【2026年かきつばた記念】ダート短距離の覇者は?JRAダノンフィーゴVS地方の雄メイショウタイセツ激突!
ニュース要約: 2026年2月23日に名古屋競馬場で開催される第28回かきつばた記念(JpnIII)を徹底展望。根岸Sで好走したJRAのダノンフィーゴや地元愛知のメイショウタイセツなど、春のダート短距離戦線を占う精鋭が集結します。1500mへと舞台を移した名古屋コースの傾向や、枠順・展開から導き出す馬券攻略の鍵を専門記者が詳しく解説します。
【地方競馬ニュース】ダート短距離の新勢力が激突か――第28回かきつばた記念(JpnIII)展望と攻略の鍵
2026年2月23日(祝・月)、名古屋競馬場で春のダート戦線を占う重要な一戦「かきつばた記念」が開催される。移転改修後の名古屋1500メートルという特殊な舞台で行われるこの重賞は、近年、新興勢力の台頭と人気薄の激走が交錯する波乱含みのレースとして定着している。本稿では、出走予定馬の最新情報とともに、馬券戦略の鍵となるコース傾向と注目馬を深く掘り下げる。
■変貌を遂げた「かきつばた記念」 歴史と現代の位置付け
1999年に創設された「かきつばた記念」は、2024年の地方競馬改革に伴い、その姿を大きく変えた。従来、ゴールデンウィークのハンデ戦として親しまれてきたが、現在は2月下旬へと開催時期を移し、グレード別定戦へと格付けが変更されている。
この変更により、本レースは5月に船橋で行われる「かしわ記念(JpnI)」を見据えた重要なステップレースとしての性格を強めた。高知の黒船賞や大井の東京スプリントと並び、春のダート短距離王座を狙う精鋭たちが集う。また、2022年の名古屋競馬場移転に伴い、走行距離が1400メートルから1500メートルへと100メートル延長されたことも、適性の変化を求める要因となっている。
■2026年の勢力図:JRA新星 vs 地方の雄
2026年のかきつばた記念は、フルゲート15頭前後で行われる見込みだ。JRAからは5頭、地方から10頭という構成で、特にJRA勢は「根岸ステークス」組を中心とした強豪が顔を揃える。
最有力候補の一角は、川田将雅騎手が手綱を取るダノンフィーゴ(牡6、JRA)だ。重賞初挑戦となった前走の根岸ステークスで勝ち馬から0.2秒差の3着に食い込み、米国血統らしいスピードとパワーを証明した。小回りの名古屋適性も高いと見られ、ここで重賞初制覇を狙う。さらに、白山大賞典を制したジャスパーロブスト(牡5、JRA)が1枠1番の絶好枠を引き当てた。先行力を活かせる内枠は、現在の名古屋コースにおいて最大の武器となるだろう。
対する地方勢も豪華な布陣だ。地元・愛知の期待を背負うのが、通算22戦14勝を誇るメイショウタイセツ(牡5、愛知)。地元重賞を連勝中で、3枠3番という好位置からJRA勢の牙城を崩しにかかる。また、北海道の雄・マルカイグアス(牡5、北海道)も、名手・吉村智洋騎手を背にグレード競走初制覇を目論む。
■コース傾向と展開の読み:先行内枠が絶対条件か
現在の名古屋競馬場は1周1180メートル、直線240メートルのレイアウト。特筆すべきはスパイラルカーブの採用で、4コーナーから直線にかけて馬群が横に広がりやすい。しかし、過去4年のデータを見ると、勝ち馬はいずれも2番人気以内、または1番人気という上位人気での決着が続いており、堅実な能力が反映されやすい。
脚質的には圧倒的に先行有利だ。特に1500メートル戦では1コーナーまでの距離が短く、内枠の馬がポジションを取りやすい。1枠1番に入ったジャスパーロブストが逃げ、あるいは番手でレースを支配する展開が予想される。一方で、実績馬のシャマル(牡8、JRA)は別定60キロの斤量と8歳という年齢、そして外寄りの枠順が懸念材料となるだろう。
■穴馬の激走パターン:万馬券を演出する地方馬
「かきつばた記念 2026」において高配当を狙うなら、JRAの中堅勢力や勢いのある地方他地区馬に注目したい。過去には単勝30倍を超えるサンライズメジャーのような伏兵が3着に飛び込み、3連単で万馬券を演出している。
今回の穴候補としては、吉原寛人騎手が騎乗するスペシャルエックス(牡5、愛知)が挙げられる。後方からの鋭い末脚を武器としており、前掛かりな展開になれば、直線でまとめて飲み込むシーンも否定できない。
■結びに代えて
2026年2月23日、17時50分。西日の差し込む名古屋競馬場で、砂上のスピードバトルが幕を開ける。JRAの新星がその実力を知らしめるのか、あるいは地元の雄が歴史に名を刻むのか。ダートグレード競走ならではの力と技のぶつかり合いから目が離せない。(新聞記者・競馬担当)
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