CL大勢決すか?スポルティングCPがクラブ・ブルッヘに3-0完勝、プレーオフ進出へ前進
ニュース要約: UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージで、スポルティングCPがホームでクラブ・ブルッヘに3-0で完勝した。前半の早い時間帯での得点と、ポルトガル代表エースの活躍により試合を決定づけ、CLリーグフェーズで7ポイントを獲得。この結果、スポルティングCPはプレーオフ進出へ大きく前進した一方、決定力不足が露呈したブルッヘは予選突破が厳しくなった。
CL大勢決すか、スポルティングCPが完勝 3-0でクラブ・ブルッヘを圧倒、プレーオフ進出へ大きく前進
2025年11月26日(水)、サッカーのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージの重要な一戦が、ポルトガルのリスボン、エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデで行われた。ポルトガルの強豪スポルティングCP 対 クラブ・ブルッヘ(ベルギー)の対戦は、終始ホームチームが主導権を握り、3対0で完勝を収めた。この結果、スポルティングCPはCLリーグフェーズで7ポイントを獲得し、プレーオフ進出に向けて大きく前進した一方、敗れたクラブ・ブルッヘは予選突破への道が一層険しくなった。(リスボン共同)
前半の集中力で試合を決定づけたスポルティング
試合は序盤からスポルティングCPの持ち味である「前線からのプレッシングと速攻」が機能した。ホームの大声援を背に、スポルティングCPは開始直後から攻撃のギアを上げ、前半15分に先制点を奪取。この早い時間帯での得点が、試合の流れを決定づけた。さらに前半32分にも追加点を挙げ、前半を2点リードで折り返す。
後半に入ってもスポルティングCPの集中力は途切れず、後半10分に3点目をマークし、試合を決定づける。この日挙げられた3ゴールは、ポルトガル代表のエースストライカーによる2得点、そして中盤の若手選手による1得点と、攻撃陣のバランスの良さが光った。特に、相手の守備ラインの裏を狙った縦パスや、サイドからの正確なクロス攻撃が効果的であり、クラブ・ブルッヘの守備陣を終始翻弄し続けた。
ブルッヘのポゼッションサッカーは不発、決定力不足が露呈
一方、クラブ・ブルッヘはポゼッション重視のパスサッカーを試みたものの、スポルティングCPの組織的なプレッシングの前に中盤での連携を寸断され、ボールの保持時間が短くなる課題が露呈した。最終的な統計データを見ても、ポゼッション率はスポルティングCPが58%に対し、クラブ・ブルッヘは42%に留まった。
ブルッヘは後半に攻撃のチャンスを幾度か作ったものの、決定力に欠け、枠内シュートも3本のみと得点を挙げられずに終わった。シュート数も14本対8本と大差がついており、攻撃面での課題が浮き彫りとなった。試合後、クラブ・ブルッヘの監督は「チャンスはあったが、決めきれなかった。改善が必要だ」と述べ、厳しい表情を見せた。
スポルティングCPの守備陣は、この日安定した連携を見せ、相手の攻撃を完封。過去5試合で3試合に「両チーム得点」(BTTS)が発生していた両者の対戦としては珍しく、スポルティングCPの守備力が際立つ結果となった。
CLプレーオフ争いへの影響と現地メディアの反応
この一戦は、CLの予選突破を占う上で極めて大きな意味を持つ。スポルティングCPは現在CLリーグフェーズで13位と比較的上位に位置しており、この貴重な勝利でプレーオフ進出を確実なものにしようとしている。地元リスボンでは、地元メディア『Record』などが「攻撃陣が爆発し、守備も安定していた」と完勝を称賛。若手のトリンコンやベテランのスアレスらの活躍が、チームの攻守のバランスを保ったと高く評価されている。
対照的に、現在22位に留まるクラブ・ブルッヘにとっては痛すぎる敗戦となり、予選突破への可能性が厳しくなった。ベルギー地元メディアは「攻撃のリズムが取れず、守備も崩れた」と厳しい評価を下し、ファンからは失望の声とともに「次戦でリベンジを」といった前向きなコメントが混在している状況だ。
次回、両チームの対戦は12月10日(水)にクラブ・ブルッヘのホームで行われる予定だ。ホームで完勝を収め、勢いに乗るスポルティングCPに対し、背水の陣で臨むクラブ・ブルッヘがどのような戦術修正を見せるのか。次戦は予選突破の行方を占う最終決戦として、さらに激しい攻防が予想され、欧州サッカーファンの注目を集めることになるだろう。