台風31号(インファ)が猛烈な勢力へ 31日に小笠原近海 進路に注意
ニュース要約: 非常に強い台風31号(インファ)は南鳥島近海を西へ進み、29日に猛烈な勢力へ発達する見込み。31日には小笠原近海へ進み、動きが遅くなる可能性がある。11月以降も動向に注意が必要だ。
非常に強い勢力の台風31号(インファ)が南鳥島近海を西に進んでおり、気象情報機関が今後の動向への警戒を呼びかけている。29日午前0時の実況によると、台風は中心気圧945ヘクタールパスカル、中心付近の最大風速50メートル、最大瞬間風速70メートルの非常に強い勢力を維持。29日中に猛烈な勢力へとさらに発達する見込みで、「台風 情報 最新 31 号」をめぐる検索が急増している。
進路予想によると、台風は29日に猛烈な勢力となった後、30日(金)頃にかけて勢力を維持しながら北寄りへ進路を変え、31日(土)には非常に強い勢力を保ったまま小笠原諸島の南から小笠原近海へ進む見通しだ。日本気象協会tenki.jpの気象予報士による解説では、マリアナ諸島付近では30日頃にかけて暴風や高波に警戒が必要とされている。また、11月1日(日)に小笠原近海へ進んだ後は台風の動きが遅くなる可能性があり、小笠原諸島では進路や速度によって暴風や大しけの影響が長引くおそれがある。
進路の不確実性も指摘されている。ウェザーニュースが公開したアンサンブル予報では、世界各国の気象機関が計算した複数のシミュレーション結果の間で東西方向へのブレが大きく、北へ転向するタイミング次第で小笠原諸島への影響が大きくなる可能性があるという。現時点では小笠原近海から本州付近へ北上する可能性は低いとみられるが、予報の幅は日がたつにつれて縮小する見通しで、最新の台風情報の確認が欠かせない。
背景として、今年は台風の発生ペースが極めて早いことも注目されている。年間の台風発生数が31個に達したのは2013年以来13年ぶりで、10月末までに31個となったのは1951年からの統計史上5例目。31番目の台風の発生の早さは統計史上4番目だ。さらに2026年は1月から10月まで毎月台風が発生しており、これは統計上1965年、2015年に次いで3回目となる。秋の台風は移動速度が速く、被害をもたらすケースが多いことも特徴とされる。
台風31号の名前「インファ(In-fa/煙花)」はマカオが提案した呼び名で、花火を意味する広東語に由来する。
今後は週末にかけて小笠原諸島への影響が焦点となる。海上ではうねりを伴った高波が予想されるほか、強風域が広がりやすいことから、船舶や漁業関係者は早めの対応が重要だ。気象庁や民間気象情報会社は随時情報を更新しており、11月に入ってからも台風の動向から目が離せない状況が続きそうだ。関係地域では防風・浸水対策の点検を進め、最新の進路予想に注意してほしい。
参考情報源
関連コンテンツ
マイニュースへ
あなた専用のニュースレポートをチェックしましょう