10月31日は、スポーツから経済、エンタメ、国際情勢まで話題に事欠かない一日でした。この日のニュースを振り返ります。
スポーツ
バスケットボールBプレミアで名古屋ダイヤモンドドルフィンズが滋賀に104―69と圧勝し、開幕9連勝としました[1]。アルティーリ千葉も秋田を89―85で下しています[10]。MLBはブルワーズのマーフィー監督が球団初の世界一を達成[12]。ドジャースでは佐々木朗希投手の「個人タイトル獲得」宣言に米メディアが苦言を呈し[50]、テオスカー・ヘルナンデス外野手がトレード候補に浮上[16]。西武・平良海馬投手のMLBポスティング容認も発表されています[8]。国内では巨人の秋季キャンプ初日に田中将大投手が松井秀喜新監督と就任後初対面し、「子供の頃のヒーロー」と語りました[33]。バレー日本代表の小野寺太志選手が左膝手術で離脱し[43]、女子ゴルフの菅沼菜々選手は体調不良で途中棄権[41]。フィギュアスケートの東日本選手権ではアイスダンスが前橋で始まりました[48]。競馬は明日11月1日の天皇賞・秋にセイウンハーデスがラストランで臨み[38]、京都では2歳牝馬のファンタジーステークスが注目されます[42]。一方、水戸ホーリーホックはユース所属の冨田理月さんが17歳で逝去したと発表し、31日の広島戦で黙祷を捧げます[20]。
経済・暮らし
決算関連では、アルファベットが売上高1275億ドルながら株価が急落し[49]、東京エレクトロンは最終利益51%増の通期予想を示しました[25]。東京ディズニーシー好調でオリエンタルランドの中間決算は過去最高です[23]。マイクロソフトの大型社債発行に個人投資家の関心も集まります[5]。高市首相が電気・ガス補助の12月からの前倒し実施を表明し[26]、9月の有効求人倍率は1.19倍と3カ月ぶりに上昇[29]。自動車はマツダ3の2027年モデル[30]と日産の欧州向け新型EVピクソ[39]が話題です。セキュリティではUbuntuの脆弱性修正への注意喚起[17]や、ライフネット生命への不正アクセスによるKDDI顧客情報流出の可能性[31]が報じられ、松のやは不正アクセスのお詫びクーポンを配布しました[27]。
エンタメ
演歌の松原のぶえさんの死去から1カ月半、追悼の歌声が続いています[2]。Snow Manが札幌ドームで5大ドームツアーを開幕[32]し、M!LK吉田仁人さん主演のドラマ『溺愛』も放送開始[14]。村上信五さんが金曜MCを務める「ニュースto」がスタートしました[15]。ドラマ『ポリティカルパン』の高橋一生さん[28]、日曜劇場『VIVANT』終盤の展開[35]、「A-Studio+」に出演した飯豊まりえさん[36]も注目です。ゲームは幕張メッセでFF14ファンフェスが開幕[4]し、『ファントムパレード』に禪院直哉が実装[37]。PS Plusの11月ラインナップ[46]や、フジテレビ「ほんとにあった怖い話」秋の特別編[24]も話題です。宝塚歌劇では『わたしの幸せな結婚』のミュージカル化が発表されました[40]。
芸能・社会・国際
パパイヤ鈴木さんが体調不良から本格復帰し[7]、大谷亮平さんが写真集と映画で節目を迎え[6]、佐藤淑乃さんのオフショット[9]、菜々緒さんの新CM[18]、ティモンディ高岸さんの七五三ショット[44]が反響を呼びました。「夫婦」の絆を伝えるニュースも目立ち[13]、『タイプロ』元候補生・浅井乃我さんの近影も話題です[34]。国際ではイスラエル総選挙で与党陣営が過半数割れ[21]、スペインの高速鉄道衝突事故で安全性が問われています[3]。YouTuberヴァンビさんの不起訴処分[22]、同志社による辺野古沖転覆事故の記者会見[11]、秋吉台の洞窟でのナガコムシ新種発見[47]も伝えられました。皇室では両陛下が秋の園遊会や高知訪問で公務に臨み[45]、出席した吉田鋼太郎さんが天皇陛下と歓談したことを明かしました[19]。
