仲本工事さん内縁妻・三代純歌 控訴審で加藤茶氏の証人尋問を申請へ 「お前のせい」報道めぐり
ニュース要約: 歌手の三代純歌さんが週刊誌の名誉毀損報道をめぐる控訴審で、加藤茶さんらの証人尋問を東京高裁に申請する方針を固めた。故・仲本工事さんの事故報道をめぐる訴訟は3誌相手に2勝1敗と勝ち越している。
仲本工事さん内縁妻・三代純歌 控訴審で加藤茶氏の証人尋問を申請へ 「お前のせい」報道めぐり
ザ・ドリフターズの故・仲本工事さんの内縁妻で歌手の三代純歌さん(58)が、週刊誌の名誉毀損報道をめぐる訴訟の控訴審で、タレントの加藤茶さん(83)らの証人尋問を東京高裁に申請する方針を固めたことが28日、分かった。東スポWEBが同日付で報じたもので、三代純歌さん側が取材に明かした。申請が認められれば、加藤さんが法廷で証言する可能性がある。
三代純歌さんは高知県出身の演歌歌手で、2003年にデビュー。12年に仲本さんと結婚披露宴を挙げ、デュエット曲を発表するなど活動をともにしてきた。仲本さんは2022年10月、横浜市内で交通事故に遭い、搬送先の病院で翌19日に81歳で亡くなった。
争点となっているのは、この事故をめぐる週刊誌の報道だ。週刊新潮、女性自身、週刊女性の3誌は事故後の2022年10月から翌23年5月にかけて、三代純歌さんを「モンスター妻」「鬼妻」などと表現する記事を相次いで掲載。この中には、病院で加藤さんから「こうなったのはお前のせいだ」などと叱責されたと伝えた記事も含まれていた。
三代純歌さんはこうした記事は事実無根だとして、2024年2月、3誌の発行元3社を相手取り、計8250万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴。今年3月の判決で、地裁は「モンスター妻」の表現が論評の範囲を逸脱した人身攻撃に当たるなどとして、新潮社に110万円、光文社に88万円の支払いを命じた。毎日新聞によると、戒名料を着服しようと相談したとする記述にも真実性を認める証拠はなかった。ただし、加藤さんの叱責を伝えた部分は真偽が明らかにならないまま三代純歌さん側の主張は認められず、三代純歌さんは同月、2社を相手に東京高裁へ控訴していた。
なぜ加藤さんなのか。三代純歌さんは「世間では『なぜ加藤茶氏本人に聞かないのか、それがすべてではないのか』といったコメントが多数を占めています」と前置きし、「原告側から真実を証明する」ために証人尋問を申請すると説明した。名誉毀損訴訟に強い喜田村洋一弁護士と協議して決めたという。加藤さんらを法廷に関わらせることには「申し訳ない気持ち」があるとしつつ、「事実を証明できるのはこの方たちしかいない」と強調。「加藤茶さんは私に怒鳴っていません。『こうなったのはお前のせいだ』と言われた事実もありません。そのような場面を見た人も、一人もいません」と改めて否定した。
一方で、主婦と生活社(週刊女性)を相手取った訴訟では、今年5月の東京高裁判決で三代純歌さん側の控訴が棄却されており、週刊誌3誌をめぐる訴訟は現在、2勝1敗と勝ち越している。申請の採否は東京高裁の判断に委ねられており、28日時点で加藤さんの出廷は決まっていない。名誉毀損訴訟では記事の真偽に加え、出版社側に真実と信じる相当な理由があったかも判断材料とされるだけに、申請の行方が注目される。
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