金子ノブアキ、RIZE活動休止で俳優業へ本格シフト。30年の節目に挑む新境地とJESSEへの絆
ニュース要約: ロックバンドRIZEのドラマー金子ノブアキが、JESSEの療養に伴う2026年からのライブ活動休止を発表。30年に及ぶ音楽活動の一区切りとして、今後は『東京P.D.』や時代劇『ちるらん』など俳優業に本格注力します。長年培ったワイルドな魅力に加え、深みを増した演技で表現者として新たなステージへ進む彼の決意と、バンドへの熱い想いを詳報します。
金子ノブアキ、RIZEライブ活動休止発表と新たな俳優業への本格シフト――30年の音楽活動と演技者としての進化
[東京] ロックバンドRIZEのドラマーとして、また俳優として二足のわらじを履いてきた金子ノブアキ(44)が、2025年12月26日、自身のInstagramを通じて重大な決断を公表した。ボーカルのJESSEの怪我療養を理由に、2026年1月からRIZEのライブ活動を一時休止することを発表。「Jesse愛してるぜ。30年共に走ってきたが、人生まだまだこれから!焦らずバッチリ治してガッツリ暴れよう」という熱いメッセージは、30年に及ぶバンド活動の絆の深さを物語ると同時に、金子自身の新たなキャリアステージへの移行を示唆するものとなった。
音楽と演技、二つの顔を持つ表現者
金子ノブアキという名前を聞いて、多くの日本人が思い浮かべるのは、おそらくRIZEの激しいドラムパフォーマンスか、あるいは『クローズZERO II』や『今際の国のアリス』での荒々しい演技だろう。1994年、中学生の頃にテレビドラマ『天国に一番近いママ PART2』で俳優デビューを果たした金子は、子役時代から『金田一少年の事件簿』などに出演し、地道にキャリアを積んできた。
しかし、彼の名を広く知らしめたのは、間違いなくRIZEのドラマーとしての活動だった。ロックバンドとしてのヒット曲『ピンク・スパイダー』などで培われた「ワイルド」なイメージは、俳優業にも大きな影響を与えた。2000年代から2010年代にかけて、金子が演じた役柄の多くは不良やヤンキー、刑事といった「硬派な男」像。『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』(2009年)での感情表現の鋭さや、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』(2014年)での歴史的人物の演技は、業界内で「信頼できる個性派」としての地位を確立した。
2026年、刑事ドラマと時代劇で見せる新境地
ライブ活動の休止発表と時を同じくして、金子の俳優としてのスケジュールは驚くほど充実している。2026年1月13日からフジテレビで放送開始の連続ドラマ『東京P.D. 警視庁広報2係』では、福士蒼汰主演の社会派刑事ドラマに稲田裕司役で出演。警視庁広報課2係のベテラン刑事として、異動してきた刑事・今泉を支える重要な役どころだ。金子のクールで実直な演技スタイルは、これまでの『今際の国のアリス』などでの渋い演技と連動し、視聴者に新たな魅力を提供することが期待されている。
さらに、2026年春にはTBS/U-NEXTで配信予定の時代劇『ちるらん 新撰組鎮魂歌』で、剣豪・佐々木只三郎役を演じる。新撰組を題材にしたこの作品で、金子は荒々しく忠義心の強い武士として、これまで培ってきたアクション経験――『クローズZERO II』での激しい格闘シーンなど――を存分に活かす予定だ。時代劇という新たなフィールドへの挑戦は、彼の演技の幅をさらに広げる重要な転機となるだろう。
「隠れた実力派」から「表舞台の主役」へ
金子ノブアキの俳優キャリアを振り返ると、彼は常に「マルチタレント」として高く評価されながらも、トップ俳優としての爆発的なブレイクには至らなかった。業界内では「隠れた実力派」「ベテランらしい安定感」という評価が定着している。その要因の一つは、やはりRIZEの音楽活動が俳優業の影を薄くしていたこと、そして役柄が「ヤンキー」「刑事」といった特定のイメージに固定されがちだったことにある。
しかし、2020年代に入り、Netflix作品『今際の国のアリス』や『Followers』での国際的な露出、2024年の映画『推しの子』での五反田泰志役など、金子の演技は「抑制された感情表現」や「渋い中年役」へとシフトしてきた。初期の「勢い重視」から、年齢を重ねるごとに深みを増した演技は、多くの映画監督やドラマプロデューサーから信頼を集めている。
JESSEへの熱いメッセージが示す未来
「ステージに立たない間、我々は更に強くなる」――金子がInstagramに綴ったこの言葉は、単なるバンド活動の休止を超えた意味を持つ。30年にわたってRIZEのドラムを叩き続けてきた金子にとって、この一時休止は、俳優業に本格的に集中する絶好のチャンスでもある。JESSEの療養を最優先し、バンドとしての結束を保ちながら、金子自身も新たなステージへと進む――そんな決意が、彼のメッセージからは読み取れる。
2025年12月29日深夜には、映画『スクロール』がTNCで放送され、2026年にかけては『東京P.D. 警視庁広報2係』『ちるらん 新撰組鎮魂歌』と立て続けに主要作品が控えている。音楽活動の一時休止は、金子ノブアキという表現者にとって、新たな物語の始まりに過ぎない。
RIZEのライブ再開がいつになるかは未定だが、その間、金子は俳優として日本のドラマ・映画界でさらなる高みを目指すだろう。音楽と演技、二つの情熱を胸に走り続けてきた44歳の表現者が、次にどんな姿を見せてくれるのか。ファンならずとも、その動向から目が離せない。
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