少年 忍者 活動 終了
2025年11月13日

「少年忍者」活動終了へ 11月末でグループに幕 STARTOジュニア戦略の転換点

ニュース要約: STARTO ENTERTAINMENTは、ジュニア内グループ「少年忍者」が11月30日をもって活動を終了すると発表した。約7年の活動に幕を下ろす理由は、メンバー個々が「より高みを目指す」ための前向きな決断。退所はなく、今後は個人の活動に専念し、俳優やモデルなど多様なキャリアパスを歩む。これは、STARTOが推し進めるジュニア育成戦略が、個人の才能を尊重するシステムへと移行する象徴的な転換点となる。

【独自】「少年忍者」衝撃の活動終了へ 11月末でグループに幕、STARTOが示すジュニア戦略の「進化」

2025年11月13日。STARTO ENTERTAINMENTは、同社所属のジュニア内グループ「少年忍者」が11月30日をもってグループとしての活動を終了すると発表しました。2018年の結成以来、約7年にわたり活動を続けてきた大人数ユニットの突然の活動終了は、ファンのみならず、日本のエンターテイメント業界全体に大きな衝撃を与えています。

「解散」ではなく「高みを目指す」前向きな決断

公式サイトで発表された「少年 忍者 活動 終了」の理由は、「メンバー一人ひとりがより高みを目指し成長するため」、今後は各自が個人での活動に専念する、という前向きなものです。活動終了に伴うメンバーの退所はないとされており、事務所側がメンバーの将来的な可能性を最大限に引き出すための戦略的な決断であることが伺えます。

少年忍者は、最大時には20人以上が所属し、最終的に16人体制で活動を続けてきた異例の「ジュニア」グループでした。彼らは、大人数ならではのダイナミックなパフォーマンスと、個性豊かな「少年忍者 メンバー」それぞれのキャラクターで人気を博しました。今年8月には「少年忍者 LIVE 2025 This is 忍者」を開催し、全29公演で6万6700人を動員するなど、確かな人気と実力を見せつけていました。それだけに、今回のグループ活動終了の報は、多くのファンにとって青天の霹靂となったことでしょう。

世代交代とキャリアパスの多様化

今回の発表は、STARTO ENTERTAINMENTが現在推し進めている「ジュニア」育成戦略の大きな転換点を示しています。

関係者によると、活動終了の背景には、メンバーの多くが20代に差し掛かり、従来の「ジュニア」という枠組みでの活動が、個々の才能を伸ばす上で限界を迎えつつあるという事情があります。事務所側は、彼らが「デビュー」という単一の目標に縛られることなく、俳優業、モデル業、バラエティなど、多様なキャリアパスを歩めるよう、個々の活動を強力にサポートしていく方針です。

実際、すでに織山尚大さん、川﨑皇輝さん、ヴァサイェガ渉さんといった人気「少年忍者 メンバー」は、舞台やドラマなどで個人の才能を開花させています。グループ活動の終了は、彼らにとって、アーティストとしての成長を加速させるための「卒業」であり、「最終試験」とも言えるでしょう。

今後の焦点:新ユニット結成とソロ活動の行方

グループ活動が終了する11月30日以降、注目されるのは、16人のメンバーがどのような形で芸能活動を続けていくかです。

事務所は、メンバーそれぞれと対話を重ね、「これからの未来を共に描き、個々の活動をしていきたい」とコメントしており、個人のソロ活動が本格化するのは確実です。一方で、エンタメ業界内では、今回の活動終了が、東西の「ジュニア」を統合した新たな大型ユニット結成や、特定のメンバーを中心とした新グループ再編の序章ではないか、という憶測も飛び交っています。

STARTO体制下で、複数の先輩グループが活動休止や解散を発表するなど、大きな変革期を迎えている今、次世代を担う「ジュニア」の育成方法も大きく変化しています。少年忍者の活動終了は、従来の育成システムから、より個人の才能とキャリアを尊重するシステムへの移行を象徴していると言えるでしょう。

ファンにとっては寂しい発表ではありますが、16人の若き才能がグループという枠を超え、それぞれの「高み」を目指して羽ばたく未来に、熱いエールを送り続けたいものです。彼らの第二章が、日本のエンタメ界にどんな輝きをもたらすのか、今後の動向から目が離せません。 (915文字)

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