佐藤輝明が打撃二冠でセMVP!モイネロは先発転向でパMVP受賞【NPBアワーズ2025】
ニュース要約: 2025年のプロ野球MVPが決定。セ・リーグは打撃二冠の阪神・佐藤輝明選手、パ・リーグは先発転向で防御率1.46を記録したソフトバンク・モイネロ投手がそれぞれ初受賞を果たした。両リーグの「打」と「投」の頂点が新時代の到来を告げた。
【詳報】NPBアワーズ2025:佐藤輝明とモイネロが初MVP 新時代を告げる「打」と「投」の頂点に
2025年11月26日、「NPB AWARDS 2025 supported by リポビタンD」が開催され、今季のプロ野球界を彩った最優秀選手(プロ野球 MVP)が決定した。セ・リーグは阪神タイガースの佐藤輝明内野手(26)、パ・リーグは福岡ソフトバンクホークスのリバン・モイネロ投手(30)がそれぞれ初受賞を飾り、両リーグの覇権を牽引した功績が正当に評価された形だ。
阪神の顔、佐藤輝明が圧倒的な支持でセ・リーグMVPに
セ・リーグのプロ野球 MVPに選出された佐藤輝明選手は、今季、打撃面で圧倒的な成績を残し、阪神タイガースの史上最速リーグ優勝に大きく貢献した。
佐藤は139試合に出場し、打率.277、40本塁打、102打点を記録。本塁打王と打点王の打撃二冠を獲得した。阪神の日本人選手による本塁打王は、1984年の掛布雅之氏以来41年ぶりという歴史的な快挙であり、チームの主軸として長打力を遺憾なく発揮した。
NPBアワードの投票では、佐藤選手は1位票244票を集め、合計1308点という圧倒的な支持を得た。阪神からの野手MVP受賞は、2005年の金本知憲氏以来20年ぶり。チームの功労者としてだけでなく、球界を代表するスラッガーへと進化を遂げたことが証明された。
受賞挨拶に立った佐藤選手は、チームメイトやファンへの感謝を強調しつつ、「この賞を獲ったからには、来年もチームを勝利に導き、リーグ連覇もかかっていますし、日本一奪還を目指して頑張っていきたい」と力強く決意を表明した。4年目のシーズンで完全に覚醒した背番号8の活躍は、阪神の黄金時代到来を予感させるものだ。
モイネロ、先発転向1年目でパ・リーグMVPの栄冠
一方、パ・リーグのプロ野球 MVPに輝いたモイネロ投手は、リリーフエースから先発投手へ転向するという大きな挑戦を見事に成功させた。
モイネロ投手は24試合に登板し、12勝3敗、防御率1.46という驚異的な成績をマーク。特に防御率は2年連続の最優秀防御率に輝き、パ・リーグの打者を完全に封じ込めた。投球回167.0イニングで奪三振172、WHIP0.922という数字が示す通り、安定感は群を抜いていた。6月6日のヤクルト戦では球団新記録となる1試合18奪三振を達成するなど、絶対的な支配力を誇った。
外国人投手が先発に転向し、その年にMVP プロ野球を受賞するのは極めて異例のケースであり、彼の能力と適応力の高さを物語っている。ソフトバンクの投手MVPは2017年のデニス・サファテ氏以来8年ぶり。モイネロの献身的な働きが、チームのリーグ連覇と日本シリーズ制覇の原動力となったことは疑いようがない。
NPBアワードでの得票は1位票177票を集め、合計983点を獲得。日本球界での通算成績が100ホールドと2ケタ勝利を達成した史上初の外国人選手という点も、彼の歴史的な価値を高めている。
ルーキーたちの躍動と監督賞
この日のNPBアワードでは、MVP以外にも2025年シーズンを象徴する多くの快挙が表彰された。
最優秀監督賞には、阪神を2年ぶりのリーグ優勝に導いた藤川球児監督と、ソフトバンクを2年連続リーグ優勝に導いた小久保裕紀監督が選出された。
また、未来の球界を担う最優秀新人賞(新人王)には、セ・リーグが東京ヤクルトスワローズの荘司宏太投手、パ・リーグが千葉ロッテマリーンズの西川史礁外野手が選ばれた。西川選手はルーキーイヤーながら外野手として初の球団新人王という快挙を成し遂げている。
結び:新時代のスターが輝いた2025年
佐藤輝明とモイネロ、両MVPの受賞は、それぞれのリーグで突出した「打」と「投」の貢献が認められた結果であり、2025年シーズンを語る上で欠かせないハイライトとなった。特に佐藤輝明選手は、本塁打王・打点王の二冠に加え、プロ野球 MVPという最高の栄誉を手にしたことで、名実ともに日本球界の顔へと成長を遂げた。
来季、両選手がこの輝かしい実績を背負い、どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。ファンは早くも2026年シーズンの開幕に胸を躍らせている。