経済
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スポーツ
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世界的指揮者ブロムシュテットさん死去 99歳 N響桂冠名誉指揮者
ニュース要約: 70年以上活躍した世界的指揮者のヘルベルト・ブロムシュテットさんが11月4日、スウェーデンで死去した。99歳。1973年の初来日以来日本とも深く関わり、N響の桂冠名誉指揮者を務め、今年は高松宮殿下記念世界文化賞を受賞していた。
70年以上にわたって第一線で活躍した世界的指揮者のヘルベルト・ブロムシュテットさんが11月4日、スウェーデンで死去した。99歳だった。長くカペルマイスター(楽長)を務めたドイツのライプチヒ・ゲバントハウス管弦楽団が発表した。
ブロムシュテットさんは米国で生まれ、スウェーデンやフィンランドで育った。1954年に指揮者としてデビューし、東ドイツ(当時)のドレスデン国立歌劇場管弦楽団やスウェーデンの放送交響楽団などヨーロッパの主要なオーケストラと長く関わりを深めた。ドイツ音楽の正統的な解釈を軸にしながら、シベリウスやニールセンなど北欧の作曲家の作品の紹介にも尽力したことが国際的な評価につながった。
日本との縁も深かった。1973年の初来日以来、数多くの公演を行い、1986年にNHK交響楽団(N響)の名誉指揮者、2016年には桂冠名誉指揮者の称号を贈られた。昨年秋にN響でメンデルスゾーンやブラームスの交響曲などを指揮した公演が最後の来日となった。2018年には旭日中綬章を受章し、今年には高松宮殿下記念世界文化賞(音楽部門)を受賞していた。
完璧な楽譜研究に基づく抑制の効した指揮ぶりと、90歳を超えても現場に立ち続ける姿は、世界的な指揮者の在り方の一つの規範として尊敬を集めてきた。ドレスデン国立歌劇場管弦楽団との宗教曲の録音など、レパートリーを深く掘り下げる姿勢は、後進の指揮者や団員にも大きな影響を与えたとされる。
N響をはじめ日本のオーケストラにとって、毎シーズンのように会える存在だったブロムシュテットさんの逝去は、クラシック音楽界に大きな空白を残す。関連公演や追悼の動きのほか、実現しなくなった来日公演をめぐる反響が、今後しばらく続くとみられる。99年の生涯で積み上げた音楽の記録は、録音や映像を通じて後世に受け継がれていく。
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