2026年2月23日、日本は天皇陛下の66歳の誕生日という慶事とともに、春の訪れを告げるニュースと激動する国際情勢、そしてスポーツ界の熱狂に包まれています。
皇居では一般参賀が行われ、天皇陛下が国民への感謝を述べられるとともに、記者会見ではご家族の近況や国際親善への抱負を語られました。政府内で皇位継承問題の議論が加速する中、今夏にはベルギー・オランダ訪問も予定されており、令和の皇室のあり方に注目が集まっています[8]。一方で、島根県松江市では「竹島の日」記念式典が開催され、領有権問題を巡る日韓の膠着状態と外交の難しさが改めて浮き彫りとなりました[30]。
気象面では、九州北部で「春一番」が観測され、熊本県八代市で25.8度の夏日を記録するなど、22年ぶりの異例の暑さとなりました[36]。この暖かさにより、関東から西日本にかけてはスギ花粉の大量飛散と黄砂の飛来が重なる事態となっており、健康管理への警戒が呼びかけられています[52]。
エンターテインメント界では、女性スターたちの再始動と飛躍が目立ちます。女優の永野芽郁さんは、不倫疑惑による半年間の沈黙を破り、Netflix映画で短髪の衝撃的な姿を披露し復帰[2]。元乃木坂46の与田祐希さんは卒業から1年を経て女優・モデルとして新境地を拓いています[6]。また、不朽の名作の続編『102回目のプロポーズ』では唐田えりかさんが主演に抜擢され、地上波復帰を果たすことが決定しました[3]。一方で、痛ましいニュースも届いています。大阪マラソンに出場したNMB48の坂下真心さんがゴール直前で意識を失い救急搬送されましたが、その執念の走りに多くの声援が送られています[10]。
スポーツ界、特にミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪はクライマックスを迎え、フィギュアスケートの「氷上の祭典」が話題を独占しました。坂本花織選手が銀メダルを獲得し、次世代を担う中井亜美選手へのバトンタッチを感じさせる感動的な演技を披露[23][25]。ギヨーム・シゼロン選手が「千本桜」で連覇を果たすなど、芸術性と革新が光る大会となりました[31]。この盛り上がりに華を添えたのがキンタロー。さんで、金メダルを獲得した「りくりゅう」ペアのモノマネを早くも披露し、SNSで絶賛されています[54]。また、ボクシング界では重岡銀次朗選手が開頭手術からの再起に向けてリハビリに励む一方[14]、ライアン・ガルシア選手がWBCウェルター級新王者に返り咲くなど、不屈の闘志が話題を呼んでいます[17]。
野球界では、2026年WBCに向けた「井端ジャパン」の最強布陣29名が発表され、大谷翔平選手や山本由伸選手らMLB組が集結するドリームチームが現実味を帯びてきました[4]。競馬界でも、無敗の三冠馬コントレイルの産駒がリーディング独走を見せ、主戦だった福永祐一調教師とのタッグで新時代を築いています[43]。
経済・生活面では、トライアルHDによる西友の買収が完了し、AI技術を武器にした「トライアル西友」が流通業界第3位へと躍り出ました[44]。春の行楽シーズンを前に、大分・ハーモニーランドの35周年リゾート戦略や[1]、カルディの春の新作リストといった消費を刺激する動きも加速しています[53]。さらに確定申告の時期を迎え、マイナ保険証とe-Taxの連携による事務負担の軽減という、デジタル化の恩恵が市民生活に浸透しつつあります[49]。
世界に目を向ければ、ハイチでは武装ギャングの支配による人道危機が深刻化しており[15]、インドネシアのサッカーリーグでの熱狂[12]や、クリケットT20ワールドカップでの強豪国同士の激突など[18][24]、各地で光と影が交錯する一日となりました。
【ハイチ崩壊】武装ギャングが首都8割を支配、死者5900人超。暫定政府の苦境と深刻な飢餓の現状
ニュース要約: ハイチが建国以来の存亡の機に直面しています。首都の約8割を武装ギャングが支配し、2025年の死者は5900人を突破。政治的空白の中、フィスエメ暫定首相が2026年後半の選挙実施を目指しますが、治安悪化と医療崩壊、130万人以上の避難民という深刻な人道危機が進行しています。ケニア主導の多国籍部隊も苦戦し、国際社会の支援と実効性のある治安回復が急務となっています。
