河合郁人、脱退2年でMCポジション確立へ!「40歳までの冠番組」目標に迫る
ニュース要約: 元A.B.C-Zの河合郁人は、脱退からまもなく2年。「40歳までにMCの冠番組を持つ」という目標に向け、着実に歩みを進めている。2025年に入り、複数のMC番組レギュラーを獲得し、地方局やバラエティでも活躍。トーク力と安定感が評価され、活動の場を広げている。個人会社を設立し自立も果たした河合の、目標達成への挑戦に注目が集まる。
河合郁人、脱退から2年―「40歳までのMC」目標に着実な歩み
A.B.C-Z脱退後も活躍の場を広げる元ジャニーズタレント
明確な目標を掲げた独立
2023年12月21日、河合郁人(かわい・ふみと)がA.B.C-Zを脱退してから、まもなく2年が経過する。「40歳までに自身がMCを務める冠番組を持つ」「MCとしてのポジションを確立する」という明確な目標を掲げての決断だった。グループを離れながらも、当時のジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)には残留を選択。「逃げるように見えるのも嫌だし」と、事務所の課題と向き合う姿勢を示した河合郁人の言葉は、多くのファンの記憶に残っている。
脱退発表時、メンバーからは「すぐには受け入れられなかった」との声も漏れたが、最終的には「河合の夢を応援しよう」という結論に至った。5人で積み重ねてきた絆の深さを物語るエピソードである。
2025年、MC能力が評価される年に
2025年に入り、河合郁人のタレント活動は新たな段階を迎えている。4月からはTBSチャンネル1で『うたたま。』のMCを務め、「好奇心の権化」として多彩なアーティストと対話する姿が話題を呼んだ。また、1月からはテレビ埼玉『LIONS CHANNEL』のMCに就任。プロ野球ファンとの距離の近さや、安定感のあるトーク力が高く評価されている。
地方局での活動も活発だ。2022年から続く岩手めんこいテレビ『サタデーファンキーズ』では週替わりMCとして地元密着型の番組運営に貢献し、朝日放送テレビ『news おかえり』では火曜リポーターとしてニュースとエンタメを融合させた独自の視点を披露している。
バラエティ番組への出演も増加傾向にある。11月にはテレビ朝日『あのちゃんねる』やAbemaTV『かまいガチ』など、全国ネットの人気番組にゲスト出演。河合郁人のユーモアセンスと反応力が、改めて注目を集めている。
元メンバーとの絆は今も
気になるのは、A.B.C-Zメンバーとの関係性だ。公式な共演こそまだ実現していないものの、河合郁人は脱退時に「みんなが背中を押してくれた」と語っており、メンバーからの応援は今も続いていると見られる。ジャニーズタレントとの幅広い人脈を持つ河合郁人だけに、今後のバラエティ番組などでの再共演も期待される。
多方面で活躍、目標達成への道筋
河合郁人の活動範囲は地元・武蔵村山市の観光大使としての地域貢献から、自転車レース『ツール・ド・九州2025』の観戦ガイド番組MCまで、実に多岐にわたる。舞台仕事も多く抱える一方で、本人はテレビ出演を強く希望していると伝えられる。
2024年4月にはSTARTO ENTERTAINMENTとのエージェント契約および個人会社設立を報告。経営面での自立も果たした河合郁人は、芸能界という厳しい世界で確実に自分の居場所を築きつつある。
「40歳までに冠番組を持つ」という目標まで、あと数年。元A.B.C-Zのメンバーとして培った経験と、独立後に磨き上げた個性が、これからどのように花開くのか。河合郁人の挑戦は、まだ始まったばかりである。
(2025年11月20日)