レンヌがモナコに圧勝、CL圏争いへ!ポグバ2年ぶり復帰もチーム敗戦の影
ニュース要約: リーグ・アン第13節、レンヌがモナコに4-1で快勝し、CL圏争いに参入した。一方、敗れたモナコでは、ドーピング問題による長期停止処分を経て、MFポール・ポグバが約2年ぶりに公式戦復帰を果たした。ポグバは途中出場で復帰の第一歩を踏み出したが、チームは守備崩壊で大敗。天才MFの復帰はモナコ後半戦の鍵を握る。
【仏リーグ・アン】レンヌがモナコに圧勝、CL圏争いに参入—— ポグバ、2年ぶり公式戦復帰もチーム敗戦の影
2025年11月23日(土)
フランスのサッカーリーグ、リーグ・アンは22日、第13節が行われ、スタッド・レンヌFCがホームでASモナコと対戦。レンヌが4対1で快勝し、リーグ戦での順位を上位5位圏内に浮上させた。一方、敗れたモナコは順位を7位前後に留め、上位グループとの差が開きつつある。
この一戦最大の注目は、モナコに所属する元フランス代表MFポール・ポグバ選手の約2年ぶりとなる公式戦復帰だった。ドーピング問題による長期の出場停止処分を経て、キャリア再開の第一歩を踏み出したポグバだが、チームの敗戦により、その喜びは複雑なものとなった。
レンヌの攻撃爆発、モナコの守備崩壊
ロアゾン・パークで行われたこの試合は、序盤からレンヌの攻撃陣が爆発した。レンヌはエステバン・ルポールとジョージ・イレニケナの両FWが機能し、前半から主導権を握る。特に、今季すでにコンビで10ゴール以上を挙げている彼らの連携は冴え渡り、モナコのハイプレス戦術を上回るスピードでゴールネットを揺らした。
モナコも前半にニコラス・ジャビエス選手が意地を見せたものの、後半に入ると防戦一方となり、守備の崩壊が顕著となる。さらに、キャプテンのジャビエス選手が痛恨の退場処分を受けたことで、チームは劣勢に立たされ、最終的に4失点を喫する大敗となった。
この勝利により、レンヌはチャンピオンズリーグ出場権獲得に向けた追い上げを加速させた。対照的に、モナコは今季序盤の好調さを失い、連敗が続き停滞ムードに包まれている。
26カ月ぶりのピッチ、ポグバの長い道のり
敗戦の中で、モナコにとってわずかな光明となったのが、ポール・ポグバ選手の復帰だ。ポグバは後半終盤に途中出場し、約10分間プレーした。彼が公式戦のピッチに立つのは、2023年9月のエンポリ戦以来、実に約26カ月ぶりのことである。
ポグバのキャリア再開までの道のりは、極めて困難を極めた。2023年8月にドーピング検査で禁止物質が検出され、当初は4年間の出場停止処分が下された。しかし、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への上訴が認められ、処分は18ヶ月に軽減。2025年3月以降のプレーが可能となり、同年6月にASモナコへの移籍を果たした。
ドーピング問題に加え、怪我や家族トラブルなど、数々の逆境を乗り越えてきたポグバは、試合後、「多くの感情がこみ上げてきた。この瞬間を待ち望んでいた。今はただ、チームをサポートしたい」とコメントし、キャリア再開への強い意欲を示した。
モナコ サッカーの鍵を握るポグバの役割
ASモナコは現在、就任2年目のバスチャン・ポコヨーリ監督が志向する「ハイプレス戦術」を徹底している。中盤でのボール奪取と迅速な攻撃転換が鍵となるこの戦術において、ポグバの存在は極めて重要だ。
モナコは、ポグバの復帰により、中盤の統率力とリーダーシップの強化を強く期待している。彼の広い視野と正確なパスワークは、チームの攻撃の起点となり得る。しかし、今回のレンヌ 対 モナコ戦で露呈したように、チーム全体の守備面の脆さは深刻な課題であり、ポグバが即戦力として貢献するには、まだ時間を要するかもしれない。
指揮官は今後数週間で、徐々にポグバのプレー時間を増やし、最終的には90分間プレーできる状態を目指すとしている。ポグバの復帰は、モナコ サッカーの後半戦の成績を左右する最大の要素となるだろう。
モナコは、昨今の連敗を断ち切り、再び上位争いに加わるためにも、経験豊富なポグバを中心とした中盤の安定化が急務だ。ドーピング疑惑の泥沼から這い上がり、再び世界の舞台に戻ってきた天才MFの今後の活躍に、世界中のファンが注目している。