チェルシーがパレスを3-1で撃破!公式戦3連勝で暫定4位浮上、ロシニアー新体制で快進撃
ニュース要約: プレミアリーグ第23節、チェルシーはクリスタル・パレスとのロンドン・ダービーに3-1で快勝しました。エステバン、ジョアン・ペドロ、エンソ・フェルナンデスのゴールで公式戦3連勝を飾り、暫定4位に浮上。ロシニアー新監督の下で好調を維持する一方、パレスは11戦未勝利と深刻な不振が続いています。
チェルシー、クリスタル・パレスに快勝で公式戦3連勝 新体制下で好調維持、暫定4位浮上
プレミアリーグ第23節が2026年1月25日、ロンドン南部のセルハースト・パークで行われ、チェルシーがクリスタル・パレスを3-1で下し、公式戦3連勝を達成した。新監督リアム・ロシニアー体制下で4勝1敗と好スタートを切ったチェルシーは、勝点を37に伸ばし暫定4位に浮上。一方、ホームのクリスタル・パレスは公式戦11戦未勝利という深刻な不振に沈んだ。
前半からチェルシーが主導権を握る展開
試合開始直後から、両チームの明暗は対照的だった。チェルシーはモイセス・カイセド(90.8%)、トレボ・チャロバー(92.3%)といったミッドフィールダーの高いパス精度を活かし、ボールポゼッションで優位に立った。序盤はクリスタル・パレスもGKディーン・ヘンダーソンの好セーブなどで凌ぐ場面があったが、34分にチェルシーのエステバンが先制ゴールを決めると、流れは完全に訪問チームへ傾いた。
クリスタル・パレスは28分に速攻からチャンスを作るなど抵抗を見せたものの、決定力不足が露呈。前半はチェルシーの1-0リードで折り返した。
後半、追加点とPKで勝負を決定づける
後半に入ると、チェルシーはさらに攻勢を強めた。50分、エステバンのアシストを受けたジョアン・ペドロ(今季7得点)が追加点を奪い、2-0とリードを広げる。クリスタル・パレスは76分にダニエル・ムニョスに代えてリアドを投入するなど、立て直しを図ったが、その直前に決定的な一撃を浴びることになった。
64分、リース・ジェームズのクロスに反応したジョアン・ペドロのシュートがDF ジェイディー・カンボの手に直撃。VAR(OFR)による確認の後、主審はPKを宣告した。このPKをエンソ・フェルナンデス(今季6得点)が冷静に決め、3-0と勝負あり。カンボには63分にイエローカードが提示された。
終盤の1点も時すでに遅く
クリスタル・パレスは85分にジャン=フィリップ・マテタに代えてウチェを投入し、最後まで諦めずに攻撃を続けた。その姿勢が実を結び、88分に右コーナーキックからクリス・リチャーズがヘディングで1点を返したが、時すでに遅し。試合はそのまま終了し、1-3でチェルシーが勝利を手にした。
両チームの明暗分かれる現状
今回の勝利により、チェルシーは新体制発足後の好調ぶりを維持。ロシニアー監督の下、攻守にバランスの取れたサッカーを展開し、トップ4入りという明確な目標に向けて着実に前進している。次戦は1月28日、UEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第8節でナポリと対戦する。
一方、クリスタル・パレスにとっては厳しい状況が続く。オリバー・グラスナー監督率いるチームは、直近10試合で3分7敗と低迷。マンチェスター・シティ戦での0-3敗戦以降、急速に失速し、現在13位前後で降格圏回避が最優先課題となっている。鎌田大地ら主力選手の負傷離脱も痛く、得点源のマテタ(8得点)やエベレチ・エゼ(4得点)の復調が急務だ。次戦は2月1日、ノッティンガム・フォレストとのホームゲームで巻き返しを図る。
ロンドン・ダービーの歴史的文脈
この試合は「ロンドン・ダービー」の一環としても注目された。両チームはロンドン南部に本拠地を置き、地理的に近接することから自然なライバル関係にある。1997年以来の対戦成績は、チェルシーが19勝以上を挙げ圧倒的に優位。過去16回のプレミアリーグ対決でクリスタル・パレスは未勝利(3分13敗)と、チェルシーの73%という高い勝率が物語るように、力関係は明白だ。
ただし、直近5試合ではクリスタル・パレスが健闘し、引き分けを重ねるなど互角化の傾向も見られていた。しかし今回の0-3という一方的なスコアは、両チームの現在の勢いの差を如実に示す結果となった。
プレミアリーグは残り15試合。チェルシーはトップ4入りへの道を確実なものとし、クリスタル・パレスは残留争いからの脱却を目指す。ロンドンの両クラブが描く今季の物語は、まったく異なる方向へと進んでいる。