2025-26 UCL新時代：マンC、リバプールらR16進出確定！夢の対決ドロー予測と得点王争い

ニュース要約: 2025-26 UEFAチャンピオンズリーグは新フォーマットのリーグフェーズを終え、マンC、リバプール、アーセナルなど8チームがR16へ自動進出。プレーオフを勝ち抜いたPSGらも加わり、2月の抽選会ではレアル対マンCなど「夢の対決」が予測されている。また、得点王争いではオシムヘンがハーランドらを抑え首位に立つ混戦模様だ。

2025-26 UEFAチャンピオンズリーグ、新時代R16進出チーム確定へ：マンC、リバプールら自動晋級、多角的なドロー予測と得点王争いの行方

【ニューヨーク発：2025年11月26日共同通信】

欧州サッカー界の最高峰、UEFAチャンピオンズリーグ（UCL）は、2025-26シーズンより導入された新フォーマット「リーグフェーズ」の終盤を迎え、早くも決勝トーナメント（ラウンド16）進出チームの顔ぶれが固まりつつある。全36チームが参加する長期戦を経て、強豪クラブは順調に駒を進める一方、プレーオフを勝ち抜いたダークホースチームも加わり、2026年2月21日（スイス・ニヨン）に開催される抽選会に向け、早くも「夢の対決」の予測が熱を帯びている。

新フォーマット下の自動晋級組：プレミア勢の躍進

今季のUEFAチャンピオンズリーグは、従来のグループステージ制を廃し、リーグフェーズでの成績上位8チームが自動的にラウンド16へと進出する新たなシステムを採用した。

11月26日現在、この自動晋級枠を確保したのは、昨季王者マンチェスター・シティ（マンC）、リバプール、ユヴェントス、ベンフィカ、マルセイユ、バルセロナ（バルサ）、インテル・ミラン、そしてアーセナルの8クラブである。特にイングランド・プレミアリーグ勢は、マンC、リバプール、アーセナルと3チームがトップ8入りを果たし、欧州におけるリーグの優位性を改めて証明する形となった。

一方、9位から24位のチームは、ノックアウト・ラウンド・プレーオフ（2026年2月11日・12日、18日・19日開催）を経て、残りの8枠を争った。この激戦を勝ち抜いたチームの中には、アストン・ヴィラ、フェイエノールトといった実力派、さらにパリ・サンジェルマン（PSG）やボルシア・ドルトムントといったビッグクラブが含まれており、特にPSGはプレーオフでブレストを合計スコア10-0という圧倒的な強さで撃破し、改めて優勝候補の一角であることを示した。

宿敵対決の再燃か？スーパーコンピューターが予測する「黄金カード」

来年3月のラウンド16開催を前に、最も注目されているのは2月21日の抽選で実現する可能性のある「黄金カード」である。リーグフェーズの上位8チーム（自動晋級組）と、プレーオフを勝ち抜いた8チームが対戦するこのステージでは、同国・同組回避のルールがあるものの、ビッグクラブ同士の激突が不可避となる。

海外メディアやOptaスーパーコンピューターによるシミュレーション結果は、以下の対戦が最も期待される組み合わせとして頻繁に挙げられている。

レアル・マドリード vs. マンチェスター・シティ 近年、UEFAチャンピオンズリーグの淘汰戦で幾度となく激突してきた両雄の対決は、最も実現が待たれるカードだ。過去5シーズンで3度の対戦があり、いずれもドラマティックな展開となっており、ファンは「事実上の決勝戦」と捉えている。
リバプール vs. バイエルン・ミュンヘン 欧州の歴史を彩る伝統的な強豪同士の対決。両チームとも今季は安定した戦いを見せており、もし実現すれば、激しい中盤の攻防と高い決定力が試される、予測不能な試合となるだろう。
アーセナル vs. パリ・サンジェルマン（PSG） 世界的なスター選手を擁する両チームの対戦は、高い攻撃力を誇る試合となる。特にPSGがプレーオフを勝ち抜いたことで、アーセナルとの再戦の可能性が高まり、注目を集めている。

その他にも、バルセロナ vs. ドルトムント、インテル・ミラン vs. チェルシーなど、各国のリーグを代表するクラブ同士の対戦が予測されており、トーナメントの序盤からハイレベルな戦いが繰り広げられる見込みだ。