冨安健洋が484日ぶり公式戦復帰!アヤックス移籍後初出場で存在感、W杯へ守備の要が再始動
ニュース要約: 日本代表DF冨安健洋が、エクセルシオール戦で484日ぶりの公式戦復帰を果たしました。アーセナル退団後の困難な時期を乗り越え、アヤックスでの新天地デビューを飾った冨安。2026年W杯を控える日本代表にとっても、守備の要の復活は大きな朗報です。板倉滉や上田綺世ら日本人選手が躍動するオランダリーグで、冨安の新たな挑戦が始まります。
冨安健洋、484日ぶりの復帰 エクセルシオール戦で存在感示す
アヤックスとの再会が実現、オランダリーグで新たな挑戦へ
2026年2月1日、オランダ・エールディヴィジ第21節のエクセルシオール対アヤックス戦は2-2の引き分けに終わったが、この試合は日本代表DFの冨安健洋にとって特別な一戦となった。アヤックスに加入後初出場を果たした冨安は、後半81分から左サイドバックとして途中出場し、アーセナル時代の2024年10月5日以来、実に484日ぶりの公式戦復帰を遂げた。
長期離脱を強いられていた冨安の復帰は、2026年北中米ワールドカップを控える日本代表にとっても大きな朗報だ。2025年2月に受けた右膝の手術からリハビリを続け、同年7月にアーセナルと双方合意のもと契約解除。無所属での困難な期間を経て、昨年12月16日にオランダの名門アヤックスと2026年6月30日までの短期契約を結んだ。背番号32を背負っての再スタートだった。
エクセルシオール戦の激闘
アウェーでのエクセルシオール戦は、アヤックスにとって厳しい展開となった。過去の対戦成績では圧倒的な優位(直近25試合で18勝5分2敗)を誇るアヤックスだが、この日は相手の粘り強い守備に苦しめられた。
2025年11月23日の第13節では、ホームのヨハン・クライフ・アレナでエクセルシオールに1-2の衝撃の敗戦を喫していた。この試合では、エクセルシオールのMFノア・ナウヨクスが前半37分と後半47分に2ゴールを決め、アヤックスはFWカスパー・ドルベリの後半59分のゴールで1点を返すも及ばなかった。チームメイトの板倉滉はベンチスタートで出場機会がなく、アヤックスは上位争いで痛い黒星となった。
今回の第21節では、負傷中の板倉がメンバー外となる中、冨安が復帰を果たした。前節に初めてベンチ入りを果たしていた冨安にとって、待望のピッチ復帰の瞬間だった。
アヤックスの期待と冨安の役割
アヤックスのマライン・ビューカーフットボール・ディレクターは、冨安の獲得について「試合での鋭さを取り戻すにはまだ時間がかかると思うが、すぐにコンディションを戻すと確信している」とコメント。さらに「比較的若いながらも才能豊かなチームに短期間でよりバランスをもたらす選手となると期待している」と述べ、経験豊富な冨安がチームにもたらす安定感に期待を寄せている。
現在、エールディヴィジ2025-26シーズンは第20節を終えた時点でPSVアイントホーフェンが首位(53勝ち点)、フェイエノールトが2位(39勝ち点)と激しい優勝争いが繰り広げられている。アヤックスは第4位につけ、NECナイメヘンとともに上位を追う立場だ。
日本人選手が8名在籍する今季のエールディヴィジでは、特にフェイエノールトの上田綺世が18ゴールで得点王争いトップを独走。日本人選手の総得点がリーグ全体の7.8%を占める史上2位の高い割合を記録するなど、日本人選手の活躍が際立っている。アヤックスでは冨安と板倉の日本代表コンビが守備陣を支えることが期待されている。
日本代表への影響と今後の展望
冨安の復帰は、森保一監督率いる日本代表にとって重要な意味を持つ。ワールドカップ最終予選を控え、経験豊富な守備の要の復活はチームに大きな安心感をもたらす。ただし、UEFAの登録期限の関係で、冨安はアヤックスのチャンピオンズリーグには出場できないという制約がある。
今季のエールディヴィジでは、上田綺世がオランダメディアから「スパイクにガムがついたようなコントロール」と称賛される一方、「エールディヴィジは弱いリーグ。トップレベルで発揮できるか疑問」という厳しい声もある。冨安にとって、この短期契約は単なる復帰の場ではなく、ワールドカップに向けたコンディション調整と、オランダ3強の一角で再び頂点を目指す重要なステップとなる。
長い離脱期間を乗り越え、ようやくピッチに戻った冨安。その復帰は日本サッカー界に希望の光をもたらした。オランダの地で新たな挑戦を始めた日本代表の守護神が、どこまでチームに貢献し、代表復帰への道を切り開くのか。今後の活躍に注目が集まる。
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