【J2激震】大宮アルディージャ、徳島に痛恨の逆転負け!自動昇格の夢が潰える
ニュース要約: 明治安田生命J2リーグ第37節、昇格争いの大一番でRB大宮アルディージャはホームで徳島ヴォルティスに1-2で逆転負けを喫した。この敗戦により、大宮の自動昇格の可能性は完全に消滅し、サポーターから不満が噴出。一方、勝利した徳島は4位に浮上し、残り2節で自動昇格圏に肉薄。J2最終盤の昇格争いはさらなる激化を見せている。
J2昇格争、大宮、痛恨の敗戦 徳島ヴォルティス、逆転勝利で自動昇格圏へ肉薄
RB大宮アルディージャ、ホームで屈す 終盤の猛攻実らず、昇格争いの主導権失う
【さいたま】明治安田生命J2リーグは23日、第37節を迎え、昇格圏を巡る大一番、RB大宮アルディージャ対徳島ヴォルティスの一戦がNACK5スタジアム大宮で行われた。この試合は、上位6チームが勝ち点差わずか6ポイントにひしめき合う大混戦の渦中で、自動昇格の行方を左右する「天王山」として注目されていた。
試合は、アウェイの徳島ヴォルティスが1-2で勝利を収めた。この結果、大宮は自動昇格の可能性が消滅。一方、ヴォルティスは4位に浮上し、残り2節で自動昇格圏内(2位以内)に肉薄、昇格プレーオフ圏内の位置を強固なものとした。サッカーJ2の最終盤に、大きな波乱をもたらす結果となった。
序盤先制も一転、徳島のカウンターが炸裂
試合は序盤からホームの大宮が主導権を握る展開となった。前節、首位水戸を下し勢いに乗るアルディージャは、前半14分、FWオリオラ・サンデーが先制ゴールを決め、スタジアムの期待を一気に高めた。宮沢悠生監督率いる大宮は、4-4-2の布陣でボール支配率を高め、前線からのプレスを徹底。このまま優位に進めるかに思われた。
しかし、徳島が増田功作監督の指導のもと徹底してきた「ブロックからのカウンター」が機能し始める。前半30分、渡大生が同点ゴールを決めると、そのわずか4分後の34分には、今季好調のルーカス・バルセロスが逆転弾を突き刺した。バルセロスは直近5試合で3得点1アシストと波に乗っており、その決定力が大宮の守備の隙を鋭く突いた形だ。
大宮は後半、同点に追いつくべく猛攻を仕掛け、終盤には総力を挙げたパワープレーを展開したが、徳島ヴォルティスの堅い守備ブロックを崩すことができなかった。3バック(3-4-2-1)を柔軟に使い分けた徳島の戦術が、大宮の攻撃を封じ込めたと言える。
大宮、自動昇格の夢潰える サポーターの不満も噴出
この敗戦により、RB大宮アルディージャは勝ち点63でプレーオフ圏内にとどまったものの、上位チームとの差が広がり、自動昇格の可能性が完全に消滅した。上位陣の激しい鍔迫り合いの中で、ホームでの直接対決で勝ち点3を逃したことは、チームにとって非常に重い結果となった。
試合終了のホイッスルが鳴り響くと、NACK5スタジアム大宮の観客席からは、強いブーイングが浴びせられ、一部サポーターからは不満の意思を示す行動も見られた。昇格を強く望む大宮サポーターの期待が大きかっただけに、その落胆の深さが伺える。
一方、徳島ヴォルティスは勝ち点を積み重ね4位に浮上。自動昇格の可能性を最終節まで持ち越し、残り2節でさらに上位を目指す主導権を握った。今季、徳島は3月の第7節でも大宮に1-0で勝利しており、直接対決で優位性を保ち続けたことが、この終盤戦での大きなアドバンテージとなった。
J2最終盤、激化するプレーオフ争いと来季の展望
J2リーグの最終局面は、水戸ホーリーホック、V・ファーレン長崎を筆頭に、大宮、千葉など6チームがひしめき合う大混戦だ。アルディージャは、残りの試合で確実に勝ち点を積み重ね、プレーオフ進出権を確保することが喫緊の課題となる。宮沢監督の采配や選手交代の妙が評価されてきた今季だが、この痛恨の敗戦をいかに切り替えるかが重要となる。
また、来季に向けた体制構築も注目される。徳島ヴォルティスは、増田功作監督の続投が既に内定しており、MF重廣卓也ら現有戦力を中心に、ユースからの昇格選手を加え、チームの安定と底上げを図る方針だ。
対照的に、RB大宮アルディージャの来季体制については、まだ公式な発表がなく、不透明な状況が続く。昇格を逃すことになれば、監督や主力の去就を含め、チームの刷新が議論される可能性もある。
この大宮 対 徳島の一戦は、2025年サッカーJ2の昇格争いの行方を決定づける象徴的な試合となった。自動昇格の夢は潰えた大宮と、勢いに乗るヴォルティス。両チームの最終節までの動向が、今後のJリーグの話題の中心となることは間違いない。(了 1085字)