2026年1月17日、日本では冬の厳しさとともに、未来への希望と過去への祈りが交錯する一日となりました。
まず、私たち日本人が決して忘れてはならない日、阪神・淡路大震災から31年を迎えました。神戸・東遊園地では、震災を知らない世代へ記憶を繋ぐ「つむぐ」の文字が灯籠で描かれ、犠牲者への祈りが捧げられました。2026年度には「防災庁」の発足も予定されており、震災の教訓を風化させず、いかに次世代へ継承していくかが改めて問われています[6]。
教育現場では、新たな局面を迎えた「大学入学共通テスト」が全国で始まりました。今年度からは受験票の各自印刷や顔写真付き身分証明書の持参が義務化されるなど、本人確認の厳格化が図られています[8]。また、東京都では物価高騰対策として、公式アプリ「東京アプリ」を通じて最大1.1万ポイントを付与する生活応援事業が本格始動し、行政DXの推進が都民生活に浸透しつつあります[25]。
気象面では、1月としては極めて異例の「黄砂」が関東や近畿の広範囲で観測されました。東京でも統計史上初となる可能性があり、洗濯物の外干しを控えるなどの注意が呼びかけられています[24]。
エンターテインメント界では、嬉しいニュースが相次いでいます。ドラマ『GTO』で知られる希良梨さんが、がん闘病を乗り越え「再発なし」を報告し、新たな門出を迎えました[10]。一方で、白血病で闘病中のネイボールさんは検査数値が下がらずショックを隠せないものの、家族の支えを糧に前向きな姿勢を見せています[14]。 また、声優の小野賢章さんが舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でついにハリー役を演じることが決定し、長年のファンを沸かせています[13]。藤井風さんは新アルバムを携えた最大規模のドームツアーを発表し、世界的な活躍に拍車をかけています[19]。
テレビ界では、佐藤栞里さんがバラエティから映画制作まで幅広く活動し[2]、朝日奈央さんも「バラエティ女王」としての地位を盤石にしています[15]。今夜から始まるドラマでは、中村倫也さん主演の『DREAM STAGE』[3]、伊野尾慧さんと松本穂香さんが共演する『50分間の恋人』[5]、そして松本まりかさんと横山裕さんによる『元科捜研の主婦』[11]など、斬新な設定の作品が目白押しです。特に伊野尾さんは、旅番組で見せる真摯な姿でも視聴者の心を掴んでいます[22]。さらに、Snow Manの冠番組はコア視聴率で首位を独走し、ロケ地が聖地化するなど社会現象となっています[26]。
スポーツ界では欧州サッカーが熱を帯びています。ポルトガルでは守田英正選手を擁するスポルティングCPが優勝争いの主導権奪還を狙い[1]、フランスではパリ・サンジェルマンが首位に肉薄しています[18]。一方、南野拓実選手所属のモナコは格下に逆転負けを喫し、厳しい状況に追い込まれました[9]。ドイツでは堂安律選手や菅原由勢選手が活躍を見せたものの、試合は劇的なドローに終わっています[20]。
政治・経済に目を向けると、日本共産党の志位和夫議長が次期衆院選への不出馬を表明し、33年の議員生活に幕を下ろすという大きな節目を迎えました[16]。野党ではれいわ新選組が独自の経済政策で無党派層への浸透を図っています[23]。経済界では国分グループが売上高2兆円を突破し、AIを活用した物流変革へ舵を切っています[12]。
最後に、遠くスペインに目を向けると、同国はサッカー界での繁栄と経済成長を享受する一方で、住宅難や気候変動といった持続可能性にまつわる課題に直面しており、日本の未来を考える上でも示唆に富む状況となっています[7]。
その他にも、俳優の高橋光臣さんの多面的な魅力[4]、堀田茜さんが語る幸せな新婚生活[17]、そして元子役の安藤咲良アナと篠原涼子さんの22年ぶりの再会[21]など、心温まるエピソードが社会に彩りを添えた一日でした。
阪神大震災31年:神戸に灯る「つむぐ」の祈りと次世代への記憶継承
ニュース要約: 阪神・淡路大震災から31年を迎え、神戸・東遊園地では「つむぐ」の文字が灯籠で描かれました。震災を知らない世代が社会の中核となる中、風化への危機感とともに、東日本大震災の教訓や最新の防災DX、2026年度発足の「防災庁」など、記憶を未来へ繋ぐための新たな取り組みと復興の真の意味を問い直す動きを詳報します。
阪神大震災31年、神戸から問う「記憶の継承」―震災を知らない世代へつなぐ思い
「つむぐ」灯籠に込めた祈り
2026年1月17日午前5時46分、神戸市中央区の東遊園地に竹と紙で作られた約7000本の灯籠が並んだ。阪神・淡路大震災から31年を迎えたこの日、灯籠が描き出した文字は「つむぐ」。震災の記憶と教訓を分かち合い、未来へと紡いでいく――。そんな思いを込めた追悼の光が、冬の闇の中で静かに揺れた。
「1.17のつどい」を主催する市民団体によれば、この文字は公募41点の中から選ばれた。前年の「よりそう」、一昨年の「ともに」に続き、震災を経験していない世代が増える中で、いかに記憶を継承するかという問いが込められている。この日は土曜日と重なり、約6万人の参加者が見込まれた。
