【リーガ】レヴァンドフスキ3発!バルセロナ、4-3激勝で首位追撃を継続
ニュース要約: 2025年11月29日、リーガ・エスパニョーラ第14節でバルセロナはアラベスに4-3で勝利し、首位マドリードとの勝ち点差1を維持した。FWレヴァンドフスキがハットトリックを達成し攻撃を牽引したが、3失点と守備の脆さが露呈。シャビ監督は勝利の裏で守備の安定化を喫緊の課題として強調した。
【リーガ・エスパニョーラ】バルセロナ、レヴァンドフスキがハットトリック達成 4-3激戦を制し、首位追撃のプレッシャー維持
(バルセロナ発 共同通信)
2025年11月29日、スペイン・リーガエスパニョーラ第14節が行われ、ホームのSpotify Camp Nouにデポルティーボ・アラベスを迎えたFCバルセロナは、激しい点の取り合いの末、4対3で勝利を収めた。この勝利により、バルセロナは勝ち点を「34」とし、首位レアル・マドリードとの差「1」を維持。優勝争いの重圧をかけ続ける重要な一歩となった。
試合は、バルセロナの圧倒的な攻撃力と、アラベスの鋭いカウンターアタックが交錯するスリリングな展開となった。
攻撃の英雄、レヴァンドフスキが牽引
バルセロナは直近3試合で11得点と攻撃陣が絶好調であり、この日もその火力を遺憾なく発揮した。特にポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが、試合の主役として躍動した。
レヴァンドフスキは、中盤の司令塔ペドリや、サイドを駆け上がるラフィーニャらとの連携を通じて、幾度となくアラベスゴールを脅かした。彼はこの試合でハットトリック(3得点)を達成。特にペドリの正確なパスや、カルレス・アレーニャら中盤の献身的なサポートが、レヴァンドフスキの決定力を最大限に引き出した形だ。
試合は終始、バルセロナがボールポゼッションで優位に立ち、積極的なサイド攻撃と中央突破を繰り返したが、アラベスも守備を固めつつ、カルロス・ビセンテやルイス・ボジェらを中心としたカウンターで応戦。一時はスコアが拮抗する展開となり、最終的に4-3という、リーガでは珍しい打ち合いとなった。このbarcelona vs alavésの一戦は、バルセロナの攻撃戦術の成熟度を示す一方で、後述する守備の課題も浮き彫りにした。
勝利の影に潜む守備の脆弱性
バルセロナはリーグトップの得点力(35得点)を誇る一方、このアラベス戦では防衛面での脆さが露呈した。アラベスは現在リーグ14位に位置しているが、彼らの効果的な反撃やセットプレーに対するバルセロナの対応に、いくつかの連携ミスが見受けられた。
特に、アラベスが奪った3得点は、速攻に対する最終ラインの判断ミスや、マークの受け渡しがスムーズに行われなかった結果であり、シャビ・エルナンデス監督は試合中、たびたび守備陣に対して戦術的な調整を指示せざるを得なかった。
試合後の監督のコメントでも「我々は良い位置にいるが、タイトルレースはまだ終わっていない。毎試合、勝ち点を得ることが重要だが、防衛の細部への集中が欠けていた」と述べ、勝利にもかかわらず、守備の安定性強化が喫緊の課題であることを認めた。過去5試合で4勝1分と好調を維持しているバルセロナだが、今後のアトレティコ・マドリードやセビージャといった難敵との対戦を前に、守備陣の再構築が求められている。
アラベスは残留へ向けた奮闘
一方、敗れたアラベス(勝ち点15、14位)は、強豪バルセロナ相手に3得点を奪ったことで、攻撃的なポテンシャルを示した。残留圏を4ポイント上回っているものの、中位以下のチームが混戦となっているため、コウデ監督は「守備を改善し、攻撃面でより決定力を高める必要がある。今後数週間が極めて重要だ」と危機感を滲ませた。
アラベスにとって、今回の敗戦は想定内であったとしても、守備の安定化と、トニ・マルティネスら攻撃のキープレイヤーの活躍が、今後の降格圏回避の鍵となる。
タイトル争いは冬へ突入
バルセロナは、この激戦を制したことで、レアル・マドリードを射程圏内に捉えたまま、厳しい冬の連戦へと突入する。チームは現在、リーグ最高の得失点差を維持しており、攻撃陣の勢いは本物だ。
しかし、チャンピオンズリーグや国内カップ戦も控える中、今回のバルセロナ対アラベス戦で露呈した守備の不安定さが、今後のタイトルレースにおける致命的な弱点とならないよう、シャビ監督率いるチームは、攻守のバランスを高い次元で維持する努力が求められる。レヴァンドフスキの決定力と、ペドリの中盤での創造性が、バルセロナをリーガの頂点へと導くことができるか、世界中の注目が集まっている。