櫻井翔『ベストアーティスト2025』25周年で初の2部制に拡大!STARTOシャッフルメドレーも決定
ニュース要約: 櫻井翔が総合司会を務める『ベストアーティスト2025』が25周年を迎え、初の2部制に放送枠を拡大し11月29日に生放送。テーマは「音楽の旅」で、STARTO所属8組によるシャッフルメドレーなど豪華企画が満載。今年の音楽特番のトレンドと進化を探る。
櫻井翔が牽引する「音楽の旅」:日テレ系『ベストアーティスト2025』、25周年の節目に放送枠拡大!
11月は、日本の音楽シーンが一年で最も熱を帯びる時期である。読売テレビ・日本テレビ系では、例年通り二大音楽特番が放送され、ファンを歓喜させている。特に注目を集めているのが、櫻井翔氏が総合司会を務める『ベストアーティスト2025』(日テレ系)だ。今年は番組25回目の節目を迎え、放送規模も拡大。その全貌と、先に放送された『ベストヒット歌謡祭2025』が示した今年の音楽特番のトレンドについて探る。
安定と歴史の重み:『ベストアーティスト2025』の全貌
今年の『ベストアーティスト2025』は、11月29日(土)に生放送される。最大のトピックは、放送枠が初の2部制に拡大された点だ。第一部は夕方の時間帯(15:55〜16:55)、そして第二部はプライムタイム(19:00〜22:54)にわたり、総勢約40組の豪華アーティストが登場する予定である。
番組の「顔」として総合司会を続投するのは、嵐の櫻井翔氏だ。長年にわたり培ってきた安定感と、アーティストへの深いリスペクトを持つ進行は、この歴史ある番組に不可欠な要素となっている。櫻井氏は、25周年という節目を迎えられる喜びを語り、番組に込められた意義の大きさを強調している。
今年のテーマは「音楽の旅〜Music Journey〜」。これは、視聴者とアーティストが音楽を通じて特別な時間、すなわち「旅」を共有するような体験を創出する意図が込められているという。司会陣には、羽鳥慎一氏、バカリズム氏、市來玲奈アナウンサーといった人気MCが脇を固め、テンポの良いトークで音楽の祭典を盛り上げるだろう。
そして、ファンにとって毎年恒例の最大の関心事は、STARTO ENTERTAINMENT所属グループによるシャッフルメドレーだ。SixTONESやSnow Manらを含む8組が参加することが発表されており、一夜限りの夢の組み合わせが今年も大きな話題を呼ぶことは確実視されている。
「コラボの時代」を象徴した『ベストヒット歌謡祭2025』
一方、11月の音楽特番シーズンの口火を切ったのは、11月13日に大阪城ホールから生放送された『ベストヒット歌謡祭2025』(読売テレビ・日本テレビ系)だった。
今年の『ベストヒット歌謡祭』は、単なるヒット曲披露に留まらない、企画性の高さが際立っていた。象徴的だったのは、世代やジャンルを超えた「特別なコラボレーション」の連発だ。
例えば、郷ひろみ氏となにわ男子による「GOLDFINGER '99」の共演は、昭和の名曲を新たな世代に届ける夢のステージとなった。また、21時台では、1977年生まれの同世代である香取慎吾氏と氷川きよし氏が、沢田研二氏の名曲をカバーするという、ファン垂涎の企画も実現。
さらに、King Gnuが『名探偵コナン』の世界と融合し、リアルとアニメの世界で楽曲を歌唱するという、世界初の試みも展開された。これらの動きは、アーティストの垣根や世代を超えた「一夜限りのSPユニット」や「異ジャンルとの融合」こそが、近年の音楽特番の醍醐味となっていることを証明している。
進化する視聴体験と特番の未来
近年の音楽特番は、テレビの枠を超えた進化を遂げている。『ベストアーティスト2025』においても、Huluでの見逃し配信やARアプリ連動によるインタラクティブな演出が導入され、視聴者は家庭にいながらにして、より臨場感ある「音楽の旅」を体験できる。
タイムテーブルの事前公開やSNSでの話題作りも、視聴者の視聴意欲を高める重要な要素だ。豪華アーティストのパフォーマンスはもちろんのこと、最新技術を駆使した演出、そして櫻井翔氏を中心とした盤石の司会陣が、25周年の節目にどのような感動を届けてくれるのか。年末の音楽特番シーズンに向け、11月29日の『ベストアーティスト2025』への期待は高まるばかりだ。