秋のダート王座へ!浦和記念(JpnII)本日開催、東京大賞典へ繋ぐ大一番
ニュース要約: 本日、秋のダート中距離路線の重要戦、第46回浦和記念(JpnII)が発走。中央勢の出走枠が4頭に拡大され、ロードクロンヌ、ホウオウルーレットらトップホースが激突する。優勝馬には東京大賞典(GI)への優先出走権が付与されるため、秋のダート王座を占う上で極めて重要な一戦となる。地方勢の意地にも期待が高まる。
秋のダート王座へ繋ぐ試金石 第46回浦和記念(JpnII)本日発走
中央勢4頭枠強化で激戦必至、ホウオウルーレット、ロードクロンヌらが頂点目指す
【浦和競馬場発】
秋のダート中距離路線において、年末のグランプリレース「東京大賞典(GI)」への明確な足がかりとなる第46回浦和記念(JpnII、ダート2000m)が、本日26日(水)、浦和競馬場のメインレース(第11R、17:45発走)として行われる。1着賞金4000万円を懸け、中央・地方のトップホース計12頭が激突する、秋のダート戦線の勢力図を占う上で極めて重要な一戦だ。
例年、中央競馬(JRA)所属馬が優勢を保ってきた本レースだが、近年は地方馬の躍進も目覚ましい。しかし、今年の最大の特徴は、中央馬の出走枠が従来の3頭から4頭に拡大された点にある。これにより、より層の厚い中央勢が参戦し、レース全体のレベルが一段と引き上げられた。
特に注目を集めるのは、JRA勢の筆頭格であるロードクロンヌ(牡4、栗東)とホウオウルーレット(牡6、美浦)の2頭だ。
ロードクロンヌは、ダートグレード戦線で4戦連続馬券圏内という抜群の安定感を誇り、今回の浦和記念においても最有力候補の一角と目されている。横山和生騎手(予定)とのコンビで、長距離輸送を克服し、その実力を出し切れるかに注目が集まる。
一方、前走のシリウスステークスを制したホウオウルーレットは、小回りコースへの適性が高いと評価されている。瞬発力こそないものの、じわじわと脚を伸ばす持続力のある末脚が持ち味であり、浦和競馬場のタイトなコーナーを回る2000mという舞台設定は、同馬の能力を最大限に引き出す可能性を秘めている。鞍上には岩田康誠騎手を迎え、どのようなレース展開を見せるか、専門家の間でも意見が分かれるところだ。
また、中央からは若手の注目株であるナイトオブファイア(牡3、吉原寛人騎手騎乗予定)や、GI戦線でも実績を持つデルマソトガケ(JRA所属)らも出走を予定しており、中央馬4頭体制の存在感は例年以上に増している。
地方勢の意地、東京大賞典への明確なステップ
中央勢が優位と見られがちな交流重賞だが、地方勢も虎視眈々と逆転を狙う。南関東所属の有力馬としては、東京記念勝ち馬であるマルカンラニ(地方所属)などが挙げられており、ホームグラウンドである浦和記念で、中央の強豪に一矢報いることができるか、南関東ファンからの期待も大きい。
展開予想としては、絶対的な逃げ馬がおらず、先行馬と差し馬が入り乱れる混戦となる可能性が高い。特に、ホウオウルーレットやナイトオブファイアといった持続力のある差し馬にとっては、ハイペースになりすぎない展開が理想であり、中盤での位置取りが勝敗を分ける鍵となりそうだ。
秋のダート勢力図を左右する重要性
浦和記念が持つ意義は、単なるJpnIIレースに留まらない。本レースは秋のダート中距離における重要な前哨戦であり、優勝馬には年末の頂上決戦である東京大賞典(GI)への優先出走権が付与される。つまり、ここでの勝利は、翌年のダート界における地位を確固たるものにするための第一歩となるのだ。
過去には、スマートファルコンやケイティブレイブといった後のGI馬が浦和記念を制しており、強豪の登竜門的な位置づけを確立している。
専門家は、今年のレースについて「中央馬の層は厚いが、浦和競馬場の小回り特性を活かした地方馬のイン突きや、展開のアヤで波乱が起きる可能性も十分にある。優勝馬はそのまま東京大賞典での有力候補として浮上するだろう」と分析する。
本日夕刻、ダート2000mの頂点を目指す熱い戦いが繰り広げられる。この浦和記念の勝者が、今年の秋のダート戦線の主役となり、年末の東京大賞典でどのようなパフォーマンスを見せるのか。ファンはその一挙手一投足に注目している。発走は17時45分。熱戦の火蓋が切られようとしている。