ルカ・ドンチッチが「史上初」の偉業達成!11月の支配でNBA MVP争いを独走
ニュース要約: レイカーズのルカ・ドンチッチ(26)が、11月単月で平均36得点超えを記録し、NBAを席巻している。クリッパーズ戦での活躍で、開幕からわずか12試合でジョーダンやレブロンも未踏の「400得点・100アシスト」という史上初の偉業を達成。この支配的なパフォーマンスにより、ドンチッチはMVP争いを独走している。
NBA:ルカ・ドンチッチ、11月の支配と歴史的快挙――「史上初」の偉業達成、MVP争いを独走
導入:レイカーズの司令塔が築く新たな歴史
【ロサンゼルス26日 共同】NBAの2025-26シーズン序盤、ロサンゼルス・レイカーズに所属するスロベニア代表の至宝、ルカ・ドンチッチ(26)が、リーグ全体を圧倒するパフォーマンスを見せている。特に11月に入ってからの活躍は目覚ましく、得点、アシスト、リバウンドの主要スタッツで軒並みキャリアハイペースを記録。その類まれなオールラウンド能力は、既に「歴史的快挙」として球史に刻まれつつある。
ドンチッチは11月25日(日本時間26日)に行われたクリッパーズ戦(NBAカップ)で43得点、9リバウンド、13アシストを記録し、チームを135-118の勝利とグループラウンド突破に導いた。この爆発的なスコアリング能力とゲームメイクの才を兼ね備えた支配力は、シーズンMVP争いの最前線に躍り出る強力な根拠となっている。
11月単月で平均36得点超え、ジョーダンやレブロンも未踏の領域へ
現在、ルカ・ドンチッチは今季平均34.5得点、8.9アシスト、8.8リバウンドという驚異的なスタッツを維持しているが、11月単月(1日~25日)に限定すれば、平均得点は36.2点、アシストは9.3本にまで上昇している。この期間中、40得点超えを複数回(11月15日のバックス戦41点、25日のクリッパーズ戦43点など)達成するなど、オフェンス面での存在感は圧倒的だ。
特筆すべきは、シーズン開幕からのわずか12試合で、400得点・100アシストという前人未到の記録を達成した点である。これは、マイケル・ジョーダンやレブロン・ジェームズ、オスカー・ロバートソンといった伝説的な選手たちでさえ到達できなかった領域であり、ドンチッチの得点力と司令塔としての資質が、史上最高水準で融合していることを示している。
レイカーズはレブロン・ジェームズや、日本代表の八村塁ら主力選手が一部欠場する試合が散見される中でも、ドンチッチが逆境を跳ね返しチームを勝利に導く場面が目立っている。この「逆境での活躍」こそが、月間MVP候補としての評価を決定的なものにしている。
MVPレースの熾烈化:ヨキッチとの二大巨頭争い
シーズン序盤のMVPレースは、デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチとの間で激しい接戦が繰り広げられている。両者は、現代NBAにおけるビッグマンとガードの理想的な形を体現しており、バスケットボール殿堂入り選手からも「ドンチッチがMVPを獲得する」との予想が出るなど、注目度は非常に高い。
ドンチッチはレイカーズ加入後30試合で計881得点(平均29.4得点)を記録しており、これは同球団歴代トップのスタッツである。彼の多彩なスキルセットと、試合の重要な局面で決定的な仕事をする爆発力が、評価のポイントだ。
ただし、懸念材料として、左手指の捻挫など、コンディション面での不安も報じられている。このハイペースを維持するためには、今後のコンディション管理が極めて重要となるだろう。
芸術的な技術分析:「誰も止められないステップバック」の進化
ルカ・ドンチッチの得点パターンの中でも、特にディフェンダーを無力化しているのが「ステップバック」である。この技術は、単なる後退動作ではなく、ディフェンダーの「時間感覚を狂わせる」芸術的な技術へと進化している。
専門家の分析によれば、ドンチッチのステップバックの鍵は以下の3点にある。
- 急ブレーキ(チェンジ・オブ・ペース): ドライブで全速力で進んだ直後に、一気に減速し静止する。この「急停止」により、ディフェンダーは反応が遅れる。
- スリップステップの採用: ジェームズ・ハーデンが多用したホップステップとは異なり、ドンチッチはシュート方向と反対の足(逆足)を先に滑らせるように引く「スライドステップ(スリップステップ)」を多用する。これにより、最小限の動作でスペースを確保し、シュートの安定性を高めている。
- 柔軟性、バランス、強さの融合: 彼のステップバックは、スピードやパワーだけでなく、高い柔軟性とバランス能力の上に成り立っており、ディフェンダーとの接触にも負けない体幹の強さを誇る。
この進化したステップバックにより、ドンチッチはミスマッチを徹底的に突き、相手の4番や5番をドライブやステップバック3Pシュートで簡単に交わしてしまう。
結論:古巣との対戦、そしてシーズンの行方
ルカ・ドンチッチは、2025年11月、NBAを代表する支配的な選手としてその地位を確固たるものにした。
今後の注目は、11月29日(日本時間30日)に予定されているNBAカップのグループ最終戦、古巣ダラス・マーベリックスとの対戦だ。旧チームを相手に、ドンチッチがどのようなパフォーマンスを見せるのか、そしてこの歴史的なペースをシーズン終了まで維持し、最終的にMVPの栄冠を掴み取ることができるのか。彼の動向は、今季のNBAの行方を占う上で、最も重要な焦点となっている。