【NBA】レイカーズがペリカンズ撃破で西地区4位浮上!八村塁が先発で勝利に貢献
ニュース要約: ロサンゼルス・レイカーズがペリカンズを118-104で下し、西カンファレンス4位に浮上。日本人スターターの八村塁は14得点を記録し、要所で重要なスリーを決めるなど勝利に大きく貢献した。リーブス、ドンチッチらも躍動し、チームの多角的な攻撃力が爆発した。
レイカーズ、ペリカンズを撃破し西地区4位へ浮上:八村塁が先発で勝利に貢献、多角的な攻撃力が爆発
2025年11月16日、日本は週末の朝を迎えましたが、遠くアメリカ・ニューオーリンズの地から届いたNBAのニュースは、日本のファンを熱狂させました。ロサンゼルス・レイカーズがニューオーリンズ・ペリカンズを118対104で下し、西カンファレンス4位に浮上。特に日本人スターターの八村塁選手が攻守両面で存在感を示し、チームの勝利に大きく貢献しました。
この勝利は、レイカーズにとって非常に重要な意味を持ちます。直近のオクラホマやアトランタでの敗戦により停滞感が漂っていただけに、今回のペリカンズ戦での快勝は、チームの士気を高め、パシフィック地区首位を堅持する上で大きな一歩となりました。
第3クォーターの猛攻が勝敗を分けた
試合は現地時間11月14日(日本時間15日)に行われました。レイカーズは序盤からペースを握り、第1クォーターを35-25とリード。レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビス(AD)両エースがチームを牽引する盤石の展開でした。
勝敗を決定づけたのは、後半開始直後の第3クォーターです。レイカーズはこのクォーターだけで30得点を叩き出し、ペリカンズを圧倒。95-77と大量リードを奪い、事実上、試合を終わらせました。この猛攻を支えたのは、単なるオフェンスの爆発だけではありません。守備面でもリバウンドで優位に立ち、的確なターンオーバーを誘発するなど、ディフェンス面での集中力が光りました。
リーブス、ドンチッチが躍動、八村塁も先発の役割を完遂
今回のレイカーズの勝利を分析する上で特筆すべきは、レブロンとADという「ビッグ2」が安定したパフォーマンスを見せる中で、若手やサポート役の選手たちが爆発的な得点力を示した点です。
この日のトップスコアラーとなったのは、オースティン・リーブス選手。彼は31得点、7アシストを記録し、攻撃の起点として抜群の働きを見せました。また、ルカ・ドンチッチ選手も24得点、12アシスト、7リバウンドとオールラウンドな活躍で、チームのオフェンスを潤滑にしました。彼ら若き才能の躍動が、ペリカンズの守備陣を分断したと言えるでしょう。
そして、日本のファンが最も注目した八村塁選手は、先発として出場し、14得点、4リバウンドを記録しました。特に後半に入ってから、2本の重要な3ポイントシュートを沈めるなど、要所でクラッチな得点を決め、チームの勢いを加速させました。スターターとして試合の序盤から流れを作り、後半に勝負どころで貢献する、八村選手の役割遂行能力が高く評価されています。
ペリカンズの課題:ザイオンの復調と連敗の泥沼
一方、敗れたペリカンズは苦境に立たされています。エースであるザイオン・ウィリアムソン選手は、怪我のリスクを抑えながら攻撃のバリエーションを増やそうと試みていますが、まだチームを勝利に導くほどの爆発力には欠けているのが現状です。
この日はトレイ・マーフィー選手が35得点と孤軍奮闘しましたが、チームとしては4連敗となり、西カンファレンス14位と低迷しています。ザイオンを中心に、いかにチームとしての戦術を確立し、勝利に結びつけるかが、今後の大きな課題となるでしょう。
レイカーズにとっては、今回の勝利で勢いに乗り、強豪揃いの西カンファレンスでの地位を固める契機となりそうです。八村選手が先発のポジションでの貢献を継続できるかどうかが、今季のレイカーズの頂点への道のりを左右する鍵となるでしょう。
(了)