クイーンズ駅伝2025:エディオンが悲願の初V!細田あい歴史的逆転劇と不破聖衣来の6人抜き
ニュース要約: 2025年クイーンズ駅伝は、エディオンが32回目の出場で悲願の初優勝を果たした。前回覇者にわずか7秒差で競り勝つ大接戦となり、5区の細田あいが劇的な再逆転を決め勝利に貢献。また、実業団デビューの不破聖衣来が3区で「6人抜き」を達成するなど、若手の躍動が目立ったハイレベルな大会となった。
クイーンズ駅伝2025:エディオン、32回目の挑戦で悲願の初優勝 細田あいが決めた歴史的逆転劇
2025年11月23日、宮城県松島町文化観光交流館前から弘進ゴムアスリートパーク仙台までの6区間42.195kmで行われた第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)は、エディオンが2時間13分50秒で、32回目の出場にして悲願の初優勝を果たした。前回覇者の日本郵政グループがわずか7秒差の2位に食い込む大接戦となり、東北・宮城の難関クイーンズ駅伝コースで、女子実業団の新たな歴史が刻まれた。
悲願達成:エディオンの若手とベテランの融合
エディオンの勝利は、序盤から終盤までバランスの取れた戦略が結実した結果と言える。
チームは1区(7.0km)で水本佳菜が区間賞(21分30秒)を獲得し、最高のスタートを切った。続く2区の塚本夕藍も首位を守り、勢いを維持。勝負の分水嶺となった3区(10.6km)では、矢田みくにが、後方から猛追する世界代表クラスの実力者たちとの激しい攻防を制し、粘り強くトップをキープした。
しかし、レースは中盤で大きく動いた。4区で日本郵政グループの外国人選手に首位を奪われる苦しい展開となったが、流れを引き戻したのは5区(10.0km)を担ったベテランの細田あいだった。マラソン日本歴代7位の実力を持つ細田あいは、力強い走りで徐々に差を詰め、残り400mを切ったところで日本郵政グループを再逆転。区間賞(33分29秒)の快走で、チームに決定的なリードをもたらした。
アンカーの平岡美帆がリードを守り抜き、歓喜のゴールテープを切った。エディオン 駅伝チームは「選手一人ひとりの力と、32年間積み重ねてきたチームワークが結実した」と、喜びを語った。
不破聖衣来、実業団デビュー戦で6人抜きの衝撃
今大会、最も注目を集めたランナーの一人が三井住友海上の大型ルーキー、不破聖衣来(ふわせいら)だ。女子1万メートル日本歴代3位の記録を持つ不破聖衣来は、最長区間の3区に登場。実業団女子駅伝デビュー戦ながら、序盤の遅れを挽回すべく、強靭なストライドで次々と前走者を抜き去る「6人抜き」を披露した。
タイムは34分00秒(区間6位)ながら、中継所手前ではマラソン日本記録保持者の前田穂南(天満屋)をもかわすなど、そのポテンシャルの高さを改めて証明した。不破聖衣来の力走もあり、三井住友海上も6年ぶりのシード権(クイーンズエイト)を獲得。クイーンズ駅伝 結果に大きなインパクトを与えた。
3区が熱戦の舞台に、廣中・五島らが躍動
3区は不破聖衣来に加え、世界レベルのランナーが集結し、熾烈な区間賞争いが展開された。日本郵政グループの廣中璃梨佳は、前回大会の区間記録を上回る32分56秒で区間記録を更新する驚異的な走りを見せた。さらに、資生堂の五島莉乃も猛追し、区間記録を10秒更新する快走でチームを一気に2位に押し上げた。
また、積水化学 陸上チームでは、2区で山本有真が区間新に迫るタイムで快走。3位入賞に貢献した。1区では、名城大出身のルーキー、谷本七星(日本郵政グループ)が積極的なスタートダッシュを見せるなど、若手の活躍が目立った。
専門家「バランス戦略の勝利」と評価
大会の解説を務めた増田明美氏(元日本代表)は、「クイーンズ駅伝2025は、エディオンの初優勝というドラマに加え、若手の成長が顕著だった」と総括。特に、水本、塚本といった若手の勢いと、細田あい、平岡といったベテランの粘り強さが融合したエディオンのチーム作りを「バランス戦略の成功例」と評価した。
また、不破聖衣来の「6人抜き」については、「女子長距離界の層の厚さを確実に押し上げる力がある」と今後の期待を示した。仙台 駅伝の難コースで行われた今年の実業団女子駅伝は、外国人選手の爆発力と日本人選手の粘り強さのどちらもが問われる、ハイレベルな戦いとなった。
来年のクイーンズ駅伝2025 エントリー、そしてクイーンズ駅伝2025 メンバーの編成は、今年のクイーンズ駅伝 速報を参考に、各チームがより一層戦略的な布陣を敷くことが予想される。