31年目の危機感―風化との闘い
阪神・淡路大震災は1995年1月17日午前5時46分、兵庫県南部を襲った。マグニチュード7.3の直下型地震により、神戸市を中心に6434人が犠牲となり、約10兆円の被害をもたらした。しかし、震災発生時に生まれた子どもは今年31歳。震災を直接知らない世代が社会の中核を担う時代が到来している。
神戸市内各地で開催された追悼行事には、記憶継承への強い危機感がにじむ。HAT神戸の人と防災未来センター前で行われた「ひょうご安全の日のつどい」では、「忘れない・伝える・活かす・備える・繋ぐ」の5つのキーワードを掲げ、災害文化の定着を訴えた。
宝塚市では前日16日夕方、宝塚大橋南詰で「生」モニュメントがライトアップされ、追悼式典が開かれた。119人の犠牲者を悼みながら、「街と心の再生」を問いかける内容だった。尼崎市の橘公園でも同様に、49人の犠牲者を追悼する集いが開かれ、防災マップの配布や防災グッズの展示を通じて、次世代への教育に力を入れた。
メディアが映す「若い世代の追悼」
J:COMが16日から17日にかけて放送した特別番組では、「若い世代が作る追悼の場」に焦点を当てた。番組は震災当時のFM局の記録音声、神戸・芦屋・宝塚の追悼の様子を紹介し、「つなげたい記憶」をテーマに被災した俳優の証言なども織り交ぜた。こうしたメディアの取り組みは、記憶の風化を防ぐ重要な役割を果たしている。
東日本大震災との対比―復興プロセスの違い
阪神・淡路大震災と東日本大震災(2011年)は、ともに30万人以上が被災し、10兆円規模の被害を出した大震災だが、復興のプロセスは大きく異なる。阪神では震災直後から急ピッチでインフラ復旧が進み、1年間で社会資本ストックが1.5兆円増加した。一方、東日本大震災の被害は数倍の規模にもかかわらず、支援のスピードは数分の1に留まった。
この違いは被災地の特性にある。阪神では人口密集地域が直撃されたのに対し、東日本では人口密度の低い広域地域が津波で壊滅的被害を受けた。さらに原発事故や風評被害という複合的災害が復興を遅らせた。東北3県では震災から10年以上経過した今も、全国平均を上回るペースで社会資本整備が続いている。
「復旧」と「復興」の狭間で
阪神大震災の復興には「光と影」がある。大規模な都市再建と住宅再建を達成し、生活支援員制度やコミュニティビジネスといった新しい社会的仕組みを生み出した。しかし、「二重ローン」による生業破壊、「震災障害者」の心身の傷、「乾いた街並み」という文化の喪失も生じた。
神戸市長田区では、インフラは復旧したものの、震災前の賑わいは戻らなかった。区画整理事業で17地区約230ヘクタールが整備されたが、被災前から衰退していた地場産業の再生にはつながらなかった。専門家は「復旧」と「復興」の違いを指摘する。質的変化を伴わない「復旧」だけでは、真の「復興」は達成できないという教訓だ。
デジタル防災の進化と南海トラフへの備え
阪神大震災当時、情報伝達はアナログ防災無線が中心で、通信網の崩壊が救援活動を妨げた。それから31年、防災システムはAI、IoT、SNSを活用した「防災DX」へと進化した。2025年末を目標に、政府は災害対応機関が共有する「防災デジタルプラットフォーム」の構築を進めている。
仙台市は東日本大震災の教訓を活かし、上下水道の耐震化や緊急給水施設の整備を推進。その技術はトルコの研修プログラムでも伝授され、国際的な防災協力の輪が広がっている。また、2026年3月には「仙台防災未来フォーラム2026」が開催され、気候変動や水害対策を含む多様な防災プログラムが実施される予定だ。
次なる巨大地震として警戒される南海トラフ地震に向け、政府は2026年度に「防災庁」を発足させる。石破総理は阪神大震災30年の節目に、避難所の国際基準(スフィア基準)への対応を指示。ベンチャー企業による「スマートエコビレッジ」の構築など、民間の取り組みも活発化している。
震災遺構保存と記憶の継承
阪神大震災の遺構保存を巡る議論は、震災翌年の1996年から始まった。神戸市が公園管理事務所に「後世伝承のための残存企画」を指示したのが起点だが、生活再建優先の中で多くの遺構が失われた。「神戸の壁」など一部が保存され、千年先まで伝える象徴となっている。
2025年の意識調査では、被災地神戸の「被災地責任」として、遺構保存・体験共有・人材育成の3つが挙げられた。震災を経験していない若年層への伝達方法が、今後の大きな課題となっている。
未来へ「つむぐ」ために
31年目の追悼行事で繰り返し語られたのは、「つむぐ」「伝える」「繋ぐ」という言葉だった。震災の記憶は個人の体験を超え、社会全体で共有すべき教訓となっている。神戸の街並みは復興したが、真の復興とは何かを問い続ける必要がある。
東遊園地で灯籠の火を見つめた30代の女性は、「震災を知らない世代として、この日に神戸にいることの意味を考えたい」と話した。阪神・淡路大震災、東日本大震災、そして未来の災害に備えるために、記憶を「つむぐ」営みは続く。神戸から全国へ、そして次世代へ――。この日の祈りは、そんな思いに満ちていた。