ツインプラネットの多角化戦略:元日向坂46・東村芽依氏加入で次世代アイドル育成を加速
ニュース要約: 芸能プロダクションのツインプラネットは、元日向坂46の東村芽依氏の新規加入をテコに、事業の多角化を加速。VAZ社との協業で次世代アイドル育成を推進し、可憐なアイボリーやSuupeasの国際展開も強化する。「ベテランの安定感」と「若手の勢い」を両立させ、2026年の飛躍に向けた基盤固めを進めている。
芸能プロダクション「ツインプラネット」が描く多角化戦略:元日向坂46・東村氏加入と次世代アイドル育成の加速
芸能プロダクションのツインプラネット(TWIN PLANET)は、2025年に入り、ベテランから若手まで幅広いタレント層を巻き込んだ多角的な事業展開を加速させている。特に、元人気アイドルグループのメンバーを迎え入れる一方で、若年層をターゲットにした新規アイドル育成プロジェクトに注力しており、2026年のさらなる飛躍に向けた基盤固めを進めている。
東村芽依氏の新規加入、事務所の活性化へ
ツインプラネットが年末に向けて打ち出した最大の話題の一つが、元日向坂46の東村芽依氏(27)の新規所属発表だ。約9年間のアイドル活動を経てグループを卒業した東村氏は、新たな環境で芸能活動を再開する意向を示しており、その動向はファンや業界関係者から大きな注目を集めている。彼女の加入は、事務所全体の話題性を高め、既存のタレントラインナップに新たな風を吹き込むものと期待される。
ツインプラネットが抱えるタレント層は極めて多岐にわたる。俳優の杉浦太陽氏や伊藤歩氏、バラエティで活躍する鈴木奈々氏、そして元SKE48の須田亜香里氏、元HKT48の矢吹奈子氏、村重杏奈氏といった人気インフルエンサーを含む、各ジャンルの実力者を擁している。この幅広いメンバー構成は、テレビ、映画、SNS、YouTubeといった多様なメディアでの露出機会を確保する上で、事務所の大きな強みとなっている。
VAZとの協業で挑むZ世代マーケティング
既存タレントの活躍に加え、ツインプラネットは次世代のマーケット、特にZ世代やα世代へのアプローチを強化している。その核となるのが、インフルエンサーマーケティングに強いVAZ社との共同による新規女性アイドルプロジェクトだ。
このプロジェクトは、12歳から24歳の女性を対象にオーディションを実施しており、2025年11月までに三次審査を終え、12月末のメンバー決定、そして2026年初頭の正式デビューを目指している。既に若年層に人気の「めるぷち」出身者やフジテレビの番組出演経験者などが参加しており、SNS時代に特化したアイドルグループの創出が期待されている。
この動きは、年末商戦に向けたプロモーション戦略とも深く連動している。ツインプラネットは、所属する人気インフルエンサーを活用し、「インフルエンサー×ブランド」のコラボレーション企画を積極的に展開。公式YouTubeチャンネルやSNSを通じた商品プロモーションやタイアップキャンペーンを強化し、購買意欲が高まる年末期において、若年層への影響力を最大限に高める狙いがある。
音楽部門の躍進:可憐なアイボリーとSuupeasの国際展開
ツインプラネットの勢いは音楽部門にも及んでいる。所属アイドルグループの「可憐なアイボリー」は、2025年1月にメジャーデビューアルバム「白じゃいられない」をリリースし、順調な滑り出しを見せた。特にオリジナル曲「推し変なんて許さない!」はTikTok公式の「HOT SONGS IN JAPAN」に選出されるなど、SNS上での拡散力が際立っている。
また、お昼寝系2人組ガールズ音楽ユニット「Suupeas(スーピーズ)」は、アジア市場での認知度を高めている。2025年には「AFA Singapore 2025」に初出演し、イベントの公式テーマソングを担当するなど、国際的な活躍の場を広げた。さらに、アソビシステムとの共同プロデュースによるメンズグループ「ONSENSE」など、多様なコンセプトのアーティストを育成することで、音楽市場における存在感を着実に拡大している。
2026年に向けた展望
ツインプラネットが推進する「ベテランの安定感」と「若手の勢い」を両立させる戦略は、日本の芸能界における新たなモデルとなりつつある。東村氏のような即戦力となる話題性のあるタレントの獲得と、ゼロから次世代のスターを生み出すための育成システムの強化は、事務所の持続的な成長を支える両輪だ。
2026年、新規アイドルグループのデビューや、SBIホールディングスとの資本業務提携を背景とした大規模なマーケティング施策の展開が予想されており、ツインプラネットの活動拡大とその市場への影響力は、今後ますます高まっていくと見られている。