2026年2月26日、今日も日本と世界は大きな転換点を迎えています。芸能界から社会情勢、そして私たちの生活に直結する経済ニュースまで、今日これまでに届いた主要な出来事を編集部がまとめました。
エンターテインメント:伝統の継承と新たな知性の輝き
今日の芸能界で最も大きな衝撃を与えたのは、乃木坂46の3代目キャプテン・梅澤美波さんの卒業発表でしょう。約9年間にわたりグループの転換期を支え続けた彼女は、5月21日の東京ドーム公演を最後に「大好きなまま去ることができる」と晴れやかな決意を語りました[12]。
一方で、新たな「知性」を武器にするアイドルの台頭も目立ちます。timeleszの新メンバーとして加入1周年を迎えた篠塚大輝さんは、一橋大学出身という知性を武器に東京ドームで圧倒的な存在感を示しました[1]。また、Travis Japanの川島如恵留さんが、全人口の上位2%のIQを持つ者のみが入会できる「MENSA」の会員になったことを公表。ジャニーズ出身タレントとして初の快挙となり、パフォーマンスと高IQという二刀流での活躍に期待がかかります[2]。
ドラマ界では、杉咲花さん主演の『冬のなんかさ、春のなんかね』に松島聡さんが登場し、SNSでトレンド入り。曖昧な恋愛感情を丁寧に描く演出が共感を呼んでいます[7]。また、小芝風花さん主演のNHK BS時代劇『あきない世傳 金と銀』のシーズン3が4月5日から放送されることが決まり、江戸の商いを舞台にした人間ドラマの続報に期待が高まっています[6]。海を越えた韓国からは、女優イ・ミンジョンさんが母としての素顔を見せつつ、ドラマやMCで「静かなる進化」を続けている姿が報じられました[5]。
さらにゲーム業界では、Nintendo Switch 2向けに22年ぶりの復活を遂げた『カービィのエアライダー』が最終バランス調整を完了。次世代機のスタンダードとしての地位を盤石にしています[11]。
社会・教育:司法の転換点と受験シーズンの試練
社会面では、戦後日本の司法史に残る決定がありました。1984年の「日野町事件」に対し、最高裁は検察側の特別抗告を棄却し、元受刑者の阪原弘さんの再審を認めました。事件発生から41年、「死後再審」の確定により、自白強要の闇がようやく法廷で裁かれることになります[8]。
教育現場では、愛知県公立高校入試が実施されました。数学と理科で思考力を問う新傾向が鮮明になり、難化傾向に戸惑う受験生も多いようです。自己採点による合格ボーダーラインへの注目が続いています[3]。
暮らしと経済:歴史的金高騰と忍び寄る水不足の影
私たちの生活に関わるニュースも深刻です。国内の金価格は1gあたり2万8000円台という歴史的な高値圏を維持しており、地政学リスクと円安が資産防衛としての需要を押し上げています[4]。その一方で、デリバリー市場では大きな再編が起きました。フィンランド発の「Wolt」が2026年3月での日本撤退を発表。Uber Eatsと出前館の2強体制が加速する一方で、利便性と収益性の両立という課題が浮き彫りになっています[10]。
地方自治体の緊急事態としては、愛知県の新城にある宇連ダムの貯水率が1.8%まで低下したことが報じられました。1994年の大渇水に匹敵する深刻な状況で、3月中旬の「貯水ゼロ」を回避するための節水協力が強く求められています[9]。
国際情勢:緊迫する東アジアの安全保障
最後に、緊迫する国際情勢です。米韓両軍は3月9日から定例演習「フリーダムシールド」を開始することを決定しました。しかし、訓練規模を巡る米韓の温度差や、中国の反発、北朝鮮の挑発など、東アジアの地政学的リスクは一段と複雑化しています[13]。
以上、2026年2月26日の主要ニュースをお伝えしました。
フジクラ株価急落(5803)の深層:AI調整とMS需要減速が引き起こす試練
ニュース要約: 電線・光ファイバー大手のフジクラ(5803)株価が急落。好調な業績とは裏腹に、マイクロソフトのデータセンター延期懸念と、海外ファンドによるAI関連株の利益確定売りの影響を強く受けた。高PERによる調整圧力も加わり、グローバルな不確実性の中での試練が続く。
【深度レポート】フジクラ株価急落の深層:データセンター需要の陰りと「AIバブル」調整の波紋(5803)
