涌井秀章の厳しい現実:押切もえ・西山茉希が語る「母の覚悟」とキャリアの転機
ニュース要約: 39歳で苦闘するプロ野球ベテラン涌井秀章と、彼を支える妻・押切もえ。盟友の西山茉希との共演では、トップモデル時代の過酷な経験や、現代の「母親」としての覚悟を語った。特に西山が示す、シングルマザーとしての前向きな生き方や再婚への意欲は、新しい母親像として共感を呼んでいる。彼らがキャリアと人生のバランスにどう向き合うか、その現在地を伝える。
球界のベテランとトップモデルの「現在地」:涌井秀章の苦闘と、押切もえ・西山茉希が語る母の覚悟
2025年オフ、プロ野球界のベテランとして奮闘を続ける涌井秀章投手と、ファッション業界を牽引してきた二人のトップモデル、押切もえ、西山茉希の動向が注目を集めている。激しい競争に身を置く彼らが、キャリアの転機や家族との向き合い方について語る姿は、多くの人々に共感と示唆を与えている。
39歳涌井の厳しい現実と夫婦の絆
中日ドラゴンズに所属する涌井秀章投手は、2025年シーズン、39歳という年齢でありながら12試合に先発登板を果たした。しかし、成績は4勝6敗、防御率4.12と、近年ではやや不安定な数字に留まった。
NPB史上唯一の「3球団で最多勝利」を達成した偉大な実績を持つ涌井だが、ベテランの壁は厚い。特に夏場には一時離脱するなど苦難のシーズンとなり、オフの契約更改では推定年俸9000万円(約1000万円減)という厳しい現実を突き付けられた。
そんな涌井投手のキャリアを支えているのが、妻であるモデルの押切もえである。報道によれば、押切は夫の成績が振るわない時期も精神的な支柱となっており、夫婦の絆は良好だという。シーズン中は離れて過ごすことも多いアスリートの妻として、オフシーズンの家庭での時間が、涌井の来季へのエネルギーとなっていることは想像に難くない。
盟友再会:トップモデルが語る「過酷な過去」と「母」としての現在
一方、その押切もえと盟友である西山茉希が、2025年11月にテレビ番組で共演したことも大きな話題となった。元『CanCam』モデルとして一時代を築いた二人が、トップモデル時代の競争や、現在の育児について本音をぶつけ合ったのだ。
西山は、モデル時代の過酷なダイエット経験を赤裸々に告白。「食事は薬局で調達」し、こんにゃくドリンクを一気飲みするなど、常軌を逸した食事管理を強いられていたという。華やかな世界の裏側にある、厳しいプロ意識が垣間見えるエピソードだった。
そして、対談の焦点となったのは、二人の「母親」としての顔だ。押切は、夫・涌井投手が息子をなかなか怒れないという家庭内の様子を明かし、育児の方針の違いを語った。
対する西山は、離婚を経てシングルマザーとして二人の子を育てる自身の状況を語った。彼女は「育児はたいへんだけれど、せっかくだから楽しんじゃおう」という前向きな姿勢を貫いている。シングルマザーとして偏見や批判に晒されながらも、仕事と育児の両立に挑み、さらに「再婚したい」と公言するその姿は、現代の女性たちから強い共感を呼んでいる。
押切も、西山のその姿勢に対し「憧れます。すごいたいへんだと思うけど、みんな応援していますよ」と心からのエールを送った。
キャリアと人生のバランス
涌井秀章が40歳を迎える来シーズンに向け、球界でのサバイバルを賭ける一方で、押切もえと西山茉希は、モデルというキャリアと「母親」という人生の役割を両立させる道を模索している。
特に西山茉希が示す、シングルマザーであっても恋愛や再婚に前向きで、自分らしく生きるという「新しい母親像」は、社会の固定観念に一石を投じるものだ。
球界、モデル界のトップを走り続けた三者が、人生の転機を迎え、家族の絆と個人のキャリアのバランスに真摯に向き合う姿は、私たちに「自分らしい生き方」とは何かを問いかけている。2026年、それぞれのフィールドでの奮闘に引き続き注目が集まる。