【CL劇的勝利】オーバメヤン逆転2ゴール!マルセイユ、ニューカッスル撃破で決勝T進出へ王手
ニュース要約: CLリーグフェーズ第5節、マルセイユはホームのヴェロドロームでニューカッスルに2-1で逆転勝利を収めた。0-1で迎えた後半、ベテランFWオーバメヤンが怒涛の2ゴールを決め、チームを牽引。この貴重な勝ち点3により、マルセイユは決勝トーナメント進出へ大きく前進した。
【CL深度分析】「ヴェロドロームの熱狂」が呼んだ逆転劇:マルセイユ、ニューカッスルを破り決勝トーナメント進出へ大きく前進
2025年11月26日(現地時間25日)
フランスの古豪オリンピック・マルセイユは25日(日本時間26日早朝)、本拠地スタッド・ヴェロドロームで、イングランド・プレミアリーグの強豪ニューカッスル・ユナイテッドを迎え撃ち、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)2025-26シーズン・リーグフェーズ第5節を戦った。この重要な一戦は、マルセイユが2-1で逆転勝利を収め、CLラウンド16進出に向けて決定的なアドバンテージを獲得した。
「マルセイユ 対 ニューカッスル」という欧州サッカー界の新旧対決は、グループ順位を大きく左右する大一番となった。マルセイユは熱狂的なホームサポーターの力を借りてハイプレス戦術を貫き、ニューカッスルの粘り強い守備を打ち破ることに成功した。
序盤の躓きを乗り越えたマルセイユの勝因
試合は開始早々の6分、アウェーのニューカッスルが電光石火の攻撃を見せる。ハーベイ・バーンズが冷静にネットを揺らし、ニューカッスルが1-0とリードを奪う展開となった。プレミアリーグで培われた組織的な守備と、中盤のジョー・ウィロックらによるリスクを最小限に抑える戦術が序盤は機能した。
しかし、マルセイユは後半に入り、ホームの地の利と激しい攻守の切り替えで反撃を開始する。その中心にいたのが、経験豊富なストライカー、ピエール=エメリク・オーバメヤンだった。
50分、マルセイユはティモシー・ウェアのアシストから、オーバメヤンが同点ゴールを叩き込む。このゴールでスタジアムのボルテージは最高潮に達し、マルセイユ独特の熱狂的なウルトラス文化がチームを後押しした。
マルセイユは続く追加点もオーバメヤンが決め、逆転に成功。最終的に2-1で勝利を収めた。この日のオーバメヤンは2ゴールをマークし、若手主体のマルセイユ攻撃陣(グリーンウッド、パイシャオンら)を牽引する決定力と経験値を見せつけた。
戦術分析:ハイプレスと「ヴェロドロームの魔力」
マルセイユの戦術的な勝因は、徹底した「ハイプレスとボール奪取」にあった。統計的にも、マルセイユは1試合平均で9.5回のボール奪取を記録しており、この試合でもニューカッスルのビルドアップを許さず、速攻につなげる形が目立った。
一方、ニューカッスルはxG(期待得点)やシュート精度でマルセイユを上回るポテンシャルを示したものの、マルセイユの速いカウンターと、ホームの異常なまでの熱狂に対応しきれなかった点が惜しまれる。特に、マルセイユのハイプレスが、ニューカッスルの守備的MF配置を崩し、最終ラインに直接的なプレッシャーをかけることに成功した。
ニューカッスルは、若手FWメイソン・グリーンウッドを中心に攻撃の糸口を探ったが、マルセイユのDFレオナルド・バレルディらの粘り強い守備を前に、決定機をものにできなかった。
勝ち点差が生んだ明暗:ラウンド16への展望
この「マルセイユ 対 ニューカッスル」戦の結果は、グループ順位に大きな影響を与えた。
マルセイユは貴重な勝ち点3を獲得し、グループ内でのラウンド16進出の可能性を大幅に高めた。これまでアヤックス戦以外で勝利がなかったマルセイユにとって、この強敵からの勝利は士気の向上に繋がるだけでなく、最終節を前に有利な立場を築いたと言える。
対照的に、ニューカッスルはこの敗戦により勝ち点を伸ばせず、ラウンド16進出は極めて厳しい状況となった。プレミアリーグでは好調を維持しているものの、欧州の舞台ではアウェー戦での脆さが露呈した形だ。今後の展望としては、最終節で勝利を収めたとしても他チームの結果次第ではグループ3位以下に沈み、ヨーロッパリーグ(EL)への降格も視野に入れる必要が出てきた。
マルセイユのジャン=ルイ・ガセット監督の采配と、オーバメヤンの爆発力が生んだ逆転勝利は、2025-26シーズンのCLにおけるサプライズの一つとして語り継がれるだろう。ニューカッスルは、来年2月以降も欧州の舞台に残れるか否か、正念場を迎えている。