timeleszの新時代を切り開く「シンデレラボーイ」篠塚大輝:未経験から掴んだ栄光と8人体制の未来
ニュース要約: timeleszに今年2月、1.9万人のオーディションを勝ち抜き未経験で加入した篠塚大輝氏(23)の活躍が異例の注目を集めている。現役国立大生という知性を武器に、加入から約10ヶ月でグループ外の活動を急拡大。努力と地頭力でトップアイドルへの道を切り開いた「シンデレラボーイ」は、8人体制となった新生timeleszの成長と戦略の鍵を握る。
【深層】「シンデレラボーイ」が切り開く新時代:timelesz 篠塚大輝、未経験から掴んだ栄光とグループ再編の行方
2025年11月30日
STARTO ENTERTAINMENT所属のアイドルグループ、timelesz(タイムレス)に今年2月、新メンバーとして加入した篠塚大輝(しのづか たいき)氏(23)が、異例の経歴と目覚ましい活躍で注目を集めている。応募総数1万8922件という超難関オーディション「timelesz project」(通称:タイプロ)を勝ち抜き、ダンス・歌ともに未経験ながらプロのアイドルとしての道を歩み始めた彼の軌跡は、日本のエンターテイメント業界における新たな才能発掘のあり方と、グループの再編戦略に一石を投じている。
1.9万人の頂点へ、異色の「シンデレラ加入」
timeleszは2025年2月、既存メンバー3名に加え、5名の新メンバーを迎え入れ、8人体制へと大幅に拡大した。この新体制移行の象徴とも言える存在が、最年少で「末っ子ポジション」を担う篠塚氏である。
2002年7月9日生まれ、大阪府出身の篠塚氏は、現在も一橋大学経済学部に現役で在学中という「高学歴アイドル」としての顔を持つ。彼がオーディションに応募したのは、大学在学中。「STARTOのアイドルになりたい」という強い思いから、締め切りギリギリに書類を提出。当時の彼は、アイドル活動に必要なダンスや歌の経験が皆無だった。
しかし、オーディションが進むにつれて、篠塚氏はその「地頭力」と、未経験者とは思えないほどの熱意と成長速度で審査員の評価を覆していく。ダンストレーナーや既存メンバーの菊池風磨氏からは「とにかく気持ちですよ」と評され、オーディションの精神を体現する存在として注目された。
最終的に、timelesz 篠塚氏が選ばれた背景には、単なるパフォーマンス能力を超えた「本質的な地頭力」と「諦めない粘り強さ」があったとされる。彼は、自身の足りない部分と真摯に向き合い、未経験者であるというハンデを努力で乗り越える姿を見せ続けた。既存メンバーの佐藤勝利氏は、新メンバー決定時、「どうなるか分からない。でも、それこそが可能性」と、篠塚氏の未来へのポテンシャルを高く評価している。
知性を武器に多方面で活躍、グループの幅を拡大
加入決定から約10ヶ月が経過した現在、篠塚氏はその特異なバックグラウンドを活かし、グループ外での活躍を急速に広げている。
2025年10月からは、フジテレビ系のクイズ番組『今夜はナゾトレ』にシーズンレギュラーとして出演。現役国立大学生としての知性を武器に、アイドルファン層を超えた視聴者へのアピールに成功している。さらに、同年11月にはフジテレビ『めざましテレビ』のマンスリーエンタメプレゼンターにも起用され、チーフプロデューサーからは「フレッシュで爽やかな」「マイペースで堂々としている」と、その独特なキャラクター性が評価された。
彼の活動は、学業との両立を体現する「篠塚の学習記録」と題した個人ブログにも表れており、「二兎を追う者だけが、二兎を得る」という座右の銘を実践している。就職活動をせず、アイドル活動に「全振り」したという彼の決断は、若者がキャリアを築く上での多様な選択肢を示唆している。
8人体制の意義と成長への期待
timeleszが4人体制から8人体制へと拡大した背景には、パフォーマンスの幅を広げ、グループの表現力を高めるという明確な戦略がある。この新体制において、篠塚氏は既存のアイドル像とは一線を画す「知性派」「努力家」という新たな要素をグループにもたらした。
しかし、急成長の裏には課題も存在する。2025年11月には、テレビ出演時に披露したギャグが一部で不適切と受け取られ、ファンコミュニティ内で議論を呼ぶ事態も発生した。ダンス・歌未経験からの加入であり、「多くのことを学んでいく」段階にある彼のキャリアにおいて、こうした経験は成長の糧となるだろう。
篠塚大輝という存在は、努力と知性、そして諦めない精神力さえあれば、未経験者でもトップアイドルグループの一員になれるという、現代版のサクセスストーリーを体現している。8人体制となった新生timeleszが、国際的な評価(2025年5月にはASEAで二冠達成)を受けつつ、今後どのような音楽的方向性を示していくのか。その鍵を握るのは、異色の経歴を持つこの「シンデレラボーイ」のさらなる成長にかかっていると言えるだろう。ファンは引き続き、彼の活躍とグループへの貢献を熱い視線で注視している。