常盤貴子、2026年二大ドラマ主演決定!伝統文化の「継承」と能登「復興」を体現
ニュース要約: 女優・常盤貴子が2026年、NHK二大ドラマで主演。『京都人の密かな愉しみ』で伝統の継承を、『ラジオスター』で能登復興のリアルを体現する。円熟期を迎えた彼女は、過去の名作再評価に加え、能登支援などの社会活動にも精力的に取り組み、その存在感を増している。
円熟期迎えた常盤貴子、2026年二大ドラマ主演で示す「継承」と「復興」への眼差し
— 90年代の金字塔が再評価される中、伝統文化と被災地のリアリティを体現 —
女優、常盤貴子(ときわ・たかこ)が、2026年に極めて対照的なテーマを扱った二つの大型ドラマで主要キャストを務めることが決定し、その存在感が改めて注目されている。華やかなキャリアを築き上げてきた彼女は今、日本の伝統文化の継承と、能登地域の復興という、現代社会が抱える重要なテーマを背負った作品群で、円熟した演技力を披露する。
新作ドラマ:京都の雅と能登の絆
まず、長年愛されてきたシリーズの最新作として、2026年1月4日からNHK BSプレミアムで放送が始まる『京都人の密かな愉しみ Rouge 継承』が挙げられる。常盤貴子は、シリーズ第3弾となる本作で、主人公の三上(沢藤)三八子役を続投する。舞台は240年の伝統を誇る老舗和菓子屋・久楽屋春信。パリから帰京した三八子と、新ヒロイン・三上洛(みやこ)との関係性を軸に、京都の奥深い伝統と、それを次世代へどう繋いでいくかという重厚なテーマが描かれる。
共演陣には、三八子の夫役である石丸幹二をはじめ、新たに渡辺謙が指南役の教授として加わるなど、豪華な顔ぶれが揃った。常盤 貴子自身も「『京都人の密かな愉しみ』は、私にとって特別なドラマ」と語っており、作品への深い敬意と熱意がうかがえる。
一方で、同年春に放送が予定されているNHK連続ドラマ『ラジオスター』では、一転して能登を舞台にした復興ドラマに挑む。この作品は、実在する能登初の災害FMの開局実績を背景としており、地域に絆を取り戻そうとする人々の姿を描く。常盤貴子が演じる主婦の小野さくらは、おしゃべり好きな「みんなのお姉さん的存在」でありながら、地震で中断したペンション建設の夢を持つ。京都の雅な世界から、被災地のリアルな生活と温かい人間関係を体現する役柄への挑戦は、女優としての幅広さを改めて示すものとなるだろう。
過去の名作、多様性の視点から再評価
新作への期待が高まる中、彼女のキャリアを代表する過去の名作群が、配信サービスの普及により若い世代から再評価されている点も特筆に値する。
1995年の『愛してると言ってくれ』は、聴覚障がいを持つ画家との恋を描き社会現象となったが、現代では「多様性」や「インクルージョン」の視点から、手話を通じたコミュニケーションのリアルさが改めて評価され、「感動した」との声がSNSで広がっている。
また、木村拓哉とのW主演で伝説的な高視聴率を記録した2000年の『Beautiful Life~ふたりでいた日々~』は、再配信を通じて「90年代・00年代の恋愛ドラマの金字塔」としてリバイバル人気が沸騰。当時のファッションや恋愛観が、現代の若者層にとって「ノスタルジー」として新鮮に受け止められ、YouTubeやTikTokなどで新たな話題を提供している。
女優業を超えた社会活動への傾注
常盤貴子の活動は、映像作品に留まらない。2025年は、女優業の枠を超えた文化・地域貢献活動に積極的に参加している。特に能登地域への支援活動には熱心であり、2025年6月にはコミュニティガーデンづくりイベントにアンバサダーとして参加。さらに11月30日には石川県立美術館ホールで行われるトークセッション「いつも、“能登の” そばに」にゲスト出演し、能登の未来について語る予定だ。
また、文化的側面でも、11月1日開催の「京都モダン建築祭2025」特別トークイベントに登壇し、京都の建築や街歩きへの深い造詣を披露した。著書『小さな幸せで満たす日々』の発売記念イベントも開催するなど、成熟した女性としてのライフスタイルや価値観を積極的に発信し続けている。
伝統と革新、過去と未来、そして復興への願い。常盤貴子は、その変わらぬ美しさと、社会への真摯な眼差しによって、今後も日本のメディアと文化において重要な役割を果たし続けるだろう。