周東佑京が初の1億円突破!3年連続盗塁王&GG賞、ホークスを牽引する攻守の要へ
ニュース要約: ソフトバンクの周東佑京が契約更改で推定1億1000万円(2.4倍増)でサインし、初の1億円プレーヤーとなった。3年連続盗塁王(35盗塁、成功率90.3%)に加え、打率.286、GG賞を初受賞するなど攻守で大活躍。来季は選手会長として全試合出場を目指し、ホークスの顔となる。
周東佑京、初の1億円大台突破 3年連続盗塁王の「足」に最大評価 2026年、ホークスの顔へ―― 攻守の要、センターで描く未来図
【福岡ソフトバンクホークス】
福岡ソフトバンクホークスのスピードスター、周東佑京内野手が、プロ入り8年目にしてついに大台を突破した。2025年12月27日に行われた契約更改交渉の席で、周東選手は今季推定4500万円から約2.4倍増となる1億1000万円(1億1千万円)でサイン。球団側からの最大限の評価を受け、「減らないでしょ、絶対」と、充実感と自信を滲ませた。
この大幅アップの背景には、2025年シーズンにおける周東選手の圧倒的なパフォーマンスがある。彼は公式登録は内野手のままであるが、実質的にはチームのセンターを守る「スーパー外野手」として躍動。打率.286、出塁率.357を記録し、打撃面で大きな成長を見せただけでなく、3年連続盗塁王(35盗塁)を達成。さらに、外野手としてベストナインとゴールデングラブ賞を初受賞し、攻守両面でチームの勝利に不可欠な存在となった。
走塁技術の深化:成功率90%超の脅威
周東選手の契約更改を後押ししたのは、何よりもその卓越した走塁技術、とりわけ盗塁における高い成功率である。2025年シーズン、彼は盗塁35個に対し、盗塁死はわずか4。成功率は90.3%という驚異的な数値を叩き出した。
彼の走塁スタイルは、単なるスピード頼みではない。投手のクイックモーションや癖を徹底的に研究し、最小限のリードから最大のスタートスピードを発揮する技術は秀逸だ。特に右投手に対するスタートの切れはパ・リーグ随一と評される。また、スライディングのタイミングと角度の正確さも、アウトを回避する能力を高めている。
シーズン中には、4月10日のオリックス戦で通算200盗塁を達成。NPB史上80人目という金字塔を打ち立てた。代走としても15盗塁を記録するなど、試合の流れを変える決定的な場面で常に結果を残し、チームの得点機会創出に大きく貢献した。得点圏での走塁判断力も高く評価されており、得点圏打率.333(得点圏安打28本、得点45点)という数字は、単なる盗塁王以上の「得点力」を彼が内包していることを示している。
選手会長としての責任と来季の展望
契約更改後の周東選手は、来季への強い意気込みを語った。彼は現在、11月9日に受けた左膝蓋靭帯に対する超音波腱剥離術からのリハビリに取り組んでいるが、復帰は間近と見られている。
「来季の目標は全試合出場。怪我なく1年間グラウンドに立ち続けること」を掲げた周東佑京選手は、2026年シーズンもホークスの「顔」として、そして選手会長としてチームを牽引する立場にある。
球団は、彼の将来性を高く評価しており、2026年に国内FA権を取得する見込みであることから、複数年契約の提示が濃厚とされている。来季の起用法は、今季の実績を踏まえ、攻守の要である1番打者、そしてセンター外野手としての役割が確実だ。
チームの外野陣において、周東選手の持つ広い守備範囲と俊足は、ホークスの守備戦術の核となる。彼は単なる盗塁王ではなく、攻守においてチームの攻撃リズムを加速させ、守備力を支える中心選手としての地位を確固たるものにした。
大台突破を果たした周東佑京選手が、来季、怪我からの完全復活を果たし、リーグ連覇、そして日本一という目標に向けて、その「足」と「バット」でどのような貢献を見せるのか。ホークスファンのみならず、球界全体の注目が集まっている。彼の挑戦は、プロ8年目を経て、いよいよ円熟期に入ろうとしている。