【ACL2】パルシブ・バンドン、逆転ならず。ラチャブリFCが2戦合計3-1で準々決勝進出
ニュース要約: AFCチャンピオンズリーグ2のラウンド16第2レグが行われ、パルシブ・バンドンはホームでラチャブリFCに0-1で敗戦。2戦合計1-3で敗退が決まりました。第1レグでの3失点が重くのしかかり、猛攻を仕掛けるもラチャブリの堅守を崩せず。タイ勢のラチャブリが勝負強さを見せ、ベスト8へと駒を進めました。
【ACL2】パルシブ・バンドン、逆転ならず。ラチャブリFCが2戦合計3-1で準々決勝進出
【バン隆=共同】 アジアサッカー連盟(AFC)が主催する、アジアのクラブチームによる第2カテゴリーの国際大会「AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)」は18日、ラウンド16(決勝トーナメント1回戦)の第2レグが行われた。インドネシアの強豪パルシブ・バンドン(Persib Bandung)は、ホームのゲロラ・バンドン・ラウタン・アピ・スタジアムに関東タイのラチャブリFC(Ratchaburi FC)を迎えたが、0-1で敗戦。2戦合計スコア1-3となり、悲願のベスト8進出は潰えた。
第1レグの重い「3失点」が明暗を分ける
「Persib Bandung vs Ratchaburi」という、東南アジア(ASEAN)を代表する2大クラブの激突は、戦前から熱狂的なサポーターの間で「ASEANダービー」として大きな注目を集めていた。パルシブ・バンドンはグループステージG組を首位で突破し、大会屈指の攻撃力を武器に意気揚々と決勝トーナメントへ乗り込んでいた。
しかし、2月11日にタイで行われた第1レグが、今シリーズの決定的な分岐点となった。アウェーの地に乗り込んだパルシブは、開始わずか5分でラチャブリの攻撃陣の中核を担うタナ(Tana)に先制ゴールを許すと、後半にもガブリエル・ムトンボ(Gabriel Mutombo)と再びタナにネットを揺らされ、0-3と完敗。第2レグでの「4点差以上の勝利」という極めて高いハードルを課せられることとなった。
ホームの熱狂も及ばず、ラチャブリの牙城崩せず
18日に行われた運命の第2レグ。逆転を信じる超満員の地元サポーターの声援を受け、パルシブ・バンドンは序盤から猛攻を仕掛けた。しかし、ラチャブリFCの組織的な守備と、グループステージから定評のあるGKカンポル・パトマカクルの牙城をなかなか崩せない。
パルシブはアンドリュー・ユングを中心とした攻撃陣が決定機を演出するものの、フィニッシュの精度を欠き、逆にラチャブリの鋭いカウンターにさらされる場面が目立った。すると前半40分、一瞬の隙を突いたラチャブリのアンドリュー・ユングに先制点を許し、万事休す。結局、試合はそのまま0-1で終了。第2レグ単体では接戦を演じたものの、2戦合計3-1でラチャブリFCが勝ち抜けを決めた。
データが示す「決定力」の差
今大会のスタッツを振り返ると、両チームの明暗を分けたのはエースの爆発力だったと言える。ラチャブリFCのタナは、重要な局面で2得点を挙げるなど、チームの総得点の多くに関与。一方で、グループステージで11ゴールを挙げ「攻撃陣の層の厚さ」を誇っていたパルシブ・バンドンだったが、この180分間の戦いでは、ラチャブリの守備網を前に沈黙を強いられた。
試合後の記者会見でパルシブの監督は、「ホームで結果を出せなかったことは非常に残念だ。第1レグでの失点が精神的にも戦術的にも重くのしかかった」と悔しさを滲ませた。一方、勝利したラチャブリFCの指揮官は、「インドネシアでの完全アウェーを想定し、守備からのリズムを崩さなかった選手たちを誇りに思う」と、プラン通りの試合運びを称賛した。
今後の展望:ラチャブリはベスト8へ
タイ勢としてアジアの舞台で存在感を示したラチャブリFCは、次なる準々決勝へと駒を進める。これまで「守備に課題がある」と評されてきた同チームだが、このラウンド16での戦いを通じて、トーナメントを勝ち抜くための勝負強さを証明した格好だ。
インドネシア勢の期待を背負ったパルシブ・バンドンは、ACL2の舞台をここで去ることになる。しかし、グループ首位通過という実績は、インドネシア・リーグのレベルアップをアジア全体に印象付けるものとなった。
【keyword: persib bandung vs ratchaburi】 今回の対戦結果は、東南アジアの勢力図が依然としてタイ・リーグ優位にあることを示す結果となった。しかし、万隆(バンドン)で見せたパルシブの闘志は、次シーズンのACLでの躍進を予感させるに十分なものであった。
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