岩橋玄樹、日米二拠点体制でグローバル飛躍 「弱さの肯定」を力に変える独自戦略
ニュース要約: 元King & Princeの岩橋玄樹が、米大手事務所「Three Six Zero」に所属し、日米二拠点体制でグローバル展開を本格化。新曲『Bless me』では「弱さの肯定」という普遍的なテーマを掲げ、ファンからの共感を呼んでいる。俳優業への挑戦や、初のカバーソングCD発売など、日本をベースにした多角的な活動戦略で世界を見据える。
岩橋玄樹、弱さを肯定し世界へ飛躍:日米二拠点体制で築く独自の表現者像
【東京・ロサンゼルス共同】 2025年11月27日
元King & Princeのメンバーで、現在ソロアーティストとして活動する岩橋玄樹が、グローバルな活躍の場を急速に拡大している。アメリカの大手芸能事務所「Three Six Zero」に所属し、日米を往復する二拠点生活を本格化させる中で、彼の音楽表現は「弱さの肯定」という普遍的なテーマを軸に深まりを見せている。特に今年発表された新曲「Bless me」は、ファンからの熱烈な共感を呼び、岩橋玄樹のアーティストとしての成長と、世界を見据えた戦略的な動向が注目されている。
グローバル展開の基盤:LAでの挑戦と「日本ベース」の戦略
岩橋玄樹の活動の最大の特徴は、アメリカ市場への積極的なアプローチだ。彼は、ハリウッドに拠点を置く「Three Six Zero」に所属することで、現地のプロデューサーやアーティストとのコラボレーションを視野に入れた制作活動を展開している。
現在の生活は、日本とロサンゼルスを行き来する二拠点体制だ。幼少期をLAで過ごした経験を持つ岩橋玄樹にとって、現地での活動は単なるビジネスに留まらず、自身のルーツを再確認する場ともなっている。彼は、アメリカでの制作スピードは日本と比べて緩やかであるとしながらも、その分、じっくりと作品作りに取り組む姿勢を見せている。
2025年は、音楽活動に加え、映画『男神』で初の映画出演を果たすなど、俳優としての挑戦も開始。アメリカ市場での多角的なアプローチを進めている。しかし、彼の戦略はあくまで「日本をベースにした世界進出」である。「遠征のような感覚でフットワークを軽くして世界に行けたら」と語るように、日本での活動を土台としつつ、グローバルなファンベースの拡大を目指している。このセルフプロデュース力の高さこそが、彼の活動を支える核となっている。
内面の葛藤を描く新曲「Bless me」が共感を呼ぶ
2025年の岩橋玄樹のソロ活動を象徴するのは、新曲「Bless me」だ。映画『男神』のテーマ曲にも起用された同曲は、「祝福」と「内面の葛藤」をテーマに掲げ、「弱さや不安を抱えながらも、前を向いて生きる力」を歌い上げている。
特にファンからの反響が大きいのが、「自分自身の弱さを愛に変えていく」というメッセージだ。SNS上では「歌詞に心が救われた」「弱さを肯定するメッセージに共感した」といった声が多数寄せられており、この楽曲が多くのリスナーの心に寄り添っていることがうかがえる。
この楽曲を携えて開催されたライブツアー『GENKI IWAHASHI TOUR 2025 “I'm A Hero”』は、1月のKT Zepp Yokohamaを皮切りに全国主要都市を巡り、盛況のうちに幕を閉じた。ツアーのライブ映像は7月にBlu-ray & DVD化され、その進化したパフォーマンスが記録されている。さらに4月には世界遺産・春日大社でのスペシャルパフォーマンスを成功させるなど、ステージ演出の幅も広げている。
多彩な活動と今後の展望
岩橋玄樹は、音楽とライブ活動以外にも精力的に展開を続けている。12月17日には東京・立川ステージガーデンにて、バースデー&クリスマスイベント「29ristmas」の開催が予定されており、ファンとの交流を深める場となる。
さらに、2026年2月4日には初のカバーソングCD『愛♡魂-icon-』の発売も控えている。全33曲を収録予定のこの作品は、彼がリスペクトする日本のアイドル史を振り返るライブシリーズ「愛♡魂-icon-」の映像も収録され、アーティストとしての彼のルーツと造詣の深さを示すものとなるだろう。
岩橋玄樹は、旅行や新しい経験からインスピレーションを得ることを創作活動の源としており、その独自の視点とセルフプロデュース力を武器に、今後も日本を拠点としながら、世界に向けてメッセージを発信し続ける。弱さを力に変える彼の音楽は、国境を越え、さらに多くの人々の心を掴むことが期待される。