【ミスド福袋2026】創業55周年記念！原田治＆ポン・デ・ライオン限定グッズ、ネット予約開始日と全詳細

ミスド福袋2026、創業55周年記念で予約開始へ 原田治氏・ポン・デ・ライオンの限定グッズを深掘り

【東京】 ミスタードーナツ（ミスド）は、年末年始の恒例行事として高い人気を誇る「ミスド福袋2026」の詳細を公開した。今回は創業55周年という節目を記念し、「ミスドを楽しみつくす55周年セレクション」をテーマに掲げ、長年のファンを唸らせる豪華なラインナップとなっている。特に、長年にわたり愛されてきた人気キャラクターやアーティストとのコラボレーションは健在で、早くもSNS上では期待の声が飛び交っている。（2025年11月30日）

12月10日予約開始、利便性向上の「ネットオーダー対応」

ミスド福袋2026は、全2種類のコースで展開される。予約開始日は12月10日（水）からで、ミスドネットオーダーおよび店頭で受け付けが開始される。販売開始は12月26日（金）から順次となっているが、数量限定のため早期完売が予想される。

特に注目されるのは、実用性の要である「ドーナツ引換カード」の進化だ。本年度より、利便性向上の一環として、この引換カードがミスドネットオーダーでも使用可能となった。これにより、店頭での待ち時間を気にすることなく商品を受け取れるようになり、多忙な現代の消費者ニーズに応える形となった。引換カードの有効期限は2026年5月31日までとなっている。

豪華2コース：原田治氏とポン・デ・ライオンの競演

今年のミスド福袋2026のラインナップは以下の通りだ。

今回のコラボレーションは、ミスタードーナツの顔とも言える二大巨頭の競演である。

まず、6,500円コースの目玉は、イラストレーターの原田治氏とのコラボレーションアイテムだ。氏のレトロで洗練されたイラストは、ミスドのプレミアムグッズとして長年定評があり、コレクターからの人気も高い。55周年を記念した特別デザインのトートバッグやハンドタオルは、日常使いを想定した実用的なアイテムとして期待される。

一方、3,800円コースや6,500円コースに含まれるキャラクターグッズは、ミスドのオリジナルキャラクター「ポン・デ・ライオンと仲間たち」がテーマだ。特に、毎年即完売となる「ポン・デ・リング型ぬいぐるみ」は、その愛らしさから今年も争奪戦の核となると見られている。さらに、3,800円コースには、自宅でドーナツをカスタムできる「デコレーションキット」が組み込まれており、家族で楽しめる要素が加わった。

依然として高いコストパフォーマンス、経済合理性を分析

ミスタードーナツの福袋は、その「お得感」から毎年高い関心を集めてきた。過去の福袋（2025年）の分析によると、ドーナツ引換券は198円以下のドーナツと交換可能であった。この基準で2026年の福袋の価値を試算する。

6,500円コースの場合、35個分の引換券は単純計算で6,930円（198円×35個）の価値を持つ。福袋の価格6,500円を上回るため、ドーナツ引換券だけで既に元が取れる構造だ。これに原田治氏デザインのトートバッグや、人気キャラクターのぬいぐるみが加わることを考慮すると、その経済合理性は依然として高いと言える。

しかし、2025年の福袋は前年比で引換券の個数が減少し、「実質的な弱体化」が指摘された経緯がある。このため、消費者はグッズの質や、自身がドーナツを定期的に利用するかどうかを総合的に判断する必要がある。

実質価値が価格を上回る構造は維持されているため、頻繁にミスドを利用する層にとっては、ミスド福袋は単なる新年の運試しではなく、半年間のドーナツライフを支える「実用的な投資」としての側面も持ち合わせている。引換カードの有効期限が2026年5月末までと、比較的長期間設定されている点も、消費者にとってメリットが大きい。

ミスタードーナツは、創業55周年という記念すべき年に、コラボレーションと実用性を両立させたミスド福袋2026を通じて、消費者の期待に応えようとしている。予約開始日には、ネットオーダーおよび店頭での混雑が予想されるため、確実に手に入れたいファンは、早めの行動が推奨される。