ソフトバンクグループ、純利益3兆円超の過去最高益!OpenAI評価益が牽引しASI時代の覇者へ
ニュース要約: ソフトバンクグループの2026年3月期第3四半期決算は、純利益3兆1727億円という過去最高益を記録しました。OpenAIへの出資に伴う巨額の評価益が主因で、孫正義氏が掲げる「ASI(人工超知能)」戦略が結実した形です。Armやロボティクス分野への投資も加速し、AI革命の司令塔として市場の期待を集めています。
【東京】ソフトバンクグループ、AI投資の結実で純利益3兆円超の過去最高を記録――OpenAI評価益が牽引、ASI時代の覇者へ
ソフトバンクグループ(SBG、証券コード:9984)が2月12日に発表した2026年3月期第3四半期(2025年4月~12月)連結決算は、市場関係者の度肝を抜く記録的な内容となった。最終的な儲けを示す純利益は3兆1727億円に達し、前年同期の約5倍という驚異的な成長を見せた。かつて「投資会社」への変貌に際し、巨額の赤字で市場を揺るがした同社だが、今回の「ソフトバンクグループ 決算」は、生成AIの旗手であるOpenAIへの出資や、徹底したAIシフトが結実した形だ。
OpenAIがもたらした「3兆ドルの果実」と戦略的ポートフォリオ
今回の決算における最大の功労者は、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)事業の劇的な改善だ。SVFセグメントの投資損益は、前年同期の2576億円から3兆9112億円へと黒字幅が天文学的に拡大した。その主因は、投資先であるOpenAIの企業価値上昇に伴う評価益である。孫正義会長兼社長が提唱する「ASI(人工超知能)」の世界観を具現化すべく、同社はOpenAIへの追加出資を行い、持ち分比率を約11%まで高めている。
一方で、財務の健全性を示すLTV(保有資産に対する負債割合)は20.6%と、政策上限とする25%未満をしっかりと維持。NVIDIA(エヌビディア)株の全売却やTモバイル株の一部売却により手元流動性を確保しつつ、次なる成長の種であるAmpere ComputingやABB RoboticsといったAI半導体・ロボティクス分野への買収を加速させている。
株式市場の反応:9984 PTSと翌日の「ソフトバンク株価」展望
決算発表を控えた2月12日の東京株式市場では、「ソフトバンク 株価」は期待感を反映し、前日比112円(2.38%)高の4,817円で取引を終えた。1月1日に実施された1対4の株式分割後、投資単位が下がったことで個人投資家の売買も活発化している。株探(Kabutan)等の投資情報サイトでは、決算内容の精査が進む中、アナリストコンセンサスの目標株価である5,524円への到達を期待する声が強い。
注目される時間外取引「9984 pts」や「ソフトバンクグループ pts」の動きでは、過去最高益というインパクトの一方で、利益の大部分が未実現の「評価益」であることへの警戒感も混在している。米アーム(Arm)の業績詳細が今回の発表では限定的であったこともあり、翌2月13日の市場では「ソフトバンクグループ 株価」のボラティリティ(変動率)が高まることが予想される。
アナリストの視点:ASIプロバイダーとしての持続性
「ソフトバンク 決算」を分析した市場関係者は「OpenAI一本足打法」のリスクを指摘しつつも、同社が構築しつつある『コネクテッド・プラットフォーム』の規模を高く評価している。アームの設計思想を核に、OpenAIの知能、そして買収したアンペアの半導体とABBのロボティクスを統合する戦略は、まさに孫氏が描くASI時代のインフラそのものだ。
株主還元については、株式分割と配当(分割後基準で期末5.50円予想)により投資家層の拡大を図っているが、今回の爆発的な利益を受けて、市場は次なる「自社株買い」の追加発表にも期待を寄せている。
現在の「ソフトバンク株価」は、短期的な急上昇による過熱感も否定できない。しかし、20兆円を超えるSVF投資残高と、30.9兆円に達するネットアセットバリュー(正味財産価値)を背景に、同社が再び「世界のAI革命の司令塔」として、日本の投資家のみならず世界中のマネーを引き寄せていることは間違いないだろう。
(経済部・記者:AI Analysis)
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