【FAカップ】リーズがPK戦制し5回戦へ!田中碧が6試合ぶり先発復帰、バーミンガム藤本寛也も出場
ニュース要約: FAカップ4回戦でリーズとバーミンガムが激突。リーズの田中碧が6試合ぶりに先発復帰し中盤で存在感を示す中、試合は延長1-1の末にPK戦へ。リーズが4-2で競り勝ち5回戦進出を決めました。バーミンガムは藤本寛也を投入し土壇場で追いつく粘りを見せるも、一歩及びませんでした。
【FAカップ】リーズ、PK戦の末に5回戦進出 田中碧が6試合ぶり先発で復帰、バーミンガムの藤本寛也は途中出場
【バーミンガム=共同】イングランド伝統のカップ戦、FAカップ(フットボールアソシエーション・カップ)は14日(日本時間15日)、各地で4回戦が行われ、日本人選手が所属するチーム同士の対戦として注目を集めたバーミンガム対リーズの一戦は、延長120分を終えて1-1、PK戦を4-2で制したリーズ・ユナイテッドが5回戦へと駒を進めた。
プレミアリーグで上位争いを繰り広げるリーズと、チャンピオンシップ(2部相当)で昇格を狙うバーミンガム・シティ。聖地ウェンブリーへの切符をかけた激突は、冬の寒さを吹き飛ばすような熱戦となった。
田中碧、沈黙を破る先発復帰で存在感
この試合の最大の注目は、リーズに所属する日本代表MF田中碧の起用だった。直近の公式戦3試合で出場機会がなく、6試合ぶりにスタメンに名を連ねた田中は、3-4-2-1の布陣の中央でプレー。持ち前の冷静なビルドアップと果敢なボール奪取で中盤の主導権を握った。
試合は地力に勝るリーズが後半に入って先制する。49分、ペナルティエリア左でパスを受けたルーカス・ヌメチャが、相手ディフェンスの隙を突いて右足を一閃。低い弾道のシュートがゴール左隅に突き刺さり、リーズが均衡を破った。田中は78分に交代退場するまで、攻守のリンクマンとしての役割を完遂。指揮官の期待に応え、今後のリーグ戦でのレギュラー奪還に向けて力強いアピールを見せた。
土壇場の劇的同点劇、バーミンガムの意地
追い込まれたバーミンガムは、ホームの声援を背に猛反発を見せる。後半38分には、藤本寛也を投入して右サイドの活性化を図った。岩田智輝、古橋亨梧という主力の日本人コンビを負傷で欠く苦しい布陣ながら、バーミンガムは最後まで諦めない。
試合終了間際の90分、ドラマが待っていた。波状攻撃を仕掛けていたバーミンガムは、パトリック・ロバーツが鮮やかな同点ゴールを奪取。敗色濃厚だったスタジアムは歓喜の渦に包まれ、試合は延長戦へと突入した。
明暗を分けたPK戦、リーズの精神力が勝る
延長戦でも決着がつかず、勝負の行方は運命のPK戦に委ねられた。先攻のバーミンガムは3人目のドイルのキックがリーズの守護神ペリに完全に読まれ、セーブされる。続く4人目のロバーツも失敗し、絶望的な状況に。
一方のリーズは、プレッシャーのかかる場面で4人全員が成功。最終スコア4-2で競り勝った。格下相手に苦戦を強いられながらも、勝負どころを逃さないプレミアのプライドを見せつけた形だ。
「バーミンガム 対 リーズ」対決の総括と展望
今回のバーミンガム対リーズの対戦は、過去の直接対決データ(平均得点2.71)が示す通りの接戦となった。リーズにとっては、リーグ戦での勢いをカップ戦へ繋げる重要な勝利であり、何より田中碧の復帰は過密日程を戦い抜く上で大きな収穫と言える。
対するバーミンガムは、PK戦での敗退という残酷な結末となったが、格上相手に120分間互角に渡り合った自信は大きい。現在は2部11位に位置しているが、藤本らの奮起により、今後はリーグ戦での昇格プレーオフ圏内浮上へ全力を注ぐことになるだろう。
伝統あるFAカップの16強入りを果たしたリーズ。その中心に再び日本人の司令塔が戻ってくるのか。イングランドの冬の熱気は、さらに高まりを見せている。
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