ナガコムシの新種「アキヨシホラアナナガコムシ」命名 秋吉台の洞窟で世界最大種
ニュース要約: 山口県美祢市・秋吉台の洞窟で、原始的な昆虫ナガコムシの新種「アキヨシホラアナナガコムシ」が確認され、京大と美祢市の研究グループが命名した。体長最大13ミリとナガコムシ科で世界最大。70年以上学名がなかった生き物の発見の経緯と分類学上の意義を整理する。
山口県美祢市の秋吉台の洞窟に生息する原始的な昆虫「ナガコムシ」の新種が確認され、和名「アキヨシホラアナナガコムシ」と命名された。京都大学理学部・大学院理学研究科の動物系統学研究室(中野隆文准教授)と美祢市観光政策課でつくる研究グループが10月27日、発表した。体長はナガコムシ科で世界最大に当たるという。
新種の学名は「Pacificampa dodecas」。研究成果は日本動物学会が刊行する国際学術誌「Zoological Science」に10月9日付でオンライン掲載された。
ナガコムシ科は、昆虫の中でも原始的な特徴を多く持つ「コムシ目」に含まれるグループで、腹部の末端に2本の細長い尾角を持つ。主に土壌中や地下環境に生息している。Pacificampa属は東アジアに広く分布するが、本州からの正式な記録は今回が初めてだった。
新種は、ユネスコ世界ジオパークに認定された国内最大級のカルスト台地・秋吉台の複数の洞窟から発見された。採集したのは美祢市観光政策課の村上崇史環境保全専門員(50)。コウモリの糞が堆積した洞窟の地面などで、2019年6月から8月にかけて採取された。形態の観察から他の種と明確に区別できることに加え、遺伝子解析の結果も未知の種であることを示した。
暗闇に適応した「真洞窟性動物」で、視覚器官を持たないため光を感じないが、振動には敏感に反応する。洞窟内のコウモリの糞などの有機物を栄養源にしていると考えられる。その存在は少なくとも1953年には一部の昆虫学者に知られていたが、分類学的研究が行われないまま、学名のない状態が70年以上続いていた。
触角と尾角を除いた体長は最大13ミリで、これまで最大と考えられていた九州北部の地下環境に生息する「Pacificampa daidarabotchi」を数ミリ上回り、ナガコムシ科の世界最大種であることが明らかになった。論文を3年がかりでまとめた京大理学部4年の横川智之さん(22)は「新種として記載できて喜ばしい。秋吉台の洞窟にはまだ名前の付いていない生物がいるはずだ」と話し、固有生物の解明が保護や地域の魅力発信につながると期待を示した。
今回の発見は、ナガコムシ科全体の分類体系にも一石を投じた。遺伝子解析の結果、Pacificampa属は土壌性のクワヤマナガコムシ属に系統的に近いと推定された一方、「ナガコムシ亜科」と呼ばれるグループが異なる複数のグループに分かれる可能性が示された。ナガコムシ科における分類体系の見直しが必要であることを意味しており、分類学上も重要な手がかりとなった。
秋吉台は広さ約130平方キロのカルスト台地で、地下には450以上の石灰洞が発達する。近年は遺伝子解析技術の進歩や洞窟探検の進展を背景に、カゲキヨツメジムカデやアカツカメクラヨコエビなど洞窟性動物の新種記載が相次いでいる。洞窟ごとに生じた遺伝的差異をたどることでカルスト地形の成り立ちの解明にも役立つとされ、村上さんは「一つの新種の虫に名前が付いただけではなく、科学的情報で地域の自然環境をより詳細に明らかにできればいい」としている。
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