『いいことわるいこと』考察ブーム!「7人目」の正体と森優作が握る“善悪の境界線”
ニュース要約: 日本テレビ系土曜ドラマ『いいことわるいこと』が、22年前の連続殺人を巡る「考察ブーム」を巻き起こしている。本作は善悪の境界線や無関心の罪を鋭く問い、特に「忘れられた7人目」の存在や、森優作演じる人物が鍵を握るという説が有力視され、視聴者による犯人特定論争が激化している。
22年の沈黙を破る「善悪の境界線」:『いいことわるいこと』が問いかける現代社会の罪と無関心
【東京、2025年11月23日 共同通信】
日本テレビ系土曜ドラマ『いいことわるいこと』(通称:イイワル、または『良いこと悪いこと』)が、その予測不能な展開と深淵なテーマ性により、放送開始以来、視聴者の間で空前の「考察ブーム」を巻き起こしている。小学校の同窓会を契機に、22年前に埋められたタイムカプセルから始まる連続殺人。単なるミステリーの枠を超え、現代社会が抱える「善悪の相対性」や「過去の記憶と無関心の罪」を鋭く抉り出す本作は、主演の間宮祥太朗をはじめとする実力派キャスト陣の熱演も相まって、毎週土曜の夜に熱狂的な議論を呼んでいる。
核心に迫る「犯人特定論争」:鍵を握る「7人目」と多重仮説
物語の最大の焦点は、もちろん「真犯人は誰か」という一点に集約される。SNS上やウェブメディアでは、毎週放送後に膨大な量の「良いこと悪いこと 考察」が展開され、多岐にわたる容疑者説が乱立している。
現在、最も有力視されているのは、「忘れられた7人目」の存在だ。同級生たちの記憶から完全に消し去られたこの人物が、過去のいじめや差別に対する復讐として、次々と裁きを下しているという仮説である。この「7人目」の正体については、レトロスナックの店主・今國(イマクニ)説や、主要キャストの誰かが二重人格として存在しているという「表キング・裏キング(間宮祥太朗)二重人格説」など、様々な憶測が飛び交っている。
特に注目を集めているのが、同級生の一人である羽立太輔(通称:ちょんまげ)を演じる森優作の存在だ。彼の複雑なキャラクター設定や、公式プロフィールに示唆された伏線、そして彼が「博士」と呼ばれているという情報から、「いいことわるいこと 森」や「いいこと悪いこと 森くん」といったキーワードで、彼が事件の核心、あるいは「7人目」の鍵を握る人物ではないかという考察が急速に広まっている。
また、美容師の豊川賢吾を演じる稲葉友もまた、その不審な行動や過去の接点から有力な容疑者の一人として挙げられている。彼の役柄が持つ「ガラス職人」や「木登り」といった過去の共通点が、犯行現場と結びつけられるなど、視聴者は細部にわたる伏線の回収に血眼になっている状況だ。
間宮祥太朗が体現する「加害者」の苦悩
物語の推進力を担うのは、クラスのリーダー「キング」こと高木将を演じる間宮祥太朗の深みのある演技だ。彼は、過去の記憶が断片的であることに苦悩しながら、真相を追い求める。彼のキャラクターは、22年前に何らかの「いいことわるいこと」に関与し、その記憶の曖昧さ自体が罪であるという現代的なテーマを体現している。
また、いいことわるいこと 予告映像が公開されるたびに、新たな伏線や衝撃的な展開が示唆され、視聴者の期待値は高まる一方だ。特に、犯人が単独犯ではなく、2人組犯人説が浮上している点も、物語の複雑性を増している。
善悪を問う、社会派ミステリーとしての評価
『良いこと悪いこと』が単なる犯人当てゲームで終わらない所以は、「善悪の境界線」という普遍的なテーマを深く掘り下げている点にある。過去のいじめの加害者と被害者の立場の逆転、そして無関心だった傍観者たちが実は最も重い罪を背負っていたという構造は、多くの視聴者に「自分は過去、良い子だったか?」という問いを投げかけている。
視聴者の中には、「復讐は正義なのか悪なのか」という哲学的議論にまで発展させる層も存在し、このドラマが単なるエンターテイメントとしてだけでなく、社会的な議論のきっかけを提供していることが窺える。
森優作演じる謎の人物、そして稲葉友が演じるキーパーソンの動向が、物語のクライマックスに向けてどう絡み合っていくのか。残された謎と、全ての伏線が回収される瞬間を、日本中の視聴者が固唾を飲んで見守っている。(了)