ナポリ、チェルシーに2-3逆転負けでCL敗退確定。ジョアン・ペドロが劇的2ゴール
ニュース要約: UEFAチャンピオンズリーグ第8節、ナポリはホームでチェルシーと対戦し2-3で惜敗。前半を2-1でリードし折り返すも、後半にジョアン・ペドロの2得点で逆転を許しました。この結果、ナポリは30位でリーグフェーズ敗退が確定。一方、勝利したチェルシーは6位でノックアウトステージ進出を決め、イタリアでのアウェー戦の苦手意識を払拭する劇的な勝利を収めました。
ナポリ対チェルシー、激闘の末に2-3で敗戦 プレーオフ進出逃し欧州CL敗退が確定
ナポリがホームのスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナでチェルシーを迎えた、UEFAチャンピオンズリーグ リーグフェーズ第8節。前半に2-1とリードを奪いながらも、後半に2失点を喫し、2-3で逆転負けを喫した。この敗戦により、ナポリはリーグフェーズを30位で終え、プレーオフ進出を逃して今季の欧州CL戦線からの敗退が確定した。一方、勝利を収めたチェルシーは6位でフィニッシュし、ノックアウトステージへの進出を決めた。
前半、ナポリが一時逆転もシーソーゲームの展開に
試合は序盤からチェルシーがペースを握る展開となった。19分、チェルシーはMFエンソ・フェルナンデスがPKを冷静に決め、先制に成功する。しかし、ナポリも33分にDFマティアス・オリベラのアシストから、MFアントニオ・ベルガラが同点ゴールを奪い、すぐさま試合を振り出しに戻した。
さらにナポリは43分、再びオリベラのアシストから、FWラスムス・ホイルンドが逆転ゴールをマーク。前半を2-1でリードして折り返し、ホームの観衆46,513人を沸かせた。しかし、この逆転劇がナポリにとって最後の輝きとなってしまう。
後半、ジョアン・ペドロの2得点でチェルシーが逆転勝利
後半に入ると、チェルシーが攻勢を強める。61分、MFコール・パーマーのアシストから、FWジョアン・ペドロが同点弾を決め、試合を再び振り出しに戻す。ペドロはこの試合で鋭いカウンター攻撃の起点となり、チェルシーの攻撃を牽引した。
試合終盤の82分、ペドロが再びパーマーのアシストから決勝点を挙げ、チェルシーが2-3と逆転に成功。ナポリは終盤、FWルカクのシュートで反撃を試みたが、チェルシーのGKロベルト・サンチェスが好セーブを見せ、ナポリの反撃を封じた。
試合は警告が相次ぐ荒れた展開ともなった。ナポリはDFフアン・ジェズス(17分)とMFエリフ・エルマス(74分)がイエローカードを受け、チェルシーもDFウェスレイ・フォファナが88分に警告を受けている。
負傷者続出と戦力不足がナポリの敗因に
ナポリにとって、今季は怪我人の続出が大きな痛手となった。この試合でも、昨夏に獲得したケビン・デ・ブライネをはじめ、フランク・アングイッサ、マッテオ・ポリターノ、ダビド・ネレスら主力選手が欠場を余儀なくされた。鼠径部やハムストリングなど筋肉系の負傷が相次ぎ、アントニオ・コンテ監督は限られた選手でローテーションを回さざるを得ない状況が続いていた。
一方、チェルシーも決して万全な状態ではなかった。コール・パーマーは股関節の不安を抱えながらも出場し、ロメオ・ラビアやリーヴァイ・コルウィルらが負傷離脱していた。しかし、リアム・ローゼニア新監督の下で直近5試合4勝と勢いに乗っており、この逆境を跳ね返す力を見せた。
移籍市場での補強と今後の課題
ナポリは昨シーズンのスクデット獲得後、チャンピオンズリーグ仕様への大規模な戦力強化を実施していた。オフシーズンにはケビン・デ・ブライネを獲得し、マンチェスター・ユナイテッドから出場機会に恵まれていなかったラスムス・ホイルンドを補強するなど、積極的な投資を行った。また、1月下旬には長期離脱中だったロメル・ルカクの復帰も予定されており、今後の巻き返しに期待がかかる。
しかし、今回の敗退により、ナポリは早くも欧州の舞台から姿を消すこととなった。直近6試合でわずか1勝という不調が続いており、コンテ監督の手腕が問われる状況だ。セリエAの王者として欧州での躍進が期待されていただけに、今回の敗退は痛恨の結果と言えるだろう。
一方、チェルシーは冬の移籍市場で大きな補強を行わなかったものの、元イングランド代表FWラヒーム・スターリングの退団が発表されるなど、戦力の整理を進めている。限られた戦力ながらも、この勝利でノックアウトステージ進出を決めたことは、チーム再建への大きな一歩となった。
過去対戦でも互角の相性、イタリアでの戦いに明暗
ナポリとチェルシーの過去対戦成績は、2試合で各1勝ずつの互角の関係にある。2011-12シーズンには、チェルシーがサン・パオロでの初戦敗北後、逆転勝利を収めてCL優勝に繋げた歴史もある。今回も同じスタジアムでの対戦となったが、チェルシーが再び逆転劇を演じてみせた。
ナポリはホームでイングランド勢相手に11戦8勝と好相性を誇っていたが、今回はその強みを発揮できなかった。一方、チェルシーはイタリアでのアウェー戦で13戦2勝と苦手意識があったものの、2022年以降のCLアウェー戦無勝利という流れを断ち切る勝利となった。
両チームとも前半に得点が集中する傾向があり、今回も前半に3得点が生まれるシーソーゲームとなった。しかし、後半の修正力で勝ったチェルシーが、ノックアウトステージへの切符を手にした形だ。
今後、ナポリはセリエAでの再起を目指し、チェルシーは欧州の舞台でさらなる上位進出を目指すことになる。この激闘が両チームの今後のシーズンにどのような影響を与えるのか、注目が集まる。
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