ボクシングの井上尚弥選手がサウジアラビアでの防衛戦で圧巻の勝利を飾り[8]、サッカープレミアリーグではマンチェスター・シティが劇的な逆転勝利で首位を猛追しています[28]。三笘薫選手は体調不良により惜しくも欠場となりましたが、次戦での復帰が待たれるところです[40][42]。

芸能界の転機：嵐の「最終章」とそれぞれの道

エンターテインメント界を震撼させたのは、国民的グループ「嵐」の発表です。2026年春に5大ドームでのラストツアーを開催し、活動を完全に終了することが明らかになりました[4]。グループとしての幕引きが迫る一方、二宮和也さんは朝ドラ出演や『VIVANT』続編など俳優として新たな境地を切り拓き[26]、永瀬廉さんは個人ファンクラブ開設を発表するなど、個々の活動も加速しています[29][33]。

また、元AKB48の島崎遥香さんが武道館公演にサプライズ出演し、変わらぬ輝きでファンを魅了[13]。声優界では井口裕香さんが多方面で躍進を続けています[5]。一方で、ホロライブの天音かなたさんが6周年の節目に卒業を発表し、35万人が見守るなかで伝説の活動に終止符を打ちました[27]。

社会・経済の動向：企業の戦略と投資のリスク

経済面では、外食大手の「日高屋」がDX戦略と「ちょい飲み」需要の開拓により過去最高益を達成[18]。「くら寿司」も人気番組で高い評価を得るなど、独自の品質管理が実を結んでいます[30]。一方で、不動産投資商品「みんなで大家さん」の分配金遅延が深刻化し、1000人以上が提訴する異例の事態となっており、高利回り投資のリスクが改めて浮き彫りになりました[25]。

また、いよいよ2025年の「シンギュラリティ元年」に向けて、メディアアーティストの落合陽一氏が提唱するAI時代の新たな価値創造に注目が集まっています[38]。

年末年始の楽しみ：紅白からアップルの初売りまで

いよいよ目前に迫った第76回NHK紅白歌合戦では、MISIAさんが7年連続の紅組トリを務めることが決定しました[16]。また、お正月にはアップルの初売りが開催され、限定デザインのAirTag配布など最大3.8万円の還元が予定されています[32]。

冬休みのひとときには、劇場版が大ヒット中の『ひゃくえむ。』の世界配信[10]や、木村拓哉さん主演の『マスカレード・ナイト』[41]、さらに無料配布で注目を集める協力型パズル『We Were Here Together』など、多彩なコンテンツが私たちを楽しませてくれそうです[34]。

2025年も残すところあと3日。将棋界の至宝・藤井聡太五冠のさらなる進化など、来年も目が離せない日々が続きそうです[35]。