【ベスヒ歌謡祭2025】「初恋サイダー」令和アイドル夢の競演!なにわ男子&郷ひろみコラボも爆発
ニュース要約: 2025年『ベストヒット歌謡祭』は「世代を超えたコラボ」が熱狂を生んだ。乃木坂46、超とき宣ら令和のトップアイドル5人が共演したBuono!「初恋サイダー」カバーはSNSでトレンド入り。さらに、なにわ男子と郷ひろみによる「GOLDFINGER '99」や、佐野勇斗・佐野晶哉らSPユニットの昭和歌謡披露も話題に。日本の音楽界の未来を映し出した一夜をレポートする。
世代を超えた共演が咲かせた「初恋サイダー」の熱狂:『ベストヒット歌謡祭2025』レポート
2025年11月13日、大阪城ホールから3時間にわたり生中継された読売テレビ・日本テレビ系『ベストヒット歌謡祭2025』は、今年も豪華25組のアーティストが集結し、熱狂的な一夜を繰り広げました。宮根誠司氏とウエンツ瑛士氏が司会を務めたこの音楽の祭典は、単なるヒット曲の披露に留まらず、「世代とジャンルを超えたコラボレーション」をテーマに掲げ、日本の音楽ファンに強烈なサプライズを提供しました。
特に視聴者の間で大きな話題を呼んだのが、伝説のアイドルユニットBuono!の「初恋サイダー」が、令和を代表する5組のガールズグループメンバーによってカバーされた瞬間です。
令和のトップアイドルが競演、伝説の「初恋サイダー」再燃
午後7時台の注目の時間帯に披露された「初恋サイダー」コラボ企画は、まさにグループの垣根を超えた「夢の共演」でした。乃木坂46の井上和さん、超ときめき♡宣伝部の吉川ひよりさん、=LOVEの佐々木舞香さん、FRUITS ZIPPERの櫻井優衣さん、そしてME:IのTSUZUMIさんがマイクを取り、Buono!がアイドル界の「神曲」として確立した名曲をリスペクトを込めて歌い上げました。
佐々木舞香さんをはじめとする各グループのトップメンバーが一堂に会し、キュートでありながらも疾走感のある同曲をパフォーマンスしたことは、ファンにとって感涙ものだったでしょう。SNS上では「初恋サイダーがトレンド入り!」「令和のアイドルたちが歌い継ぐ歴史的な瞬間だ」といった熱いコメントが飛び交い、楽曲の持つ普遍的な魅力が改めて証明されました。これは、単なるカバーではなく、現在のアイドルシーンを象徴する特別なステージとなりました。
なにわ男子、郷ひろみとの夢コラボで迎える5周年イヤー
一方、男性アイドルのステージも負けてはいません。今年デビュー5周年イヤーに突入したばかりのなにわ男子は、大先輩である郷ひろみさんとの豪華コラボレーションで会場のボルテージを一気に高めました。披露されたのは郷さんの代表曲「GOLDFINGER '99」。世代を超えた二組の化学反応は圧巻で、華やかなステージングとともに、なにわ男子のグループとしての成長と勢いを強く印象付けました。
さらに、若手男性アイドル陣による昭和歌謡のカバーも大きな見どころでした。俳優としても活躍する佐野勇斗さん(M!LK)と、関西から全国区へと躍進するAぇ! groupの佐野晶哉さんという「佐野コンビ」が、JO1の河野純喜さん、&TEAMのKさんと共にチェッカーズの「ジュリアに傷心」を披露。アイドルと俳優という肩書きを超えた、一夜限りのSPユニットによる熱唱は、視聴者に新鮮な驚きと感動をもたらしました。特に、佐野勇斗さんと佐野晶哉さんが見せた息の合ったパフォーマンスは、今後のエンターテイメント界における「垣根のなさ」を予感させます。
King Gnuが示すバンドの矜持と多彩な出演者たち
音楽シーンの最前線を走るKing Gnuの出演も、番組に重厚感を与えました。彼らが歌唱した「TWILIGHT!!!」は、その圧倒的な演奏力と独創的な世界観で、音楽祭全体を引き締める重要な役割を果たしました。また、Da-iCEやJO1、Kis-My-Ft2、&TEAMといった人気グループの最新曲から、アイナ・ジ・エンドさんの力強い歌声まで、多様なジャンルのアーティストがその才能を爆発させました。
『ベストヒット歌謡祭2025』は、単にその年のヒット曲を紹介する場ではなく、歴史的な名曲を次世代が引き継いでいく姿や、グループや事務所の枠を超えた交流を通じて、日本の音楽界の未来を映し出す鏡となりました。
この熱狂的な3時間の祭典が幕を閉じても、その余韻は長く残りそうです。この後控える年末の大型音楽特番(FNS歌謡祭やベストアーティストなど)に向けて、今回披露されたコラボの熱量が、さらなる豪華企画への期待を高めています。2025年の音楽シーンは、この大阪城ホールでの一夜によって、一層熱を帯びたと言えるでしょう。