【歴史的偉業】阪神・石井大智、防御率0.17で年俸2億円到達!メジャー挑戦を球団に表明
ニュース要約: 阪神の石井大智投手は、2025年シーズンにリリーフ史上初の防御率0.17(53回で自責点1)という歴史的な記録を樹立し、年俸2億円で契約更改した。石井投手は球団に対し将来的なメジャー挑戦の意思を伝えたが、来季は阪神での連覇と日本一を目指す。彼の驚異的な安定感と今後のキャリアプランに注目が集まる。
阪神・石井大智、歴史的防御率「0.17」で年俸2億円到達 将来的なメジャー挑戦を表明
2025年シーズンの偉業を評価、球団とポスティング協議へ
【西宮】阪神タイガースの石井大智投手(28)は12月12日、兵庫県西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季の驚異的な活躍が評価され、推定年俸2億円(前年比1億1800万円増)でサインした。交渉後の会見で石井投手は、球団に対し「将来的なメジャー挑戦」の意思を伝え、ポスティングシステムを利用した移籍について協議したことを明らかにした。即時移籍ではなく、2026年シーズンも阪神での連覇と日本一を目指す意向だが、鉄壁のセットアッパーが描く次なるキャリアプランに注目が集まる。
石井投手の2025年最新レギュラーシーズンの成績は、まさにプロ野球史に残るものだった。53試合に登板し、1勝0敗9ホールド、投球回53回を記録。特筆すべきは、自責点わずか1に抑え、リリーフ投手として史上初となる**防御率0点台(0.17)**を達成した点だ。
「50試合連続無失点」の金字塔
石井投手は開幕直後の4月4日の巨人戦で唯一の失点を喫して以降、レギュラーシーズン終了まで50試合連続無失点というプロ野球新記録を打ち立てた。これは、救援陣の中核を担い、シーズンを通じて圧倒的な安定感を示した証である。WHIP(投球回あたりの被出塁率)も0.83前後と推定され、被安打37、与四球7という数字が、いかに走者を許さなかったかを物語る。
入団当初はドラフト8位という下位指名ながら、年々成績を向上させ、2024年の防御率1.48からさらなる飛躍を遂げた石井投手は、今季、勝利の方程式における中継ぎエースとして、チームのリーグ優勝に多大な貢献を果たした。特に、試合終盤の重圧のかかるイニング、いわゆる「勝ちパターン」での登板が続き、36ホールドという高い仕事量を残した。
頭部直撃の試練を乗り越えて
しかし、その道のりは順風満帆ではなかった。石井投手は6月6日のオリックスとの交流戦で、打球が右側頭部に直撃するというアクシデントに見舞われ、担架で緊急搬送された。一時は深刻な容態も懸念されたが、意識ははっきりしており、CT検査の結果、幸いにも重傷は免れた。
この危機的状況から、石井投手が示したプロ意識と復帰への執念は驚異的だった。1軍登録抹消からわずか約25日後の7月1日には、ファームでの調整を経て1軍に復帰。復帰登板となった巨人戦で1回無失点と完璧な投球を見せ、甲子園に「石井コール」を響かせた。この試練を乗り越え、その後も安定した登板を続けたことが、連続無失点記録の達成を可能にした背景にある。
年俸2億円の評価とメジャーへの夢
今回の契約更改で、石井投手の年俸は一気に2億円の大台に乗った。これは、球団が彼の歴史的な功績と、鉄壁のセットアッパーとしての価値を最大限に評価した結果と言える。
交渉の場で、石井投手は「将来的に(メジャーリーグで)自分の力を試したい」という強い希望を球団に伝達した。阪神は過去に井川慶投手、藤浪晋太郎投手、そして昨オフの青柳晃洋投手など、ポスティングシステムを利用した選手のメジャー移籍を容認してきた経緯がある。石井投手は具体的な移籍時期について明言を避けたものの、「まずは来季、阪神で連覇と日本一を達成することが最優先」と語り、目の前の目標に集中する姿勢を示した。
藤川球児監督体制下で、救援陣の中心として絶対的な地位を確立した石井大智。プロ野球記録を樹立し、年俸も大幅にアップした彼が、次に目指す頂は、いよいよ世界の舞台となりそうだ。2026年シーズン、阪神タイガースでの更なる活躍、そしてその後の動向に、球界内外からの熱い視線が注がれている。