マンC、リーズを3-1で撃破し首位追撃!田中碧の奮闘と移籍市場の焦点
ニュース要約: プレミアリーグ第13節、マンチェスター・シティはリーズに3-1で勝利し首位追撃を継続。リーズは主力の欠場が響き9試合連続失点を喫した。敗戦の中、日本代表の田中碧は中盤で奮闘し「リーズの心臓」としての存在感を示す。アーセナルなどビッグクラブからの関心が高まり、夏の移籍動向に注目が集まる。
プレミアリーグ:マンC、リーズを退け首位追撃へ――電光石火の先制と中盤の格差、田中碧の奮闘も実らず
【マンチェスター発:2025年11月30日】
サッカーのイングランド・プレミアリーグは29日(日本時間30日未明)、第13節が行われ、強豪マンチェスター・シティ(マンC)がホームのエティハド・スタジアムで昇格組のリーズ・ユナイテッドと対戦し、3対1で勝利を収めた。この結果、マンCは首位アーセナルとの勝ち点差を縮めることに成功。一方、手堅いポゼッションを志向するリーズユナイテッドは、中盤の主力欠場が響き、今季9試合連続失点という苦境に立たされた。
試合は劇的な立ち上がりを見せ、勝敗を分けたのは、マンCの決定力と、要所で露呈したリーズの中盤の脆弱性であった。
序盤の速攻が試合を決める:フォーデンの驚愕弾
注目の一戦「マンc 対 リーズ u」は、開始直後からホームチームの勢いに傾いた。
キックオフからわずか1分半、マンCの若きスター、フィル・フォーデンがカウンターアタックから先制ゴールを挙げた。リーズの守備陣が整う前に仕掛けられたこの速攻は、グアルディオラ監督が求める「序盤の集中力」が完全に奏功した形だ。リーズは序盤から劣勢を強いられたものの、前半15分、ピロエ・ジョエルのゴールで一時同点に追いつき、粘り強さを見せつけた。
しかし、後半に入ると、両チームの戦力の差が明確に現れ始めた。マンCは中盤でコバチッチとデ・ブルイネが完全に主導権を掌握。ロドリを欠く布陣ながらも、安定したボール回しでリーズのハイプレスを無力化していった。そして70分、エースのアーリング・ハーランドが追加点を奪取。さらに85分にはベルナルド・シルバがダメ押しとなる3点目を決め、試合を決定づけた。
敗因は「中盤の脆弱さ」と連続失点の悪循環
リーズユナイテッドのダニエル・ファーケ監督は、試合後「中盤の連携が乱れた」と語ったように、主力のアントン・シュタッハとショーン・ロングスタッフの欠場が致命傷となった。彼らの不在により、守備の連携が崩れ、特に後半のマンCの猛攻に対して集中力を維持することができなかった。
さらに深刻なのは、これで9試合連続失点を喫したという事実である。昇格組として攻撃的なポゼッションサッカーを展開するリーズユナイテッドだが、この連続失点という心理的負担が、試合終盤の集中力低下を招く悪循環を生んでいる。ファーケ監督の戦術は高い評価を得てきたものの、プレミアリーグの強度に対応するための守備組織の立て直しが急務となっている。
日本の「心臓」田中碧の奮闘と高まる移籍の噂
敗れたリーズユナイテッドだが、中盤の底で奮闘したのが、日本代表の田中碧選手(なかむら あおい)である。
田中は、昇格後も4-2-3-1のフォーメーションを支えるキープレイヤーとして君臨。この「マンc 対 リーズ u」の試合でも、マンCの強力なプレッシャーに対し、鋭い読みとポジショニングでボール奪取に貢献し、攻撃の起点となる正確なパスを供給した。欧州メディアから「リーズの心臓」と称されるその存在感は、敗戦の中でも際立っていた。
田中選手の安定したパフォーマンスは、欧州のビッグクラブの注目を集め続けている。現在、アーセナルやスペインのレアル・ソシエダなどからの関心が報じられており、市場価値はすでに約1,500万ユーロ(約20億円)に急上昇している。リーズ側は「チームの核」として放出を否定しているものの、来夏の移籍市場における動向が大きな焦点となりそうだ。
また、FWのジョー・ゲルハート(1得点)や若手MFのサム・グッズらも注目を集めており、リーズユナイテッドは若手育成と主力選手の市場価値向上をクラブ戦略の柱としている。
今後の展望:マンCは首位追撃、リーズは残留争いへ
今回の勝利により、マンチェスター・シティはリーグタイトル争いで優位な位置を保った。ペップ・グアルディオラ監督体制下で培われた「序盤の集中力と中盤の安定感」は健在であり、今後の連戦に向けて大きな弾みとなる。
一方、リーズユナイテッドは、ポゼッションサッカーの理想と、プレミアリーグの厳しい現実との間で揺れ動いている。田中をはじめとする主力選手の奮闘にもかかわらず、中盤の補強と戦術の柔軟性が課題として浮き彫りとなった。連続失点を止め、守備を改善できなければ、今後の残留争いはより厳しさを増すことになるだろう。
昇格組リーズユナイテッドが、この敗戦を糧にどのように立て直しを図るのか、そして田中碧選手の去就を含めたクラブの動向に、引き続き注目が集まる。