【ポルトープランス、2月23日】
カリブの島国ハイチが、建国以来最大とも言える存亡の機に立たされている。首都ポルトープランスの約8割を武装ギャング集団が支配下に置き、統治能力を喪失した国家は「暴力の連鎖」に飲み込まれた。2025年1年間の死者は5900人を超え、2026年に入っても事態が好転する兆しは見えない。政治的空白を回避するための暫定政府による綱渡りの運営が続く中、市民は飢餓と隣り合わせの生活を強いられている。
武装ギャングが支配する首都、日常化した暴力
現在、首都ポルトープランスは事実上の戦場と化している。日本外務省はハイチ全土に対し、最高度の警戒を示す**レベル4(退避勧告)**を発出。2025年の統計では、治安部隊とギャングの衝突、および一般市民を巻き込んだ暴力行為により、5,915人が死亡、2,708人が負傷した。
ギャングは警察署や刑務所、空港といった国家の重要インフラを次々と襲撃しており、主要道路の封鎖によって物流は途絶している。現場では、自衛のためにバリケードを築く住民や、ギャングに対抗する自警団の活動も目立つが、これがさらなる私刑や暴力の応酬を生む悪循環に陥っている。2026年2月にはテロへの注意喚起も継続されており、商業活動はほぼ不可能な状況だ。
2月7日の節目、解散した暫定評議会とフィスエメ氏の重責
政治情勢も混沌を極めている。ハイチでは2024年のアリエル・アンリ政権崩壊後、**暫定大統領評議会(CPT)**が治安回復と選挙実施を担ってきた。しかし、評議会は内部の汚職疑惑や対立により、十分な成果を上げられないまま、任期終了に伴い2026年2月7日に解散した。
現在、行政権は暫定首相アリックス・ディディエ・フィスエメ(Alix Didier Fils-Aimé)氏に一本化されている。フィスエメ氏は、2026年8月に第1回投票、2027年1月に結果発表という選挙ロードマップを公表しているが、10年ぶりとなる国政選挙の実現には、まずギャングを掃討し、有権者が投票所に足を運べる安全を確保することが絶対条件となる。
崩壊する医療と深刻な飢餓
人道危機は「忘れられた地」として深刻化の一図をたどる。ユニセフ(UNICEF)の報告によれば、ハイチでは130万人以上が国内避難民となり、特に5歳未満の子どものうち約29万人が急性栄養不良に陥ると予測されている。
医療体制はすでに崩壊状態にある。ギャングの略奪や銃撃戦により、首都で稼働している公立病院はわずか1カ所。国境なき医師団(MSF)などの国際NGOが治療を続けているが、負傷者が病院にたどり着くまでの間に銃撃を受けるケースも少なくない。国際社会への資金援助要請は、世界的な関心の低下から過去最低水準の充足率に留まっており、支援物資が届かないまま餓死者が増える「静かな虐殺」が進行している。
ケニア主導の多国籍部隊、問われる実効性
治安回復の「最後の切り札」として期待された、ケニア主導の多国籍安全保障支援ミッション(MSS)も苦戦を強いられている。国連安保理の承認を得て展開されているものの、実数として配備された部隊は約410人に過ぎず、数万人規模とも言われる武装ギャングを圧倒するには程遠いのが現状だ。
かつての国連平和維持活動(PKO)が残した不信感から、現地住民の間では外国部隊へのアレルギーも根強い。一方で、米軍任務部隊(Southern Spear)が麻薬密輸組織への標的攻撃を開始するなど、米国も関与を強めているが、抜本的な治安改善には至っていない。
カリブ海地域への波及、日本への影響
ハイチの混乱は一国の問題に留まらない。食料と安全を求めて海を渡る難民の流出は、近隣のドミニカ共和国や米国、さらにはカリブ海諸国全体への圧力となっている。日本政府も、治安悪化に伴う在留邦人の安全確保に細心の注意を払っており、即時退避を強く促している。
暗黒の時代を彷徨うハイチ。2026年後半に予定される選挙が、再生への第一歩となるのか、あるいはさらなる内戦への序曲となるのか。国際社会がこの「西半球の悲劇」にどう向き合うのか、その真価が問われている。