南野拓実、CL日本人最多6得点に記録更新!モナコは終盤失点でパフォスと痛恨ドロー
ニュース要約: 欧州CL第5節、モナコの南野拓実が先発出場し、電光石火の先制ゴールを決め、CLにおける日本人最多得点記録を6得点に更新する快挙を達成した。しかし、終盤の痛恨のオウンゴールによりモナコはキプロスのパフォスと2-2のドローに終わり、グループ上位進出へ厳しい状況となった。
南野、CL日本人最多6得点に記録更新も モナコ、終盤痛恨の失点 「ダークホース」パフォスと2-2ドロー
【リマソール(キプロス)共同】 2025年11月26日、欧州CL サッカーのリーグフェーズ第5節が各地で行われ、フランス・リーグ1のASモナコは、キプロス1部リーグのパフォスFCと敵地で対戦し、2-2の引き分けに終わった。日本代表MF南野拓実(モナコ)は先発出場し、試合開始早々の電光石火の先制ゴールを挙げ、自身が持つCL日本人最多得点記録を6得点に更新する歴史的な快挙を達成した。しかし、モナコは終盤の失点で連勝を逃し、グループ上位進出へ苦しい状況に立たされた。
記録更新の一撃、南野の存在感
この日、多くのファンが注目したのは、モナコ サッカーの攻撃の要である南野のパフォーマンスだった。南野は開幕から好調を維持していたものの、CLでは今季初ゴールを渇望していた。その待望の瞬間は前半5分に訪れる。右サイドからの素早い攻撃展開の中、南野はニアゾーンに鋭く飛び込み、折り返されたボールを冷静に右足ダイレクトでゴール左隅に流し込んだ。
この一撃は、南野にとって9月以降約2カ月ぶりとなる公式戦ゴールであり、欧州最高峰の舞台で再び輝きを放った。この得点により、南野はCLにおける日本人選手の通算得点記録を「6」に更新。日本のサッカー界における歴史を塗り替えた。南野は攻撃面だけでなく、後半31分に交代するまで、献身的なプレスバックや守備連携でもチームに貢献し、モナコの攻守両面で不可欠な存在であることを証明した。
「パフォス 対 モナコ」波乱のドロー劇
試合は、モナコの優位が予想されていたが、パフォスが粘り強さを見せ、波乱の展開となった。
南野の先制弾で幸先よくリードを奪ったモナコだったが、パフォスもすぐさま反撃に出る。前半18分、右CKから元ブラジル代表DFダヴィド・ルイス(38歳)がヘディングで同点弾を叩き込む。ベテランの経験と技術が光る一撃だった。
その後、モナコは26分にFWバログンが相手GKのミスを突き、再び勝ち越しに成功する。前半を1-2で折り返したモナコは、後半も主導権を握り続けたが、追加点を奪えずにいると、終盤に思わぬ落とし穴が待っていた。
88分、パフォスのMFオルシッチのクロスに対し、モナコのDFサリスが対応を誤り、痛恨のオウンゴールを献上。パフォスは土壇場で2-2の同点に追いつき、勝ち点1を獲得した。
キプロスの「ダークホース」躍進
この結果は、ヨーロッパのメディアでも大きく報じられた。パフォスはキプロス勢としてCL初出場ながら、フランスの強豪モナコを相手に一歩も引かない戦いぶりを見せ、「ダークホース」としてその存在感を強くアピールした。特に、ベテランのダヴィド・ルイスがチームを牽引し、欧州のトップレベルで通用する粘り強さを証明したことは、キプロスサッカー界全体に希望を与えるものとなった。
一方、モナコにとっては痛い引き分けとなった。南野の記録更新という明るい材料はあったものの、2連勝を逃したことで、グループステージ突破に向けた道のりは一層厳しさを増した。終盤の守備の脆さが露呈した形であり、モナコ サッカーの今後の戦術修正が急務となる。
日本国内では、WOWOWによる独占生中継もあり、南野の快挙とともに、熱戦の模様が大きく取り上げられた。パフォス 対 モナコ戦は、日本人選手の歴史的記録と、キプロス勢の躍進という二つの物語が交差した、記憶に残る一戦となった。南野のCLでの活躍は、今後も日本代表での活動を含め、更なる注目を集めることは必至だ。