坂東彌十郎が「あさイチ」で朝ドラ打ち上げ明かす 吾郎役に「生きてた!」妻との出会いも
ニュース要約: 歌舞伎俳優の坂東彌十郎がNHK「あさイチ」に出演し、朝ドラ「風、薫る」の打ち上げを明かした。妻との出会いのエピソードや「鎌倉殿の13人」「VIVANT」での活躍まで、幅広い話題を披露した。
坂東彌十郎が「あさイチ」で朝ドラ打ち上げ明かす 吾郎役に「生きてた!」妻との出会いも
歌舞伎俳優の坂東彌十郎(70)が28日、NHK「あさイチ」のプレミアムトークに登場し、出演中の連続テレビ小説「風、薫る」の打ち上げを前日27日に行ったことを明かした。東スポWEBなどが伝えたところによると、内輪の行事である打ち上げの情報が本人の口から出たことで、X(旧ツイッター)には「昨日打ち上げだったのね」といった投稿が相次ぎ、大きな反響を呼んだ。
彌十郎が「風、薫る」で演じるのは、主人公りん(見上愛)に転機をもたらす日本橋の商店「瑞穂屋」の主人・卯三郎。現場では「ヤジュさん」の愛称で親しまれている。番組にはこの日、見上がビデオ出演したが、そのことを事前に知らされていなかった彌十郎は「実はきのう、打ち上げだったんですけど、教えといてくれたら、こんなビックリしなかった」と苦笑した。
NHKは番組サイトで今月21日にクランクアップしたことを伝えている。その前日となる27日放送の第109回では、もう一人の主人公・直美(上坂樹里)に、日清戦争に出征した夫・吾郎(甲斐翔真)の死亡が告げられたばかりだった。彌十郎はBSで放送された同回を録画で視聴し、打ち上げに遅れて現れた甲斐に「そばには行けなかったけど、あ、生きてた!」と語り、MCの博多大吉らから「入り込んでます」とツッコまれる一幕もあった。
この日のトークでは私生活の話題も広がった。オリコンニュースの記事を配信した朝日新聞デジタルマガジン&によると、彌十郎は妻が航空会社の客室乗務員であることを明かし、出会いのきっかけは中村勘三郎さんと坂東三津五郎さんが主催した「歌舞伎役者と航空会社のクルーのパーティー」だったと振り返った。欧州でのオペラ演出で覚えた頬を合わせる挨拶「ビズ」が縁で、今も出かけ際に妻とハグをするという愛妻家ぶりも明かしている。
初代坂東好太郎の三男として東京に生まれ、1973年に歌舞伎座「奴道成寺」で初舞台を踏んだ彌十郎。師匠格の八世坂東三津五郎、十四世守田勘彌が相次いで急逝して後ろ盾を失った時期もあったが、三代目市川猿之助の門下で幅広い役柄を磨き、同世代の十八世中村勘三郎が率いる「平成中村座」のニューヨーク公演(2003年)にも参加した。2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で北条時政を演じ、歌舞伎界の外へも活躍の場を広げた。
現在はTBS系日曜劇場「VIVANT」(続編)で警視庁公安部部長・佐野雄太郎役を好演。8月は歌舞伎座「怪談牡丹灯籠」に出演し、9月には京都南座の「ルパン三世」への出演も控える。2025年に芸術選奨文部科学大臣賞を受けた70歳は、番組出演後の公式ブログで「今朝のNHKあさイチ、なんとか無事終えることが出来ました」と報告し、応援するファンに感謝をつづっている。舞台と映像を行き交う名優の足取りは、まだ止まりそうにない。
参考情報源
関連コンテンツ
マイニュースへ
あなた専用のニュースレポートをチェックしましょう