「あさイチ」トミー・バストウ特集が話題に　朝ドラ『ばけばけ』俳優の日本語力と演技力に視聴者から称賛の声

2025年11月20日

NHKの朝の情報番組「あさイチ」で放送されたトミー・バストウ特集が、SNS上で大きな反響を呼んでいる。連続テレビ小説『ばけばけ』でヒロインの夫役を演じるイギリス出身の俳優に対し、視聴者から「神回」「日本語がすごい」といった称賛のコメントが相次いでいる。

あさイチが伝えたトミー・バストウの魅力

「あさイチ」の特集では、トミー・バストウの撮影現場での様子や、日本文化への初体験、共演者とのエピソードなどが詳しく紹介された。特に注目を集めたのは、彼の流暢な日本語と、日本文化への深い理解と愛着だ。X（旧Twitter）では「#あさイチ」のハッシュタグを使った投稿が殺到し、「緩急キレッキレ」「夫婦の絆が素敵」といった好意的な反応が多数見られた。

1767人から選ばれた実力派俳優

トミー・バストウは、2025年後期の朝ドラ『ばけばけ』で、ヒロイン・トキの夫であるレフカダ・ヘブン英語教師役を演じている。この役は1767人の応募者の中から満場一致で選ばれたという経緯があり、その実力の高さがうかがえる。

俳優兼ミュージシャンとして活動する彼は、2024年にエミー賞を受賞したドラマ『SHOGUN 将軍』でマルティン・アルヴィト司祭を演じ、国際的な注目を集めた。また、ロックバンド「FranKo」のリードボーカルとしても現在も活動を続けており、多才な一面を持つ。

朝ドラでの紳士的な演技が話題

『ばけばけ』では、高石あかりさん演じるトキの夫を好演し、その紳士的なキャラクターと流暢な日本語が視聴者に強い印象を与えている。夫婦の絆を描くシーンでは、細やかな感情表現と日本語の自然な使い方が高く評価されており、朝の連続テレビ小説ファンの間で話題となっている。

SNSで沸騰する反響

「あさイチ」放送後、SNS上では視聴者からの熱い反応が続々と寄せられた。「日本語力の高さに驚いた」「日本文化への真摯な姿勢が素晴らしい」「演技に引き込まれる」といったコメントが目立ち、特に若い世代を中心に支持を集めている。

2018年よりアメリカでも活動の場を広げているトミー・バストウは、今後は日本での活躍の幅をさらに広げていきたいと述べており、朝ドラでの活躍を機に、日本のエンターテインメント業界での存在感がますます高まることが期待される。

「あさイチ」でのトミー・バストウ特集は、国際的に活躍する俳優の人間性と実力を視聴者に伝える貴重な機会となり、朝の情報番組ならではの親しみやすい演出で、多くの共感を呼んだと言えるだろう。