【ACLE】ヴィッセル神戸、ジョホールに屈し首位陥落。元Jリーガーの一撃に沈み暫定2位へ後退
ニュース要約: アジア・チャンピオンズリーグ・エリート第8節、ヴィッセル神戸は敵地でジョホール・ダルル・タクジムと対戦し0-1で敗戦。元Jリーガーのマルコス・ギリェルメに決勝点を許し、首位から暫定2位に後退しました。大幅なターンオーバーを敢行した神戸は終盤の猛攻も実らず、アジアの舞台で勝ち切る難しさに直面。町田ゼルビアの首位通過が確定しました。
【ACLE】ヴィッセル神戸、敵地でジョホールに屈し首位陥落 マルコス・ギリェルメの一撃に沈む
【ジョホールバル=共同】 アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)は17日、各地でリーグステージ第8節が行われ、東地区のヴィッセル神戸はマレーシアのイスカンダル・プテリでジョホール・ダルル・タクジム(JDT)と対戦し、0―1で敗れた。神戸は通算成績を5勝1分2敗の勝ち点16とし、前節までの首位から暫定2位に後退。代わって町田ゼルビアの首位通過が確定した。
■魔境「スルタン・イブラヒム」で喫した痛恨の黒星
熱狂的なホームサポーターで埋め尽くされたスルタン・イブラヒム・スタジアム。神戸にとっては、東地区の勢力図を塗り替えるマレーシアの王者、ジョホールの勢いに飲み込まれる形となった。
ミヒャエル・スキッベ監督は、過密日程を考慮して前節から先発11人全員を入れ替える大胆なターンオーバーを敢行。GKには経験豊富な権田修一を起用し、岩波拓也や広瀬陸斗ら実力者を並べて盤石の体制を敷いた。しかし、立ち上がりからホームの利を生かしたジョホールの猛攻にさらされる。
前半39分にはジョホールのMFネネにネットを揺らされるシーンがあったが、これはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入によりオフサイドの判定。九死に一生を得た神戸は、権田を中心に粘り強い守備を見せ、前半をスコアレスで折り返した。
■元Jリーガー、マルコス・ギリェルメが牙を向く
後半に入っても一進一退の攻防が続く中、均衡が破れたのは後半28分(73分)だった。ジョホールのGKアンドニ・スビアウレからのロングフィードを起点に、前線のベリクソンが粘ってタメを作ると、走り込んだマルコス・ギリェルメへ。かつてV・ファーレン長崎やFC東京でプレーし、日本のサッカーを熟知するアタッカーが放った左足のシュートが、神戸の網を揺らした。
追い込まれた神戸は終盤、猛反撃に転じる。後半アディショナルタイムのセットプレーでは、守護神・権田も相手ゴール前まで攻め上がる執念を見せた。MF郷家友太が決定的なヘディングシュートを放ったが、ボールは非情にもポストを直撃。直後に試合終了のホイッスルが鳴り響き、敵地での勝ち点獲得は叶わなかった。
■「ジョホール 対 神戸」から見えるACLEの厳しさ
今回のジョホール 対 神戸の一戦は、アジアにおける戦力の拮抗を改めて見せつける内容となった。ジョホールはこの勝利で勝ち点を11に伸ばし、自力で決勝トーナメント進出を確定。一方の神戸は、すでにベスト16進出を決めていたものの、首位通過を逃す手痛い敗戦となった。
試合後、首位に浮上した町田ゼルビアに対し、神戸は暫定2位。スキッベ監督が進めるターンオーバー戦略は、長丁場のシーズンを見据えた合理的な判断ではあるが、アジアの舞台で勝ち切ることの難しさが浮き彫りとなった。
次なるステージは負けたら終わりの決勝トーナメント。神戸が悲願のアジア制覇を成し遂げるためには、今回のジョホール戦で見えた決定力不足という課題をどう修正するかが鍵となる。熱狂のマレーシア・ジョホールバルで味わった悔しさを糧に、トアロードの精鋭たちが再びアジアの頂を目指す。
【試合記録】 ACLEリーグステージ第8節(2月17日・スルタン・イブラヒム・スタジアム) ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア) 1―0 ヴィッセル神戸(日本) (前半0―0、後半1―0) 得点者:【ジョホール】マルコス・ギリェルメ(後28分)
参考情報源
関連コンテンツ
マイニュースへ
あなた専用のニュースレポートをチェックしましょう