亀梨和也、独立後の「全方位戦略」:『神の雫』再演と『水滸伝』林冲役で俳優業を深化
ニュース要約: 独立した亀梨和也氏(39)は、俳優、キャスター、MCとして活動を加速させている。特に俳優業では、アニメ『神の雫』での異例の再演、そして歴史大作『北方謙三 水滸伝』で林冲役を射止め、キャリアの深化を見せる。公私ともに転機を迎えた彼の全方位戦略を追う。
【深度】亀梨和也、独立後の「全方位戦略」と「俳優としての深化」:『神の雫』から『水滸伝』へ、30代後半の転機を追う
2025年11月27日
2025年3月31日をもってSTARTO ENTERTAINMENTを退所し、長年活動を共にしたKAT-TUNの歴史に一旦区切りをつけた亀梨和也氏(39)。30代後半というキャリアの転換期を迎えた彼の活動は、グループ解散による勢いの減退どころか、むしろ俳優、キャスター、MCとして多方面で加速している。個人事務所を設立し、自らの裁量で活動の幅を広げる「全方位戦略」は、2026年に向けた大型作品群によって、いよいよ本格的な結実を見せ始めている。
俳優キャリアの「二刀流」:アニメ声優再演と歴史大作への挑戦
亀梨氏の独立後の核となるのは、やはり俳優業の深化である。特に2026年に予定されている二つの注目作は、彼のキャリアにおける特異性とスケールの大きさを象徴している。
一つは、2026年に放送が予定されているテレビアニメ**『神の雫』**への参加だ。亀梨氏は2009年の実写ドラマ版で主人公・神咲雫を演じたが、今回、16年の時を経てアニメ版で同役を声優として再演するという異例の快挙を成し遂げた。実写とアニメで同じ主人公を演じるという試みは、彼の原作への深い理解と、キャラクターへの愛着を示すものだろう。また、同時期には日米仏共同製作の国際ドラマ『神の雫/Drops of God』シーズン2も配信を控えており、国内外で「神の雫」プロジェクトが展開する中で、亀梨氏の存在感が改めて際立っている。
もう一つは、WOWOWで放送・配信が予定されている歴史大作**『北方謙三 水滸伝』**への出演である。中国四大奇書を原作とするこのドラマで、亀梨氏は「天下稀代の槍使い」と称される英傑・林冲(りんちゅう)役を射止めた。主演の織田裕二氏(宋江役)や反町隆史氏(晁蓋役)といった豪華キャストとの共演は、彼の俳優としての地位を確固たるものにする。制作サイドは、亀梨氏が「新しい自分自身の側面を見つけられた」とコメントしたように、激しいアクションと複雑な人間ドラマの両面で、新たな魅力を引き出すことを期待している。
さらに、2025年12月6日より独占配信されるDMM TVのオリジナルドラマ**『外道の歌』**では、窪塚洋介氏とタッグを組む復讐屋・島田虎信を演じ、ダークでハードな世界観に挑戦。過去の出演作である『大奥』(徳川家治役)や『Destiny』での現代劇など、その役柄の多様性は、独立による活動の自由度の高まりとともに、さらに広がりを見せている。
「亀梨くん」の新たな顔:キャスターとMC業の確立
俳優業と並行して、亀梨氏は長年務めるキャスター業、そして新たなレギュラー番組でのMC業にも注力している。
日本テレビ系『Going! Sports&News』において、ベースボールスペシャルサポーターとして、プロ野球への深い情熱とストイックな挑戦(豪速球プロジェクト、ホームランプロジェクトなど)を通じて、視聴者に感動を届けてきた。この経験は、彼の知的で真摯なパブリックイメージを形成する上で重要な役割を果たしている。
そして2025年4月からは、独立後初のレギュラーMC番組となるテレビ東京系**『世界を救う!ワンにゃフル物語 柴と三毛と亀梨くん』**がスタート。動物救済をテーマにしたこの番組は、彼の穏やかで温かい一面を引き出し、従来のアイドル像とは異なる「新しい亀梨和也」像を確立しつつある。
30代後半の転機と「タイミング」
キャリアの大きな変革期にある亀梨氏だが、彼のプライベート動向にも注目が集まっている。30代後半を迎え、結婚願望や子供好きであることを公言しているものの、「ワークライフバランスを考えて、落ち着いたタイミングで結婚したい」と慎重な姿勢を崩していない。
特に2025年初頭にかけて報じられた田中みな実氏との交際は、2025年3月のKAT-TUN解散とSTARTO退所を機に結婚話が棚上げとなり、現在は交際が終了したと報じられている。この一件は、仕事へのストイックな姿勢と、自立した個人としての活動に注力する彼の現状を象徴している。
かつてテレビ番組で上沼恵美子氏から、シャンプーの向きまで気にするという一人暮らしのこだわりを指摘され、「結婚は無理ですね」と辛口評価を受けたように、プロフェッショナルとしての徹底した規律が、共同生活へのハードルを上げている側面もあるのかもしれない。
2026年以降、亀梨和也氏が俳優として更なる高みに到達することは疑いようがない。公私における大きな転機を経て、彼がどのような「タイミング」で新たな人生の局面を切り開くのか、ファンやメディアの期待は高まる一方だ。