2025年11月、日本の電線・光ファイバー大手であるフジクラ(証券コード5803)の株価が急落し、市場に大きな動揺が走っている。一時は年初来高値から大幅に水準を切り下げる展開となり、特に11月に入ってからの下落率は顕著だ。AIインフラ投資拡大の恩恵を受けると期待され、高騰を続けてきた同社株になぜ急ブレーキがかかったのか。その背景には、グローバルな需給環境の変化と、海外投資家によるリスク回避の動きが複雑に絡み合っている。
1. 急落の引き金となった二つの外部要因
フジクラ株価の下落は、主に二つの大きな外部要因によって加速した。
一つ目は、「データセンター需要の減速懸念」である。今年の4月初旬、米ブルームバーグ通信が、マイクロソフト(MS)が世界各地でデータセンタープロジェクトの撤退や延期を進めていると報じたことが、市場のセンチメントを大きく冷え込ませた。フジクラは光ファイバーや通信ケーブルといったデータセンター向け部品を主要な収益源としており、MSのような巨大テック企業の投資抑制は、今後の需要減少に直結しかねない。この懸念は、同業の古河電気工業や住友電気工業といった日本の電線メーカー全体にも波及している。
二つ目は、11月中旬以降に顕著になった「AI関連株の調整と利益確定売り」だ。米国市場でエヌビディア決算を控える中、ハイテク株全般に弱気なムードが広がり、利下げ観測の後退も相まってリスク回避の動きが加速した。フジクラはAIブームの象徴的な銘柄として、すでに高水準の株価を付けていたため、海外ファンドを中心とした大規模な利益確定売りの格好の標的となった。一時、前日比7.7%超の下落を記録するなど、ボラティリティの高さが際立っている。
2. 好調な業績との「矛盾」
興味深いのは、株価が急落しているにもかかわらず、同社のファンダメンタルズ、特に直近の業績は極めて好調に推移している点である。
フジクラの2026年3月期の今期業績は、情報通信事業に加え、エネルギー事業が牽引し、大幅な増収増益を見込んでいる。通期予想も上方修正されるなど、企業努力による成長は確かな裏付けがある。光ファイバー・通信ケーブルの需要は、中長期的には5G、AI、EVといった次世代インフラ投資によって引き続き堅調であると見られている。
では、なぜ株価は売られるのか。その背景には、株価が業績の成長を先取りしすぎたという市場の評価がある。予想PER(株価収益率)が38~41倍と高水準に達しており、一部の証券会社が投資判断を「買い」から「中立」へ引き下げる動きも見られた。市場は「高すぎる株価」に調整圧力をかけている状況と言える。
3. 日本市場を覆う地政学リスクの影
さらに、日本人投資家として見過ごせないのは、地政学リスクと外国人投資家の動向である。
近年の日本株市場は、海外マネーの動向に大きく左右される傾向にある。今回も、掲示板などでは台湾有事リスクや中国からの報復懸念といった地政学的な不透明感が、外国人投資家の資金流出を促しているとの指摘が相次いでいる。フジクラの事業展開はグローバルであり、中国市場との関係も無視できない。リスクが高まると、「とりあえず日本株から資金を引き揚げる」という動きが強まり、高PERでボラティリティの高い銘柄が売られやすい構図が浮かび上がる。
個人投資家の間では、現在の急落を「買い場」と捉える意見と、「さらなる下落リスクを懸念し逃げるべき」という慎重派の意見が二分している。テクニカル分析で見ても、短期的な下落トレンドは鮮明だが、中長期の移動平均線はプラス圏を維持しており、業績の裏付けを信じる投資家は、調整後の反発に期待を寄せている状況だ。
4. まとめ:不確実性の中での試練
フジクラの株価急落は、企業固有の悪材料ではなく、グローバルな需給バランスの変化と、AI関連バブル調整という外部要因が主因である。
同社は配当性向の引き上げやROIC(投下資本利益率)の改善など、株主還元策の強化も期待されており、ファンダメンタルズは強固だ。しかし、この短期的な株価の不安定さは、資金調達コストの上昇や投資家関係への影響など、企業戦略にも一時的な影響を及ぼす可能性がある。
フジクラが今後、再び上昇軌道に乗るためには、MSの動向を含むデータセンター市場の回復、そして何よりも世界的なハイテク株の調整局面を乗り越え、堅実な業績拡大を続けることが鍵となる。日本を代表する総合電線メーカーの試練は、グローバルな不確実性が高まる現代において、日本企業全体が直面する課題を象徴している。